〜ing〜アメリカつれづれ日記
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2019/08/14 ああ、なさけなあ。。(怒)
2019/08/10 そういうことか
2019/08/08 底の浅さ
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2005/12/28(水) ジャーナリスト
フジタジュンさんがらみで、本物!の現代の若い報道写真家の高橋さんに会った。イラク戦争やリベリア内戦と、戦場の第一線を取材してきた人だ。アメリカでも日本でも受賞を重ねている実力派だ。眼が鋭く、顔がひきしまっていた。遺書はもう書いてある、とのこと。戦場に出たら、死なんて無機質な、何も感じない「もの」にすぎなくなるのだろう、と想像はしているけれど、無機質になる前に、緊張の度合いは最高潮に達するに違いない。そんな瞬間を経験している人の身体からは独特のオーラが感じられた。イラクで捕虜になって、首をはねられるぐらいなら、抵抗して射殺されるのを選ぶとも。覚悟の決まった姿は美しい。エネルギーをもらった。出会いに感謝である。

2005/12/25(日) アメリカという国の成り立ち
一人の静かなクリスマスの朝、反奴隷制運動の歴史の本を読んでいる。あらためて、この国と日本の違いを思った。つまり新しい国を人為的に作っていくとはどういうことか、ということだ。要するに、インディアン以外誰もいないという土地に人が入植して、生活をはじめる。生活を規定するルールを作る必要が出てくる。人口が増えればテリトリーとして認めていくという過程で、お上にとって必要なのは選挙権と税金。。。。もちろん選挙権をもつ人間が多くて、たくさんの税金を納められる地域が大きな力をもつわけで。。。単に労働力として連れてこられた人間がーたまたま膚の色は黒かったけどー、この国の建国で、政治に巻きこまれていく過程を知るのはすごく面白い。人道主義、差別問題うんぬんは、やはり制度の是非を論じる本音を覆いかくすためにふりかける”トッピング”のようなものだ。核にあるのはやはり経済問題である。要するに、金になるのかどうか、どうすればより多くの金になるのか。誰が金を手に入れるのか。。そこに州権と連邦のせめぎあいが顔を出す。日本史でも、邪馬台国だの蘇我馬子?だの聖徳太子だの習ったような気がするけれど、税金とか選挙権問題はどうなってたのかな。。。あ。。。アメリカには階級がなく、金がものを言う国だとは、よく聞かされてきたアメリカを語る常套句だけれど、要するに、何もなかったところから国を創るとは、どこから建国費用を捻出するか、それだけが最重要問題だったということである。奴隷たちも、そのための道具だったに過ぎない。

2005/12/21(水) 黒人の歴史
このごろ、けっこう夢中で、イリノイの黒人の歴史を読んでいる。北部イリノイは自由州だったわけだけど、黒人を嫌い、州に入るなと阻止していた時代がある。嫌いながらも、もういるヤツは仕方ないといわんばかりに、イギリスのインド支配みたいに間接統治になるか、それとも愛憎紙一重といわんばかりに、従順な黒人は大好き、でもはむかうやつには徹底的にこらしめてやる、という南部式になるか、そのせめぎあいは、現代アメリカの日常そのものでもある。考えてみれば、それは親子関係にも通じるかも。。ああ、人の世はなんと生きにくいことか。

2005/12/18(日) 言葉
きのう、猛烈な宣伝戦略をとっている「メモワ−ズオブゲイシャ」を見に行った。昔、追っかけたアジア女性に対するステレオタイプの問題などは完全に卒業した模様で、ぜんぜん気にならなかったけれど、それよりも言葉が気になった。渡辺謙、役所公司、桃井かおりたちの英語を聞いていて、自分もこんなんなんだ、これよりもひどいんだ、と気が滅入ったのである。俳優たちが英語をしゃべっているというのに、背後では日本語が聞えてきてたりもしていた。中国人も日本人も慣れない英語をしゃべり、それも意味が完全にわかってしゃべっているとは思えない、英語が変に響く、おかしな映画だった。彼・彼女たちが母語をしゃべれば一番いいんだけど、それでは映画として世界中に配給できないわけで、字幕を入れるにしても、日本人と中国人にそれぞれの母語をしゃべらせるわけにもいかず、改めて言語の政治力を思った。4冊目の本のテーマそのものである。言葉の力はすごい。日本では、この映画(「さゆり」と改名してあるそうだけど)に対して、どんな評価が出ているのか。日本人がハリウッドに進出した、ともろ手をあげて喜んでいるだけなのだろうか。そういえば、ハリウッド映画に一番最初に乗り込んで名を残したのは早川せっしゅうである。でもサイレントである。そのあたりがまだまだ日本人の限界かな??

2005/12/16(金) 助成金
やっと、助成金申請の情報がウエッブに載った。いろいろ大変そう。。人様からお金をもらうというのは大変なことだ。。締め切りは3月6日。いちかばちかでやらなくちゃ。。駄目だったら、自前かあ。。それでも、やらなくちゃ。。この覚悟をなんとか訴えたい。。

2005/12/13(火) リンカーン暗殺
リンカーンを殺した人の本を読んでいる。今のところ、ドキュメントタッチで暗殺の夜のことが生き生きと描かれていて、手に汗握る感じで、すごく面白い。上流階級に属していた暗殺者が殺したのがリンカーンだけじゃなくて、ほかにも国務長官だのその側近だのと数人いたと知ってびっくり。それにしても、重傷を負ったリンカーンを、劇場の向かいの家に運んでベッドに寝かせたとき、リンカーンが大きすぎて、ベッドにはいりきらず、斜めに寝かせた、と読んで笑ってしまった。確か、それから50年ほどしたロサンゼルスで、同じようにベッドに斜めに寝るのに飽きた、という女性が「トールクラブ」を創立したのだった。これこそ男と女の違いだ。

