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2016/05/29(日)
2288 緊張感
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銃架に6丁のショットガン。自動銃もあれば私の上下2連の中折れ銃もある。 昨日、男鹿クレー射撃場で3年置きの銃刀法に基づく技能講習を受けた。
講習終了の基準は、25発の射撃中、1発でもクレーに命中させること。 それができないと講習未了となり、銃所持の更新が出来なくなる。
定員は6人。70過ぎの方も。私以外はいわゆるハンターとお見受けした。 ほとんどが猟友会のオレンジ色の揃いのシューティングベストを身に着けている。 鴨撃ちらしく、猟期でもないこの時期、「当たるべが」と不安を口に……
その前に試験官の前で銃の点検、解体、結合などの実技テストを受けたので、緊張は極まっていたし、還暦過ぎのテストの類は結構ストレス。 最悪の場合、銃を返上しなけりゃならないわけで……
まあ、射台に立ちゃ私ですら10数年のベテラン。 他の方も腕に覚えありで軽々とクレーを撃ち落としていったわけですが……
中でお一人が、全く当たらない。他の5人が固唾を呑んで見守っていた。 残すところ2、3発目で、クレーをやっと撃破すると皆さん「おーっ!!」。
銃を握っているので拍手はできない。自由な口でおめでとうの気持ちを表したのでした。非常に無骨で地味だったが、仲間意識が素直に現れた一瞬でした。
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