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2018/08/31(金) 3113 総決算
8月31日(金)。7時50分24.9℃。最高27℃。降水確率50/60%。秋田市で大雨警報。北陸・東北に発達した雨雲がかかり断続的に大雨が……

今日で8月もお終い。金足農業旋風あり、熱波あり、大雨あり、異常な夏でした。大雨も最後の足掻き!? 何事もなく9月を迎えられればよろしいかと。

FMで「気温が落ち着いてきて初めて蚊に刺された」との声が紹介された。キャスターは異常気温を念頭に「この夏の総決算として刺されたのですかね」などと。

「この夏、蚊が少なくね!! 」が全国的な話題らしい。某製薬会社は「25〜30℃が一番活発。これを超えると動きが鈍くなる」と発信したようです。

秋田も例に漏れずということ。毎年、蚊取り線香の30巻(=缶)を複数使い切る。しかし、今年は準備した缶の封を開けることもなく、昨年の残りをほんの数巻使っただけ。寝室に持ち込んだのは2回だけだったと思う。

但し「暑いときは日陰で身を潜めている」。この夏、夕方の散水する手が必ずと言っていいほど蚊に刺された。気温が下がり始め、活力を回復した矢先に私が登場したから当然。間抜けな餌食となって死に絶えないことを証明したようだ。

寝室に蚊取り線香を焚いたのは、家に入るときに招き入れた蚊のセイだったか。
総決算といえば金農に県民栄誉賞が贈られる。今朝の地方紙1面にあった。

2018/08/30(木) 3112 二つ名
8月30日(木)。7時50分24.5℃。最高26℃。降水確率は90/40。
時折激しい雨。秋田市に大雨洪水警報。あさってにかけて雨に警戒が必要。

前線が活発化し南下する。前線の二つ名が秋雨前線。この用法はOK?

二つ名の典型が戦国武将。“独眼流”伊達政宗、“甲斐の虎”武田信玄、“越後の龍”上杉謙信など。それだけに止まらず、本名や正式名称ではないが、対象を一意に指す呼び名として一般に用いられる呼び名のこと。

梅雨前線、秋雨前線。固有名詞であれば二つ名はお呼びでないが…… 
秋雨前線と聞けば「もう秋なんだな」などの感慨を呼び起こすには十分。

秋なのに金足農業旋風が止まない。今朝も地方紙には「金農に農水相感謝状へ」との記事。「農業高校として戦後初の準優勝に耀いた金農の活躍は、農業高校や農業全体への関心を高めてくれた」と。全国の農業関係者から祝福や激励が届けられた同校は「大変名誉なこと」と喜んでいる。

“平成の最後百姓一揆”とネットで話題をさらったようでもある。
農業の持つ底堅いイメージが顕在化したものと肯定的に捉えたい。
ちなみに私の持論は「農業は未来産業」である。

いずれ吉田輝星投手が二つ名で呼ばれることにワクワクしています。

2018/08/29(水) 3111 応援席
8月29日(水)。7時50分22.7℃。最高は26℃。降水確率30/40。
金農旋風は止まない。同期数人と飲んだ。話題は…… 高校1年では2年上の先輩が甲子園ベスト4。私は実際、応援席で本塁打の弾道を追ったし。

それも53年前。でも応援席の光景は余り変らないように見え、当時の感動と重ね合わせて、手に汗握り、目頭が熱くなる思いを何度もした。皆同じ思い。

ベスト4全てが公立だった。準決勝の相手・三池高校の監督が原辰則前巨人監督の父親。いわゆる“名将”の下に有力選手が集まる良き時代であったか。

今朝、配られた「金足農業の甲子園準優勝特集」。決勝時と同じようにブランケット判2枚分。表彰式で吉田輝星投手と桐蔭選手が目を合わせる姿。集合写真だが、お互いが称え合う純真な心をピンポイントで捉えたベストショット。
金農に共感を覚えた全ての方々への金足農業からの領収書であるな、と。

知事は表彰するけど「内容は直接選手らに伝える」ということで手の内を明かさず引っ張るし…… 農業関係者からは「金」や「農」のブランド化への模索も。

悩ましいのは商業主義を排する高野連の規則。あまりに神経質になると主催新聞社にもブーメランになる恐れはないか、そして地元紙が記念誌や記念特集を出して広告の協賛を得ることは…… 純粋な球児の思いとは別の、103年ぶりの熱狂でもある。   でもあくまで応援席は応援席なのだよ。

2018/08/28(火) 3110 下馬評
8月28日(火)。7時50分22.5℃。最高は30℃。朝は平年並み。日中は平年より低め。何より“平年”という言葉が貴重なのは今年の夏が熱過ぎた。

