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2022/02/11(金)
4373 見納め
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令和4年2月11日(木)。10時30分2.2℃。降水量0.0mm/h。 風向・南。風速0.8m/s。晴れ。日照時間60分。積雪深41cm。
快晴です。昨日、久しぶりに友人がやって来て「春めいてきたな」と。確かに会社前は道路の両側にロータリー除雪車で直角に切り取った雪塊は残るが、アスファルトからは雪が消え、乾いて春めいている。
「日も長くなって来たよな」。確かに。「この時期の雪質が一番好きだ」
山の気温は氷点下だろう。こんな快晴のゲレンデほど素敵なものはない。新雪に残された動物の足跡をたどる親子連れの一団が、リフトから遥か下のゲレンデ脇の林に居たりして…… スキーヤーもフィールドワークの皆さんも一様に陽の恵みを受けている……
視線を上げると乳頭山の頂に向かう斜面が陽を受けて輝いている。
そんな中に樅ノ木があったかどうか…… 隣家が解体され、家の全体が見えるようになって初めての冬。除排雪で作られた人工の小山が前景に在ったりして…… 雪に輝く光景は見納めなんだろうな、と。
悲しいけれど大きくなり過ぎた樅ノ木は、家が建つ前に倒すべきか。逃げたケダモノは友人はタヌキと断定してくれた。逃げた先はこっち。 のろまなタヌキはフィールドワークではきっと人気者になれたのに……
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