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2018/08/23(木)
3105 三角州
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8月23日(木)。7時50分28℃。最高は36℃の見込み。処暑だと!?
山ガールの旦那さんから届いた鮎。秋田市近郊の雄物川の支流・岩見川産。
新屋割山に移り住んで21年目。この地は秋田港に注ぐ雄物川の本流と、昭和13年に開削された放水路とに囲まれた土地。言ってみれば人工的に造られた三角州みたいな地である。本流は秋田運河と名を変えた。
秋田運河に架かる新川橋の上から、雄物川からの流入水と旭川の合流点を毎日定点観測していたことになる。記憶に残る川上の中州は裸地だった。 ウミネコの群れで埋め尽くされると真っ白になった印象が強烈にある。
ここに来て、その中洲が別の姿に変わったことに気づかされた。裸地が、徐々に植生を整えていくプロセスにあり、ニセアカシア(多分)やアシなどが繁っている。
そして今年に限れば水位がいつも高く、中洲の全貌は沈んでいる。たまに見せる姿の裸地は、中州の周囲の水際に限られ、海鳥のユートピアではなくなった。
河口近くでの中洲の変遷…… そして水位が高く推移した今年、上流での鮎の生育はどうだったのか。鮎の餌となるコケの生長に影響がなかったのか……
猛烈な暑さもあった。涼やかに見える鮎釣りも30℃超えは辛かったろうな。
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