〜ing〜アメリカつれづれ日記
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2006/02/28(火) 助成金申請
やっと終わった。3月6日が締め切りだと思っていたら、なんと3月3日、それも消印は3月3日以前でなければならない、とあったから焦った。でもようやく明日郵送するだけまでにこぎつけた。ほっと、である。英語原本からの引用部分の抽出も片付いたし、これでしばらくのんびりできる。万が一助成金をもらえることになったら、一年以内に仕事を仕上げ、成果を出さねばならないが、駄目だったら、配偶者も娘も巻き込んだファミリープロジェクトということで、ゆっくり楽しんで?やればいい。。。お金のためではなく、「やらねばならないからやる」と、自腹を切ってでもと覚悟を決められる仕事にめぐりあえただけで感謝である。

2006/02/22(水) 公務員リンカーン
きのう、今日とけっこうリンカーンさんにはまって書いている。なんでいろんな学者が彼に興味をもつかなんとなくわかってきた。支離滅裂な病人だからである。極端だからこそ、人間的と言いやすいのかも知れぬ。いじくればいじくるほど出てきて興味が尽きない。。今日の発見は、リンカーンは、私が今働いている人事部のおばはん、姉ちゃんたちとあんまり変らないということだ。汚い、小さい。。。陰でごそごそあることないこと言って、人の足をひっぱって、自分をよく見せて、上へ上がろうという根性だ。まだ名が出る前から、議論の相手を負かすのに、匿名で新聞に投書、徹底的にたたいていたらしいが、下院議員になっても、ある民主党員を「からかう」ために、レベッカという女の名で新聞に投書、怒った民主党員から決闘まで申し込まれているのだ。ああ、薄汚い。この手のタイプが私は一番嫌いだ。それにしても、のちに大統領になる人間でも、しょせんそのへんの公務員のおばちゃんたちと根性は変らないとは!!ーつまり、区役所のおばちゃんから一国の首相、大統領まですべて、たとえ嘘ついてでもうまく上司にとりこみ、人の足をひっぱる根性と手腕、才覚が称賛される「政治」がものを言うということだ。。ああ、いやだ。。それで、役所が、大学が、会社が、国が、世界が動いている。。。

2006/02/21(火) リンカーンさんの女性問題
今日はけっこう気分がいい。リンカーンさんの女性問題がけっこう簡単に書けたからだ。やはり、昔ローソンで週刊誌の立ち読みを趣味にしていただけあって、この手の話題は飲みこみが早い(笑)それにしても、リンカーンさん、困った男だ。哀れでもある。しょせん女嫌いだったと思う。が、気にならなかったわけでもなく、適当に追っかけ、女心をつかんだと思いきや、急に女が面倒くさくなって、自分から婚約破棄して、逃げ出してしまう。ところが人間関係構築ではかなり気が弱かったと見えて、逃げたら逃げたで、自責の念にさいなまれ、もう一度プロポーズしなおし、今度は女に振っていただいてやっと安心する、というご丁寧さだ。妻となった人も一度はリンカーンに婚約破棄されたけれど、押しが強かったのだろう。リンカーンさんの弱気を女の強気が支える感じで無事結婚。が、やはりエネルギーのバランスが悪かったと見えて、結婚生活が幸せなものでなかったことはよく知られるところだ。女の強気がリンカーンを大統領にまで押し上げたが、すぐに暗殺されて、のちに女も狂気に駆りたてられていく。人生、1にも2にも無理は禁物である。幸せな結婚に必要なものー階級の一致だろう。ロミオとジュリエットにしろ、ウエストサイド物語であろうと、政治的に敵対していても、階級が同じなら、つまり貴族同士、貧しい移民同士というなら、たぶん結婚は可能だろう。が、貴族と移民では、どんなにいっとき激しく「愛」をわめこうが、結婚は無理だろう。政略結婚じみてたリンカーンさんとこの末路がいい例だ。。(笑)娘にも、よく言っておかねば。。。といって、言えば聞くようなら苦労はしない。。(悲)

2006/02/19(日) 確定申告
やっと喉の調子もほぼ普通に戻った。きのう、今日と家にとじこもりっきりで(外の温度は摂氏零下15度、風邪をひいてるせいもあって、外出する気にはならない天候ーいくら空は青く晴れ渡っていても。。結露した窓ガラスには、温かく暖房してあるのに家の中サイドでびっしりと氷が張っているーなんでこうなって、なんで溶けないのかさっぱりわからずー笑 理数系離れが最近進んでるそうだけど、こういう日常生活の疑問からクイズでも作って、疑問を解き明かすみたいな授業にしてくれてたら、私ももうちょっと勉強したかもしれず。。笑 でもまあ、家の中で氷が張るという状況は、日本の大半の地域では教科書に盛り込めないかも知れないー笑)確定申告をほぼ終えた。親の分と娘の分と。。税金とは、収入が100ドル増えるとだいたい15ドルぐらい増えるようになっている。ほぼ15パーセント! 税金が正しく使われるのなら、払うのは当然だと思うけれど。。政治の難しいことはよくわからないけれど、少なくとも公共交通機関には税金が使われると思うから、車に乗るのを減らして、公共交通機関ーつまり電車、アムトラックやメトラに乗ろうーという私の”趣味”は正しいと思う。(笑)

