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2024/03/31(日) 5152 致命傷
令和6年3月31日(日)。6時40分8.0℃。降水量0.0mm/h。
風向・西北西。風速1.8m/s。晴。日照時間0分。積雪深0cm。

先日、友人に見せたゴルフボールケース2つ。その時点でせっかくできたケースなのに、縫い目を解くには忍びない、糸を解く際に革を傷つけ再び縫い上げることができなくなる致命傷を与えたくないし……

それより、こんなに見栄えが悪く出来た理由を調べ上げたい……

そんな思いも縫い目を解く決断に至る理由としてあった。でも解いて「そうなんだろうな」と想像した欠陥が如実に見て取れた。2枚の革のどちらの縁も不規則に波打っていた。それは革漉きが均一でない証。

そして縫目が谷のV字から覗けていたところは革が分厚過ぎた……

革包丁を使い、均一に、そして漉かない部分はきっちりペンで形を描き、仕上がりが左右均等になるように、などと。更に表革まで漉かないように、力加減を制御して……

気付いたのは革の構造上、表面に近い革の裏っ側部分は非常に組織が堅固で、めったなことで革包丁で切っちゃうことはない、と言う点。言い換えれば柔らかい部分から硬い部分に刃先が切り込んでいかないのだ。結構力を入れて漉いても大丈夫なコトを知ったのは大収穫。

2024/03/30(土) 5151 売る程
令和6年3月30日(土)。10時10分11.6℃。降水量0.0mm/h。
風向・西南西。風速9.4m/s。曇り。日照時間30分。積雪深0cm。

先週の土曜のランチ。カニ入りのリゾットです。「カニ缶を1缶分入れたのに、カニの味、香りがしない」と不満気でしたが、カニ缶といっても平べったい極小のモノ(=多分)。だからといってカニカマで代用はない。

今回は器に注目。これは女房が土、釉薬選びをした手作り。

洋風の料理でも、色目の濃い手作り陶器に盛り付けられると、料理の色とのコントラストも良く見栄えは最高。お味も一層美味しくなる。

そんな作品が、売る程眠っている。公民館活動での作陶は既に30年以上。当初の作品は初心者にありがちな形にこだわった稚拙さがあったが、最近は形もオーソドックスで仕上がりに雰囲気が出て来た。

この皿は日常使いではなく、盛り付けする料理によって自室の置き場から持ち出してくるようだ。そこには今までの作品が売る程……

市の施設を使って作陶しているので、売却などはご法度。税金で商売をされちゃかなわん、という縛りがある。知人、友人に贈っているようですが、捌けません。いまや皿の選択肢も多く、料理との相性がピッタリだと一気にグレードが上がります。

2024/03/29(金) 5150 売り物
令和6年3月29日(金)。10時40分11.6℃。降水量8.0mm/h。
風向・東南東。風速7.8m/s。雨。日照時間0分。積雪深0cm。

「どこがどう違うの!?」。2つを見比べて首をひねった。昨日、高校同期で新聞社でも一緒だった友人にこのボールケースを見せた。

私が手の込んだ小物を作っているのにも驚いて「これ何でできてるの!?」。「革を裁断して手縫いで縫い合わせているんだ。ファスナーも長さを調整して縫い付けている」。しげしげと回しながら見ていた。

当初の質問に戻ると「縫い合わせて谷の様に見える所がギザギザしている。縫目が覗けている部分もある」。「言われればそうだなぁ〜〜」と微妙な反応。突然「売り物になるんじゃない!!」。力強い言葉もいただきました。

“何個か売ったんだよ”と言うのを飲み込みましたが……

気に入らないのは手前のヤツ、解くべきか解かざるべきか。

“売り物”にこだわるとしたらヤツは商品のラインナップに乗せられない。”作家”の良心としては絶対許容できないな、と。断腸の思いで縫目を解く決断をしました。下穴付近を更に薄く漉いて矛盾のないスムーズな”谷”を目指します。

2024/03/28(木) 5149 関心事
令和6年3月28日(水)。10時00分10.5℃。降水量0.0mm/h。
風向・南東。6.3m/s。晴。日照時間60分。積雪深0cm。

現在2桁気温。花鉢の水遣りに出ると日差しは優しいが寒い。風が吹けば身震いする。外仕事の人は大変です。完全な冬装備。身を縮めながらの作業。昼に何を食べるかが今現在の最大関心事!?

