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2016/09/24(土)
2405 街路樹
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「街路樹」の定義はない、とFMから流れてきた。男女のMCの掛け合いが面白い番組。テーマはメジャーではなく、極めてマイナーで、スキマ感たっぷり。
女性の天然の馬鹿っぷりが売りでもある。女性は天文学ファン。先日のゲストで、多数の著作を物している宇宙物理の学者さんの話に、しっかり対応できていたし、頭の回転の良さは只者でない。今回のゲストは街路樹の学者さん。
今朝も街路樹の話に鋭い突っ込みと馬鹿っぽい提案が“キモ可愛い”。 イチョウ並木に敵意があるらしく「一度に散るって迷惑でしょ。くさいし」とか。
最近のトレンドは花が綺麗な外来種のハナミズキなどに変っているそうだ。 だからイチョウは「もっと見てよ!!と怒って匂いや葉っぱを巻き散らかして1年に1回の仕返しをするんだ」と。そんなんだったら光る人工の木はどうよ、とか。
街路樹は虫がつかず乾燥に強い木が選ばれ、樹形、樹勢などが考慮される。 サクラは公園では100年超も生きるが、街路樹では30年ほどで朽ちるとか。
過酷な環境なのだ。竿燈大通りの歩道はイチョウ並木。分離帯はケヤキ。 過去、イチョウ、プラタナス、ケヤキは当たり前に選ばれていたが、今は他の樹種に主役を奪われたとか。葉は散るし、鬱陶しいし…… 小ぶりでいいじゃん、と。
無機質な光景には必要なことは確かだが…… 街路樹も世につれ……
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