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2019/04/02(火)
3327 万葉集
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4月2日(火)。7時50分0.6℃。みぞれ。1時間雨量0mm。風1m/s。 降水確率60/50。雪、みぞれが断続的に。1カ月前の気温とか……
小渕官房長官が示した「平成」を見た瞬間もそうだったし、菅官房長官が「令和」を掲げたときもそうだった。見慣れて、耳馴染みのあった昭和、平成への愛惜の情というか、それに変るものへの身構えというか……
すぐ受け入れよう、という性向よりもちょっと待てよと、少し吟味しようか、と。 一口で言えば初めての物に出くわしたときの単なる違和感に過ぎなかったか。
「令」が持つちょっと冷徹なイメージ。これはにんずいがついたり雨かんむりがついた漢字の持つ連想でもあるし、そもそも命令の令だ。 「令」を見た数秒後には違う意味を求めて国語辞典を手にしていた。
用例はご令嬢、ご令室、ご令息、巧言令色…… 高校のマドンナの名前も。 万葉集が出典だというのも、中国の古典という軛から解放された素晴らしさも。
「令和」が国民に周知されての初の朝を迎えた。 そしてもはや「令和」にはなんらの違和感もないことの気がついた。 「心を寄せ合う中で文化が生まれ育つ…… 」 素晴らしい元号だと思う。
今日は私の古希の誕生日。気持ち新たに令和の時代を楽しく生きたいと思う。
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