芯まで冷え切った体を温めるスープ系のラーメンやうどんにライス。

今ではトンデモ食事ですが、私も彼らと同じ頃は肉体労働もしていて当たり前。体力が維持できないという強迫観念もあったし…… 寒い所から暖かい店に暖簾をかき分けて…… そこまで思い描いていた。

我が家は一辺が市道。そのほかの2辺がブロック塀。残りの一辺が西側の新築の隣家との境。こちらは我が家がL字の擁壁を設置している。盛り土もあるが5cm程頭を出している。

さて新築の隣家。通路を隔てた隣家同士の境界の工事が始まって、部材等の運び込みが終わり、積み上げる工程が始まった。コンクリートの土台が完成。黄色の帽子をつけた鉄筋が腰高まで伸びている。

どれほどの高さまで積み上がるのか…… 常識的には鉄筋の高さまでだろうが…… 重厚な目隠しではなさそうだ(=願望ですが)。

2024/03/27(水) 5148 仕組み
令和6年3月27日(水)。10時30分7.9℃。降水量0.0mm/h。
風向・西。風速4.9m/s。晴。日照時間60分。積雪深0cm。

「今年はサクラ咲かないんじゃネ」。こんな会話をしたのが2月。時には5月中下旬並みのバカ陽気で、いわゆる“休眠打破”がうまくいってないんじゃないか、という心配から。

2011年4月27日の当欄でも「休眠打破」というタイトルで書いている。「暖冬だった数年前、休眠打破なる四文字熟語は幅を利かせたことがあった」と書いているから、随分前からサクラの開花に寒さが必須、とのメカニズムが暖冬が故に知れ渡ったというか……

秋田の1,2月は暖冬。サクラの開花は遅れるの!? 知らんけど。

そんなことをよそに、会社前のビオラの花鉢は久しぶりの快晴に輝いています。例年思うのですが、コイツの生命力には驚嘆するしかない。真冬でも花の威厳を保ちつつ、雪をかぶってもじっと耐えて春を待つ。

本当にしたたかです。花のサイズも大きくなり色も鮮やかに。

仕込んだチューリップの球根からは芽が出て、葉もスクスクと…… 
休眠打破など小難しい仕組みは別にして、大概が萌えだす春は絶大ですね。

2024/03/26(火) 5147 大号泣
令和6年3月26日(火)。10時00分5.4℃。降水量0.0mm/h。
風向・北。風速2.6m/s。曇り。日照時間0分。積雪深0cm。

昨夜、たまたま目にしたNHK「鶴瓶の家族に乾杯」。ゲストは石川佳純さん。福島県古殿町で6年前に行われた卓球教室で、ふいに出された豚汁に感激し、大号泣したのだとか。恩人を探し当て……

涙、涙の再開。世界選手権で頂点を逃した時でもあり優しさに……

様々な思いが去来しての号泣だったろうが、きっかけが温かな豚汁と言うのが、フツーで性格が本当に優しい良い子なんだなと。私の涙腺も緩みました。今度はお返しにサプライスで小中生相手にレッスン。

ラリーですぐ失敗する男子に「向かって来る玉を呼び込むように腕を引いて打つとタイミングがとれる」とか、スマッシュでは「肩に力を入れちゃ絶対ダメ。ゆるゆるで玉に当てる瞬間だけ力を入れるの」。

相手は小中生。呑み込みも早いし、すぐ効果が見て取れた。

ゴルフボールとピンポン玉。サイズは同じくらいだし…… 見ていた私は「これだ!!」と。止まっている玉なので呼び込めないが、それはイメージで。そしてスマッシュとスイングのコツは共通。ありがとうございました。中学生相手に3ポイントマッチで負けず嫌いが出たのも可愛かった。

2024/03/25(月) 5146 寒冷地
令和6年3月24日(月)。10時20分9.9℃。降水量0.0mm/h。
風向・北西。風速4.6m/s。晴。日照時間46分。積雪深0cm。

さあゲレンデのスタート地点。だらかなダウンスロープを大きな弧を描いて滑り降りよう!! ではなく昨日の秋田CCの日本海1番です。

同じ島内に住んでいるが、いつこんなに雪が降ったんだろう、といぶかしむぐらいの残雪でした。予想最高気温は11℃程なので、風前の灯火、と言ったところでしょう(実のところ最高気温は6.6℃止まり)。

同9番。遠目でフェアウエーにあったボールが近づくと忽然と消えた。

同伴者も確認していたのになぜ!! 実は雪のトリック。遠くからは雪の上にあったボールでも緑の松林を背景にくっきり丸く見えたが、近づくに従ってボールが雪の白さに同化して見えなくなったのだ。

