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2017/12/22(金)
2857 柱時計
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柱時計ではなくて壁掛け時計ですね。落下させて補修中です。
昔はどこの家にもあった柱時計は振り子式。動力源はゼンマイで、振り子が一定の周期で振れる性質を利用して、コツコツと大きな音で時を刻んでいた。
大きくいえば掛時計なのだが、図体が大きい上、特に振り子が重い。鉤を使って掛けるにしても重量に耐え得るのは柱しかない。だから柱時計なわけで……
落とすと大変。ガラスは割れ、歯車の軸は狂い、針はぶっ飛び、ほぼご臨終。
壊れ物注意の最たる物。父親が恭しくというか、踏み台に乗って注意深く下ろす姿が、そう見えただけだが、ゼンマイを巻く係も兄弟に序列があったかと。 で一番下の私にまで順番が下る前に電池式にかわっていたようです。
さてこの壁掛け時計。落下には無敵。2011年の3月11日には落下しなかったものの電池交換の際に何度か落下させている。その度に砕けて破片が……
一番外側のシルバーのカバーさえつじつまを合わそうとピースを丹念に拾うが、他はテキトーで欠けたピースがあってもあえて無視。空洞があってもお構いなし……
この壁掛け時計の心臓部は小さな小箱。大きな文字盤などに守られて心憎いほど強い。いずれ寿命は尽きようが…… それまで付き合ってみよう。
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