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2017/09/06(水)
2751 旧校舎
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左のブラウン系が30年ほど前に建て替えられたいわゆる新校舎。 左の白が校舎群の中で二棟残ったうちの一つの旧校舎。
中に入ってスケール感、ロッカー、古びた机と椅子に非常に懐かしさを覚えた。
案内は現校長(54年卒)がしてくれたのだが、アシスタントの同窓会事務局長(46年卒)が「これは30年前の新校舎からの机と椅子です」「私らの時代は机・椅子が一体化したものだったでしょう」
確かにそうだ。今になって思えば掃除するにもコンパクトにならなくて非常に苦労したし、通路の確保もままならなくて駆け回るにも、アチコチぶつかって難儀した。
中学のすし詰の木造ボロ校舎とガタピシ木机と椅子からの脱却だったので「さすが県下一の進学校。ニューウエーブだな」と入学時には非常に感動したが…… 次はなかったのだ。より良い普遍的な机と椅子へと回帰したのだ。
旧校舎からベランダが消えたのも変化。「雪を知らない人が設計したのでしょう」。2、3階には内廊下がなく、真冬の柔道実技の移動では震え上がった。
多分、今の学校の建築思想などでは考えられないほどの乱暴な設計だったのだ。今は反対側に内廊下が造られていた。トイレの位置は変わってない。 「このパイプ室に吸殻を捨てたもんだ」。悪(ワル)もいたのだ。
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