で、ラウンドを続けるとフェアウエーや、目立つカート道路脇などにロストと思われる不思議なニューボールが数個…… 多分、バトルを繰り広げていた頃は雪があって、そこに埋もれて発見不能だったが、時間が経って雪が解け、丸々と顔を出したのだ。

春の珍事。私も残念な雪ロストがあった。春は名のみのこの寒さ。寒冷地ゴルフは辛い。暖かくてストレスフリーの南国ゴルフが懐かしい。

2024/03/24(日) 5145 煮込み
令和6年3月24日(日)。6時20分-0.1℃。降水量0.0mm/h。
風向・南東。風速2.4m/s。晴。日照時間20分。積雪深0cm。

昨日書きましたが、お隣りの外構工事。防寒具をがっちり着込んでいるとお見受けしたが、いかにも寒そうで肩をすぼめていた。これから一日中、寒さに晒されての外仕事。体の芯まで消えきるのだろうな、と。

私らも同様に、寒風吹きすさぶ中、4時間以上も外仕事!?

今月10日の秋田CCでの初ラウンド。午前中の一時、冬の太陽のありがたさを享受できたが、霰だったり、時には吹雪。体の芯まで冷え切った。お仕事と、ゴルフを一緒にしてはいけませんが……

そのラウンドのインターバルで、何としてもたべたかったのは冬季限定の鍋焼きうどんでした。でも限定メニューで鍋焼きうどんはなく、唐辛子で体を温めようと担々麺を泣く泣く頼んだのでした。

20日のランチは“煮込みカレーうどん”。もしかして鍋焼きうどんを食いそびれたことが頭の片隅にあったか。どうしても食べたくなった、と女房。寒い日には鍋焼き、それ以上にピリっと辛い煮込みカレーうどん。

体の芯まで冷えた職人さん達…… 体力勝負だからうどんじゃ腹の足しにならない!? いずれ体の芯まで冷え切った時には最適です。

2024/03/23(土) 5144 常緑樹
令和6年3月23日(土)。10時30分6.5℃。降水量0.0mm/h。
風向・南東。風速5.0m/s。曇り。日照時間0分。積雪深0cm。

隣家では外構工事が進行中です。昨日、私の出掛けの頃は、は掘り込んだ穴に型枠や鉄筋を据え付ける作業を、しっかり着込んだ防寒具姿で、いかにも寒そうに肩を縮めて難儀そうにやっていた。

帰宅するとコンクリートが流し込まれ、腰高に鉄筋が出ていた。

私の家との境界はL字型の擁壁が地上5cmほど立ち上がっているので、それで問題が無いかと。もし上部構造が必要だと言われたらどうしようかな、とも考えるが……

中心部の街中とは違い、お互い敷地も広いし、そんな神経質にガッチリしたものはいらないかと。仮に設置するとしても背の高くない小ぶりな常緑樹で生垣にもつかないほど間延びした間隔で植えるのもいいかな、などと……

お隣さん同士の境界……どんな上部構造になるのか興味津々。

途中経過で突き出た鉄筋の頭には黄色のキャップみたいなものが。 安全のため目立つようにしているのでしょうか…… 今時、がっちりした目隠しブロック塀は流行らないよな、と、願望を込めて眺めています。

2024/03/22(金) 5143 縫い針
令和6年3月22日(金)。10時40分3.9℃。降水量0.0mm/h。
風向・北北東。風速1.2m/s。晴。日照時間40分。積雪深4cm。

ボールケース作りも50個を超えました。当初より技術なんかも向上したように思います。大きく言えば革2枚を切り出して、裏返しで袋状に縁を縫い付け、最後にひっくり返して表革を出して完成、という手順。

縫い付けのためには下穴を開ける必要。ピッチは3mm。錐を用い穴を開けるが、専用の櫛の形をした器具を使う。5本のキリが並んだヤツは直線用、2本のキリが曲線用で、木槌で叩いて穴を開ける。

2枚の革の穴の数がぴったり合わなければ矛盾が生ずる……

当初は型紙に穴を開けて、革に転写する方法だったが、革の伸び縮みで微妙にすれた。最近では2枚を重ねて一気に穴を開けている。使う縫い針は針先が丸いかがり針。

裏返しにすると縫目は360度折れ曲がるので、柔軟に曲がるようにしなければならない。そのため最近作では革を薄くする“斜め漉き”なる技法を取り入れ、革包丁で革を削って薄くしている。

そしてファスナーのスライダー飾りは、丸く切り出した2枚革を張り合わせて作り込んでいます。結構、クオリティーが上がったと自負している。

3月絵日記の続き


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