熱さの象徴だった金農旋風。さらに余韻の熱風を吹き込んできた。所属していた新聞社が報道写真集「金足農 感動の奇跡」を出版。手元に届いた。

今朝、初版1万2千部は完売・増刷、という社会面記事で知り、一面には高校の大先輩で佐々木毅・元東大総長の政治学者ならではの分析が載った。

台湾では、日本統治下の1931年、当時の全国中等学校優勝大会で下馬評を覆し準優勝した嘉義農林学校(通称嘉農=かのう)の活躍にも重ねられた。映画化されていて「KANO」、「KANANO」の近似性にも因縁を感じた。

中国のネット上では漫画より面白いなどと感動が広がり、香港紙は、日本人が雑草のような生命力を持つとして“雑草軍団”と伝えている、と報道した。米紙は2ランスクイズを「ありえない」と賞賛し、身内の底上げを求めた。

弱者が強者に挑む、それだけなら一服の清涼剤で止まったが、試合展開が余りにも奇跡的でドラマチック。本来野球に興味のない人のさらなる共感も呼んだ。

高校野球の原点は「地域密着型であるべきだ」という高校野球に対する思いが広く共感を呼んだ、という分析のとおりだと思います。

2018/08/27(月) 2109 客観化
8月27日(月)。7時50分23℃。最高気温27℃。降水確率20/20。

ゴルフの悩みが尽きない。昔読んだゴルフ本を繰り返し繰り返し読んでいる。
そんな中で昔理解できなかったことが、そういうことかと納得することがしばしば。

頭の中身だけは、ノロノロであっても進化しているのだな、とホッとしたりして……
ただ体力的なところでは、もはや進歩は望めないし、いかに後退を抑えるか……

「90を切る! 倉本昌弘のゴルフ上達問答集」に「自己の客観化」という言葉があった。自分のスイングをビデオが写せない足元からでも見たい―という願望があるほど客観化したい。そうすると常に冷静に、極力ミスを防げるというのだ。

かつて専用のカメラでスイングチェックをしたし、遠征先のゴルフ場では分解写真の記念撮影にも応じたものだった。ほぼ20年前。残る写真には体力がみなぎり柔軟性もあって飛距離も想像できるフォームが。今は見る影が無いのだ。

筆者が言う「自己の客観化」は正論であるのは間違いがないが、それが今の自分に突きつけるものは…… それを考えるだに恐ろしい、ということでもある。

共感した横浜の同期生がメール。体力面は諦め、道具に頼る方向に切替えたそうだ。きっかけは最近の計測でのヘッドスピードの低下。これは「自己の客観化」に他ならない。それがはじめの一歩、なのだが、いまだに精神論!?

2018/08/26(日) 2108 昼花火
8月26日(日)。11時22℃。最高27度の見込み。降水確率90%。

台風の影響が懸念されたが、“大曲の花火”が無事行われ、観客を魅了した。

ここでも金農旋風が吹き止まず、午後6時10分には準優勝記念の200発のチームカラーの紫で統一された昼花火が打ち上げられた。音と光のページェントにふさわしく甲子園の大会歌「栄冠は君に耀く」が大音量で健闘を称えた。

数年前に桟敷席で鑑賞した。3尺玉打ち上げ時の腹に響く轟音と、切り裂くような衝撃波がもたらす空気感が何ともいえなかった。そして大音量の音楽……
ご他聞にもれず、最後のプログラムを見ないでの帰途だったが、振り返り振り返り、遠くになっていく花火が何となく物悲しく見えた。

県人にとって、竿燈祭り、甲子園(=今年のように長い年もあれば、一回戦負けで短い年もある)、お盆(=土用波)、この“大曲の花火”が、夏の気配を消す四大エポック。今年は甲子園と大曲の花火が合体、印象的なフィナーレに。

雨の日曜日。自分自身の熱さの耐性、それに僅かに残る洋芝の熱さの耐性への気遣いで、芝刈りを自粛してきた。今日こそと意気込んだら無情の雨……

お陰でアジア大会の女子マラソンを見ることが出来た。昨日の男子・井上大仁選手の32年ぶりの金に続く、今朝の野上恵子選手の銀。本当におめでとう。

2018/08/25(土) 3107 興行主
8月25日(土)。11時現在29℃。最高も29℃。降水確率10%。

昨日午後6時23分。県庁わきの交差点で止まっている。
午後3時に秋田沖で20号台風は温帯低気圧に変わった。日本海上空の眺めなので、この禍々しさは台風20号の置き忘れか。普通の夕空とは違うなと。

被害に遭われた方々には申し訳ないが、風が強く吹き荒れることもなく、雨も傘を差してお使いに出たぐらいで、それ程でも。むしろ金足農業旋風がいまだに。

寄付金は2億円の大台を突破した。それと地方紙に出ていたが、地元商店街などのお祝いムードに高野連が水を指す動きに戸惑いの声が聞こえる、と。

日本学生野球憲章の「商業利用」を禁止した規定に違反するとして、「金足農業」を冠にした記念セールなどに高野連が駄目出しをしたとある。

高野連は元々興行主の団体が連盟の衣を着ただけかと。教育の視点から「商業主義はまかりならん」は、利権を一手に握るための理屈なかと勘ぐってしまう。

地元商店街が純粋にお祝いしようという当たり前の反応に、商業主義をかぎつけるのはとても素晴らしい才能だと思う。そして100回目で益々権威主義が。

こちとらも103年ぶり。フツー「金農」とポップに書かなきゃ意味ないでしょ!!

