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2006/01/30(月)
確定申告
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また税金の季節がやってきた。毎年、このころから気が重くなる。でもやらなければならない。自分の払うべき税金額を自分で計算して、余分に源泉徴収されていたら払い戻してもらわねばならない。その逆なら、払わねばならない。そうやって、自分の払う税金がどんな使われ方をされるか、見張る社会土壌と意識ができあがる。日本の日本人は「自己責任」という言葉を使いたがるが、社会は自分たちがつくっていくもの、自分たちの力と意識で変えていくものというメンタリティがないところに、「自己責任」という言葉だけが一人歩きして、何やら「公」が責任逃れする言い訳に使われているような気がする。お上のいいなりになれ、を強要するネガティブな社会に「自己責任」という言葉は存在しえない。アメリカの自己責任は、社会にコミットしていくのは個人の責任と権利というコンセプトから出発、確定申告もそのコミットメントへの手段のようなものだ。やらなければならぬ。あの職員の態度は、人種差別だ、と郵便局に文句を言いに行くためには、やらなければならぬ。。ああ、わかってるけれど、やっぱり疲れるなあ。。
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