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2014/04/15(火)
4月の雪
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きのう、雪が降った。その前日は20度ぐらい(華氏で80度)まであがり、なにやら半そで、半ズボンの夏みたいな格好で歩く人もいたというのに、きのうの夜は、雪が降る中をシカゴからドライブして帰った。でも、雪が降っても、真冬のそれとはぜんぜん違う。雪がおおきくて、水っぽくて、零下の外気もどことなく違う。4月に雪が降って、これからいよいよ本格的な春だろう。5月だけの1ヶ月である。それから6,7,8月と夏になって、またすぐに気温が下がりはじめる。与えられた時間を楽しむのみ。きのうのボランティアの時間では、おばあさんが、昔を思い出したように、いっぱい歌を歌いはじめた。ピアノのそばに座って、楽譜をめくるのを手伝ってくれる。love is splendered thing, danny boy, moon river... そういう時間を、ほかのおばあさん、おじいさんもうれしそうに見ている。私は、元気だった時間を思い出して、今の自分をいつくしんでほしい、と思って弾いている。。。前を向いて、がんばろう、がんばろう、だけではないはずである。というか、ない時間が必ずやってくる。その時に、自分にどんな覚悟ができているか。そこで、生き様が問われる。。できるだけ美しく生き切れるように、今から覚悟して生きていこう。ただ、どんなに覚悟しても、その覚悟すら自覚できない時間が来るかも知れぬ。それだけは誰にもわからない。(悲)4月の雪で想うことー人生って、天気と同じで、気まぐれなものである。
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