2018/08/24(金) 3106 北上中
8月24日(金)。7時50分28.9℃。最高は昨日比6.6℃低い31℃。
昨日は台風20号の接近がもたらす温かい空気のお陰でフェーン現象。
各地で今年県内最高やら、観測史上最高やら…… 

金農旋風の熱気が冷めやらない県内にさらに燃料投下!? でした。
不足が心配された寄付金は1億9千万円で2億円の大台が目前です。
因みに秋田市は今年最高の37.6℃は史上3位タイとか。上には上がある。

昨夜は熱帯夜。久しぶりに寝室の上にあるロフトのエアコンを強風にして稼動。階段から下りてくる冷気のトリクルダウンで凌ぎました。これきりにしたいものです。

さて、台風20号は本州を横断、午前8時現在佐渡沖にあって北上中。
秋田沖を通過して青森や北海道に再上陸の懸念があるとか。

裏付けるようにNHKの朝ドラ「半分青い」の最中に暴風警報のテロップが出たし、出勤のため家を出るとポツポツと雨粒が……

隣のニセアカシアの巨木は南西の風に煽られて反対方向に葉っぱが集団移動している。その葉っぱは白っぽい裏側を見せて、いつもの風景でなく禍々しい。

家の前のニッコウヒバは先日剪定したばかり。抵抗が少なくなったせいか、強風でも落ち着いた佇まいだ。11時現在雨。風はそれ程でもないが……

2018/08/23(木) 3105 三角州
8月23日(木)。7時50分28℃。最高は36℃の見込み。処暑だと!?

山ガールの旦那さんから届いた鮎。秋田市近郊の雄物川の支流・岩見川産。

新屋割山に移り住んで21年目。この地は秋田港に注ぐ雄物川の本流と、昭和13年に開削された放水路とに囲まれた土地。言ってみれば人工的に造られた三角州みたいな地である。本流は秋田運河と名を変えた。

秋田運河に架かる新川橋の上から、雄物川からの流入水と旭川の合流点を毎日定点観測していたことになる。記憶に残る川上の中州は裸地だった。
ウミネコの群れで埋め尽くされると真っ白になった印象が強烈にある。

ここに来て、その中洲が別の姿に変わったことに気づかされた。裸地が、徐々に植生を整えていくプロセスにあり、ニセアカシア(多分)やアシなどが繁っている。

そして今年に限れば水位がいつも高く、中洲の全貌は沈んでいる。たまに見せる姿の裸地は、中州の周囲の水際に限られ、海鳥のユートピアではなくなった。

河口近くでの中洲の変遷…… そして水位が高く推移した今年、上流での鮎の生育はどうだったのか。鮎の餌となるコケの生長に影響がなかったのか……

猛烈な暑さもあった。涼やかに見える鮎釣りも30℃超えは辛かったろうな。

2018/08/22(水) 3104 最大級
8月22日(水)。7時50分28.5℃。最高32℃。秋田の夏は終わった。
金足農業2−13大阪桐蔭。大優勝旗の夢はまたしても持ち越された。

「経済力や人口などの地域性が力に反映」という野球史研究家の総括が紙面にあった。まさにその通り。チームの総合力は現代社会の写し鏡でもある。
いわゆる私立の強豪高に有力な選手が集中する流れは止むことはないだろう。

決勝戦は、それに抗う最高の見せ場だった。チーム一丸とはいえ単騎で騎馬軍団に挑むという構図。決勝に至るまでソロホームランで勝ち越し、3回戦の逆転スリーラン、準々決勝でのサヨナラ2ランスクイズ。数々のミラクルを引き起こした。

球場の多くの観客が金農の1投1打にどよめいたのは、常に全力疾走のひたむきさに高校野球の原点を見たからではなかったか。そして刀折れ矢は尽きた。

雑草軍団という名称も、スター軍団とは違うアイデンティティーを鮮明にするという意味で、全国に鮮烈な印象を与えたことだろう。胸を張って帰って来てほしい。

これは私がいた地元紙。準優勝の盾を先頭に誇らかに行進するナインの姿と、
吉田輝星投手の熱投を裏表の写真グラフとして、本紙を包みこんでいた。
最大級の賞賛で金農ナインをラッピングしたということ。

それは県民、あるいは全国に呼び起こした金農旋風の証でもあるかと。

8月絵日記の続き


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