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2021/10/10(日)
4249 昭和の
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令和3年10月10日(日)。6時50分19.4℃。降水量0.0mm/h。 風向・東南東。風速4.6m/s。晴れ。日照時間0分。積雪深…。
慌ただしく葬儀は終了。近時の傾向としてフル規格の葬儀から徐々に小さくなっていたのに、コロナ禍でもありその上を行く極小化……
まして母は数え百歳。同い年の方は既に他界していたり、動けなかったり。そのご家族もいようが、親戚付き合い、ご近所付き合いは昔と違って濃密ではない。必然的にミニミニ家族葬に……
弔問、弔電も日時指定で、葬儀の慌ただしさを避けるように……
女房の女子高時の同級生からの弔電。「いつ出かけても ヒンヤリとした 土間のかまどの前 エプロン姿で 迎えてくれた笑顔を 思い出しております 心より御冥福をお祈りします」
女房の即興の「お別れの言葉」によると、鉱山勤めの二男に嫁いだはずが、長男の戦死で、住み込みの若勢が数人いる商家の“おかみ”となり、舅姑に仕えることに。65歳まで嫁をやっていたとか……
まさに同級生はその風景を切り取ってくれたようです。ただならぬ苦労、それを耐え忍び、笑顔を絶やさなかった…… 「みんな楽しかった」と昭和の母さんの遺影は微笑んでました。
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