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2024/03/22(金)
5143 縫い針
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令和6年3月22日(金)。10時40分3.9℃。降水量0.0mm/h。 風向・北北東。風速1.2m/s。晴。日照時間40分。積雪深4cm。
ボールケース作りも50個を超えました。当初より技術なんかも向上したように思います。大きく言えば革2枚を切り出して、裏返しで袋状に縁を縫い付け、最後にひっくり返して表革を出して完成、という手順。
縫い付けのためには下穴を開ける必要。ピッチは3mm。錐を用い穴を開けるが、専用の櫛の形をした器具を使う。5本のキリが並んだヤツは直線用、2本のキリが曲線用で、木槌で叩いて穴を開ける。
2枚の革の穴の数がぴったり合わなければ矛盾が生ずる……
当初は型紙に穴を開けて、革に転写する方法だったが、革の伸び縮みで微妙にすれた。最近では2枚を重ねて一気に穴を開けている。使う縫い針は針先が丸いかがり針。
裏返しにすると縫目は360度折れ曲がるので、柔軟に曲がるようにしなければならない。そのため最近作では革を薄くする“斜め漉き”なる技法を取り入れ、革包丁で革を削って薄くしている。
そしてファスナーのスライダー飾りは、丸く切り出した2枚革を張り合わせて作り込んでいます。結構、クオリティーが上がったと自負している。
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