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2017/01/22(日)
2525 先細り
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合計特殊出生率が2以上でなければ、人口が先細りする…… これが非常に当たり前のことに、最近気付いた。全くアホな話です。 男女一対から、二人生まれれば現状維持、それ以上を目指すとすれば3人生まなきゃならないのは実に4歳児でも分かろうというもの……
きのう母方の先祖累代の墓の墓じまいをしました。私の祖母の代で、その家の姓を名乗る家が途絶え、その墓を守るべき世代が孫7人の従兄弟になってしまったからです。ひ孫の代にまで負担を負わせるわけにいかない……
核家族化が進み、家意識がどんどん薄まっていけば、ご先祖様ってなぁ〜に、というか、私ら世代でも、やっとこの年になって抹香臭いお話に馴染んでくるぐらい。現役バリバリ世代では「何ソレ!! 」ぐらいのもん。金もかかるし。
昨年、お寺さんからの打診で墓じまいを選択した。幾多のお墓は、縁者からの返事もなく、あっても縁を切ることを望まれた、という。先細り感はかなり深刻。
銭金をかけて仏事をやったのは私らのほか一家族だったようです。永代供養を含め“ん”十万円。お寺さんにとっては母方の実家との最後のビジネスで全般的には先細りのビジネスでもある。“善良”な檀徒としてはいたしかゆし……
4歳児が飛び入り参加。なんでも吸収する天才のような年齢らしく、一言ひとことが輝いて…… 先細りの中、宝石のよう。ご先祖様のいい供養になったかと。
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