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2007/10/05(金)
朝の殺意
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朝、起きたらまず庭を見て回る。ああ、毎日毎日、敵は新しく植えた植物の根に向かって、深い深い穴を掘る。もうすでに、10センチ以上深く掘った穴に植えたチューリップの球根がかじられ、白い生身をさらけだされて外にほおりだされてしまっていた。今日は、かじられないようにと思って、新しく植えた新種のホスタの回りにぐるりと大きな石を置いておいたのに、なんとその大きな石すらのけられて、で、高価なホスタの根がかじられ、食いちぎられ、外にほおりだされてしまっている。くそっ。。殺してやる。ほんとにそう思った。配偶者に言わせると、チップモンクには大きな石は動かせない、鹿じゃないか、とのこと。くそっ、鹿め、見たら殺す。。鹿せんべいでも食べておとなしくしていればいいものを。。。と思ったとき、昔、サウスダコタでもチューリップの花を食べた鹿への怒りをぶちまけると、カリフォルニアの知人から、わきが用の石鹸をぶらさげておきなさい、と連絡が来たことを思いだした。そうかあ、石じゃなくて石鹸を、新しく植えた植物の周りに並べておけばいいのかな。。わきが用の石鹸って、どこにどういう名前で売っているのだろう。ああ、それにしても、自分の中に生まれた殺意を思って、考える。人間って戦争が好きなんだ、平和は退屈ー掘られた穴を繰り返し埋めるのは忍耐がいる。。戦争は闘うものにとっては楽しいものなんだ。。。
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