2006/02/17(金) ヒール後日談
やっぱりヒールのある靴でもはこうかな、と思うときは、この年になっても、女性ホルモンでも異常に出ていたのだろうか。(笑)スカートをはいてたのである。寒の休み、みたいな日で、とりわけ温かい(前日はそうだった)というわけではなかったけど、とりわけ寒いという日でもなかった。でも、長年はいたこともなかったスカートにヒールのある靴となって、老体もびっくりしたに違いない。なんとその翌日のきのう、突然風邪の症状が出て、きのう、今日とうんうん言ってるのである。喉が痛くて、食べ物、飲み物が簡単に通らない。。。ああ、これって「春が来たのでは」と急に地面から芽を出してみたけれど、その上に雪が降って、元気のいい黄緑色の芽は茶色にしぼんで、そのまま土の中に埋没してしまう球根みたいなものだ。。。ああ、何とかに冷や水という言葉もあることだし。。。ああ、年をとるのは寂しいなあ。。ヒールのある靴どころか、スカートもはけなくなるのかなあ。。(悲)

2006/02/15(水) ハイヒール
久久しぶりに、ハイヒール、というほどでもないけれど、ヒールのある靴をはいて公務員をやっている。いつもは、配偶者がはいていた、そして今はもうはかなくなっている20年ほど前の、薄汚い、かかとを踏んでしまって、芝刈りの時にしかはかないような変色した、どうしようもなくぼろい靴をはいて、職場に出てくる。それが、公務員をやってる自分の気持ちにぴったりだから。。。(悲)でも、そんな靴をはいていると、あんまり自分が惨めになるので(他人からホームレス扱いされるけれど、それは何とも思わないのだが)、思い切って、理由もなくヒールのある靴をはいた。すると、あら、不思議。急に身体にエネルギーがわいて、退屈な公務員の時間を縫って「内職」でもする気になってきたのだ。。(笑)ぼろ靴では「内職」する気にもならず。。。(悲)というわけで、今、翻訳の助成金申請の「内職」をせっせとやっている。。ヒールのある靴をはくと、気分が変わるー私って、けっこう女らしく???単純???(笑)

2006/02/14(火) 引用
本の翻訳のために、引用部分を原著・原文から取り出すという作業を続けている。根気がいる。だいぶ疲れてきた。でも、ただ「やるしかない」という気持ちだけが原動力。翻訳たるもののいい加減さを実感している。外交交渉なんて、基本的に”いい加減な”翻訳・通訳”を頼りにしているのだろうか。そういえば真珠湾攻撃も、翻訳のタイミングとやらが関わっていたのではなかったっけ。。。

2006/02/07(火) メールと携帯
ここ2、3日、誰からもメールが入らないという状況が続いている。広告すら入ってこなくなってきた。不思議だ。開放感が出てきたのである。確かに、誰からも何も来ない、という状況は当初は寂しかった。何やら「見捨てられた」ような気がしたものだ。ところが、それが常態になると。。。自分の仕事に集中、熱中する気になってきた。言いかえれば、他人から、たとえ広告主からでも言葉をかけてもらえることを頼りにしているあいだは、自分を見失っているということかも知れぬ。広い世界とつながっているという”喜び”はむしろ、一人よがりの幻想にすぎない、ということかも知れぬ。それは、電車の中で暇つぶしに携帯をかけて、べちゃべちゃたわいもないことをしゃべり続けたがる人間たちの心情とも似ているかもしれない。コンピュータという、私には訳もわからぬ世界であろうと、空間という人間存在に密着した現実世界であろうと、そこを言葉で埋め尽くしたがればたがるほど、その人間は自分を失い、脆弱な存在になっているような気がする。現代はメールや携帯は必要不可欠、なかったら窒息しそう、という言葉を読んだ。哀れなものだ。山田詠美が言ったように、言葉にできないものはないかもしれないけれど、言葉にする価値のあるものは、日々忙しくあふれるメールや携帯の中には簡単には見出せない、と思うからだ。安易なメールや携帯ごっこの氾濫は、マスメディアに踊る「電波ゲイシャ」と同じである。メディアが煽ったホリエという犯罪者の姿でもある。時には、メールも携帯もない世界で、自分が、自分の身体が一番何を欲しているかを見極める時間を持たねばならない。「人生、忙しくする暇ない」昔、サウスダコタで手に入れた言葉は、今も私が心に言い聞かせねばならない言葉である。たぶん、死ぬまで、だろう。生の充実感ーつまり自分が世界とつながっているという充足感は、自分に向き合う孤独感を自らの手で埋めていく地道な日常の営みの中にある。地道な営みは、忙しいメールや携帯電話、メディアといった情報過多の世界からは遠く離れ、ただ自己の清冽なとぎすまされた感覚だけを必要としている。

2006/02/04(土) イライジャ・ラブジョイ
ああ、やっと書けた。疲れたあ。自分の信念のために殺された人だけど、リンカーンさんはたぶん彼の死を鼻で笑ってたのでは、と想像すると、何やら自分でも気分が悪くなってきた(笑)まあ、鼻で笑う、というのはちょっとひどすぎるかも知れないけれど。。。でも、生き方が不器用な人を笑う人はどこにでもいよう。。。まあ、そういう人に限って、???のところもあるけれど、そういえば、リンカーンさんはなんで殺されたのかな。。。ああ、先は長いぞ。。。

2006/02/01(水) 21歳の私
人生ではじめて、書いてお金をもらった原稿を、このホームページに載せるべく打ちなおした。読みながら、気分が悪くなった。ああ、なんと青臭いことか。。頭でっかちで、世間のことは何も知らず、抽象概念だけが原稿用紙22枚に踊っている。よくまあ、首から上の思考だけで、22枚も書けたもんだ。。でも、人生に希望があったことは確かだ。自分がよく見えず、エラそうなことがたらたら言えるとは希望そのものである。あと確かに稚拙な文章ではあるけれど、人間の問題意識や視点はそれほど変わらないこともわかった。あれからちょうど30年ー私はあんまり変っていない。ということは、成長しなかったということか??(悲)なんで、この文章に30万円もくれたかな。。30年後の自分でもよくわからない。昔の人は度量があった??


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