|
2017/05/22(月)
2645 一辺倒
|
|
|
「お早うございます」 アプローチ練習していると、聞き慣れない丁寧さで誰かが。 背を向けていた私には縁のない方が、私以外の誰かに声を掛けたのだろうと。
しゃくり上げてはダメ、掬い上げてはダメ、球を下降弧で打つ、頭を上げちゃダメ。グリーン周りのアプローチは非常に繊細。ちょっとしたミスが大怪我になる。
振り返ると大学ゴルフ部卒のゴルフ場役員。元の会社の卒業生で腕自慢だ。「後ろから見ていたけど、球をつぶして打つアプローチでしたね」と感心した様子。
自分なりに考えて、下降弧で打つとは、所謂“つぶして打つ”と同義だな、と。
ゴルフを始めたころ、大先輩に「俺がだは球をつぶして打つけど、おめがたは払い打ち。百年早い!! 」と言い放たれたことがあった。 それ以来の“つぶして打つ”。褒められたような、こそばゆいような……
彼は「“つぶして打つ”アプローチは怖い。球の置かれた状況、芝の種類、ランを主体にするのか、止めるのか、その都度打ち方を考えなきゃいけない」。 何が何でも“つぶして打つ”一辺倒ではダメ、と言外で言っているようでした。
グリップの一定の強度、球を“つぶして打つ”など、すべて基本に立ち返ること。
立ち返ることは良いにして、初心者の頃のスコアに立ち返ってどうすんだ!?
|
 |
|
|