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2016/04/30(土)
2259 空中戦
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空中戦と書いたが、むしろ空中線かな…… 玄関前の洋芝は、かつてカラスに荒らされ放題だった。芝の根っこにはカラスの好物のコガネムシの幼虫がいて、それをついばもうと、芝をひっくり返すのだ。
それを撃退するにはどうする。長年、我が家の南側の庭での経験が役立った。 空中に魚釣り用のナイロンテグスを張るのだ。
カラスにとって、見えるか見えないかのテグスはかなりの脅威。触れて羽を傷めたら命取り。一羽の経験が群全体に共有されて、群の侵入がピタリと止んだ。
まあ、その成功体験を玄関先に持ち込んだのだが、道路に面しているので北側の空域は開放されている。効果は限定的と思うが、ピタリと侵入が止んだのは、南側の恐怖体験が語り継がれてのことか……
ゴルフでは谷越えのショットが難しいのは、エアートラップのせいだ、といわれる。 ピンフラッグが東風になびいていても、谷を走る風がそうだとは限らない。失敗するのはその風を読み切れないから。見えない罠、エアートラップと呼ばれる。 カラスにとってはエアートラップ。仮に引っかかったら焼き鳥にでもしようか……
さてこのテグス。冬期間は着雪するに任せている。重みに耐えかねて切れて雪の下で春を迎える。で、テグスの張り直しが春の恒例のお仕事になる。 並行に張るだけでなく、できるだけ密にしようと井桁に張ったりして……
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