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2016/09/16(金)
2397 塩焼き
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8月29日付けのアユは「阿仁のアユ」と書いた。形が揃い、小ぶりだった。その前に頂いたアユは同じく「阿仁のアユ」と言われた。形が不ぞろいで、大きなアユと小ぶりなアユとが交じっていた。
今朝と届いたアユ。これは「阿仁のアユ」ということだった。大きなアユと小ぶりのアユが混在している。最近頂いたアユで、9月29日のアユだけが異質。
8月29日のアユは実は藤琴川のアユだったとの連絡があったそうだ。いつも届けてくれるのが山ガール。アユ釣りに最近は同行することもなく、旦那さんがアユ釣りに行くときは「阿仁さ行って来る」と言って出かけるのだそうだ。
そんなもんだから、山ガールはてっきり阿仁のアユと思うのだそうだ。で、8月29日のアユの出自を尋ねると「藤里町の藤琴川」と答えたそうだ。
阿仁のアユといえば森吉山系の清流。藤琴川は世界自然遺産の白神山が源流。明らかに系統の違う清流の生育環境が良形で小ぶりのアユを育むのか。
大ぶり、小ぶりと交ざるよりは、小ぶりのアユがそろっているのが好ましいと思う。 阿仁よりも生育環境の厳しさが魚体に現れているのだろうか。小さな魚体に健気さを感じてしまう。そして、飽食で大ぶりに育ったよりは味が濃いのでは、と。
そんなこんなを考えつつ…… 満月を愛でながら塩焼きのアユで一杯。
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