2005/12/11(日) グラント将軍
やっと書き上げた。疲れたあ。何カ月かかったことか。有名人だから歴史学者がいっぱい書いてるわけで、資料を読むには苦労しないが、売れないライターとしては、歴史学者と同じようなことが言えるわけでなし、学者が書かないことを考えなければならない。というわけで、魚も柔らかい肉も嫌いだったが、焦げたような牛肉だけ食べた、というグラントが、1879年に日本を訪問したときに何を食べたか、という視点で資料を読んだが、ようわからんかった。。(笑)まあ、日本人は鯛のおかしらつき、海草、干魚、日本酒、肉、ワイン、フランス料理と豪華な食事でもてなしたようだが。。。(当然だ!)でもどんなに想像しても、日本人が焦げたかちかちの肉を出したとは考えられないし。。。今でも、日本食なんて食べたいなどと思わないのが、イリノイの普通の人たちの感覚だし(シカゴ人はイリノイ人ではない。。)可哀想なグラントさん。いつも腹ぺこだったかも。それにしても、学者の本にはない、隙間のテーマを探して書く売れないライターも可哀想。。(笑)

2005/12/10(土) 岩倉具視視察団
グラント大統領に謁見した岩倉具視視察団の本を読んでいて、なんと1870年代のあの当時、日本人はワシントンで黒人やインディアンたちとも会っていることがわかってびっくり。そして、黒人問題については、有吉佐和子の小説「非色」同様、問題は色ーつまり人種ではない、と喝破していると知って、これまたびっくり。それでも、アメリカの黒人やインディアン(つまり有色人種)たちに対する態度が、視察旅行最後の東南アジア人に対する蔑視と違っているのは、アメリカという文明社会内の人間だから、とのこと。。このあたり、やっぱり日本人がネガティブな証拠ではなかろうか。つまり、権威(欧米)にぺこぺこする、そして権威に頼る人間ほど、自分より下と思えば容赦なく差別的な態度をとり、権威を降り回したがる(簡単に自分の下におけない相手となると嫉妬し、自分を権威づけするために奔走するコントロールフリークとなる)わけだ。典型的ネガティブな人間や社会のエネルギー構造だ。。いったい、日本人のこのネガティブな構造ー2重基準(ダブルスタンダード)はどこから来ているのだろう。

2005/12/07(水) フジタジュンさん
ちょっと本気になって資料を読んでたら、なんと彼、高校を出たあと、映画にも出演したらしい。。最初はもちろんちょい役だったけど、そのうちスリラー物の「Otherwise Bill Harrison」という映画で主役まで務めたらしい。アジア系の男はスリラーものにぴったりだったとか。もちろん悪役である。でも、映画は金にならないってんで、はったりで新聞社のカメラマンの仕事を手に入れたとのこと。新聞のことも写真のことも何にも知らなかったとか。。なんちゅう男やあ。。(笑)1910年代の映画といえばもちろんサイレント???あまりしゃべらない男だったらしいから、ぴったりか。

2005/12/06(火) 翻訳
4冊目の「日本の兵隊を撃つことはできない」の英訳に目を通している。そして気がついた。日本語で書くときは、英語の本から引用して、そのまま自分の言葉で書いてもどうってことはない。英語の著者が日本語をチェックして、盗作だの著作権の侵害を言い出すことはまずなかろう。ところが、である。その日本語本を今度英訳して、出版を考えるときは、日本語で引用した英語の原本に留意しなければならないわけである。あああああ。。。別に、私は盗作したわけではないけれど、日本語本では、そのあたりかなり杜撰になっているのは認めざるを得ない。英語世界では、盗作は大問題だから、細心の注意を払わねばならない。英訳チェックとは、英語本の読み直しと同義かも。。あああああ。。。先は長いぞ。。考えただけでも疲れる。。。

2005/12/04(日) 英文和訳
無事に終わった。写真も挿入して体裁を整えた。それにしても、今回和訳をやってみて、改めて日本語力とは何かを考えさせられた。豊富な語彙、文章のリズム感、鋭敏な語感、行間を読み取る想像力ー小説家ともなれば、これにストーリーを組み立てる能力も必要とされるわけで、私とは全く縁がない。それにしても、確実に日本語力を失いつつあるから、どんなことがあっても、日本語の本は読み続けねばならないと思う。あともう一つ、成功する人はチャレンジし続けるのだ、と改めて学んだ。決して自分に満足しないこと。。どんな自分であろうと、人がなんと言おうと、自分がいつも小さい存在であることを胆に命じて、広い世界に向かって泳ぎ続けること。。仕事を通して一人の人の生き様を知って、エネルギーをもらった。感謝である。

2005/12/01(木) 大きいことはいいことだ?
大足のシンデレラ本を書いた者としては、「大きいことはいいことだ」と声を大にしていいたいけれど。。。せっかく、友人のラコタアーチストの岡居さんが、手作りのすごく素敵なビーズのライターケースを下さったというのに、アメリカの100円ライターは日本のより少し大きい、そのために使えない。。。なあんでサイズが違うのか。。飛行機にライターをもちこめないとあって、私がアメリカで素敵なビーズのケースを使うことはできない、ということになる。。。ごめん、岡居さん。。


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