〜ing〜アメリカつれづれ日記
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2007/12/21(金) 完成!
昨夜、やっと編集者から、これで入稿原稿完成にしましょう、という言葉をもらった!! やったあ!!! ほっとである。さあ、これで遊ぼうかな、という気にはなった。なんとかインドには気分的にはいけそう、と思ったが、なんと週末は天気がくずれるというではないか。冬のオヘアは最悪である。無事に飛行機が飛び立つかどうか、わからなくなってきた。雪だか霧だか、視界の悪いところを、オヘアへ行くまでの1時間のドライブとか、考えるとまたいやになってきた。。(悲)ああ、どうなることやら。。一応、完成とは言ってもらったけれど、実はまだ気になる部分がある。やっぱりちょっと書き直そうかな。。(悲)ああ、本を出すというのは、なんと大変なことか。これまで5冊だか、けっこうぱっぱっと出せたのは、ただただラッキーだったとしかいいようがない。がんばるぞ。。あとひとつ、今度はちょっと歴史フィクションみたいなのに挑戦しようかな、という気持ちになっている。舞台はもちろんシカゴだ。ああ、わくわく。。やっとひとつがめどがついたと思ったら、もう頭は次の苦行に向かっている。。根っからの貧乏性である(悲笑)

2007/12/17(月) 興奮!!!
早川雪洲のサイレント映画「cheat」を見た。おお、興奮したこと、したこと!!(笑)テレビの前で、ああ、わあ、やれ〜〜やれ〜〜と、1人でわめいていた。久久しぶりのことである(笑)シーンは、雪洲と白人女が派手にもみあい、雪洲が、白人女の背中に焼印を押すシーンである。サイレントだから音はないけれど、じゅ〜〜という音が聞こえてくる。で、女の背中から煙がたっている。。なにやら皮膚がこげる臭い臭いまで漂ってくるようだ。。やったあ〜〜〜!!ざまあみろ、誰に対して? わからん。。(笑)昔、日本の男はかっこよかったのである。といっても、映画の中だけど。。(笑)白人女にも白人男にも負けてはいなかった。で、いつからアジア系の男はwimpy nerdになりさがったのか。これも、敗戦の結果だろうか?今頃、白人女に焼印を押せる根性のあるアジア系の男がいるだろうか??(笑)いるかも知れぬ。でも、白人妻はtrophy wifeで連れていて、けっこう頭が上がらない男もいるんじゃないの??(笑)で、不思議なのは、こういうアジア系の男が当時白人女たちに大もてだったということである。フジタジュンの輪郭もその線で理解できるかも。。雪洲とフジタジュンの共通点は金持ちなことだ。女はお金についてくる、は、場所と時代を超えて共通???(笑)ああ、これから雪洲のサイレント映画を全部見るぞ。。やみつきになりそう。。(笑)やっぱり毎日アメリカ人相手に、ストレスたまってるんだろうなあ。。。

2007/12/14(金) 樹氷
イリノイ本の編集に追われて、頭の中がそれだけになっていて、クリスマスもお正月もあったもんじゃない。。それも、あと1週間もすれば、日本より遠いインドに向かうのである。でも、なんの興奮もない。ああ、なんともったいないことか。。旅行は、行くまでのわくわくだとか、準備期間を楽しむべきなのに。。なにやら、行かなくては仕方ないから、行くって感じである。娘の希望だから、しょうことなし、である。ただ、私自身が21の時に、タージマハールの大理石の上に立ったとき、今度、必ずここに私の人生で一番大事な人と戻ってくる、と誓ったもんだから、そしてその話を娘に聞かせたものだから、今月21になった娘が、行くと言ってきかない。まあ、娘といっしょにあの場所に再び立ったとき、私の気持ちにどんな変化が現れるか、それだけは楽しみである。でも20時間の飛行時間を考えると、ああ、それだけで疲れるなあ。。まあ、でも人生は記憶・思い出だけがすべてだから、娘と二人のインド旅行もないよりはましかなあ。ああ、やっぱりもったいなあ。。もっとゆっくり、旅行を楽しみたいものだ。海外旅行なんて久しぶりなのに。。この調子だと、オヘアの空港で、ロンドン行きの飛行機の搭乗口に立つまで、わくわくしそうにない。。早くイリノイ本のかたをつけなくちゃ。。で、こういう状態で、唯一の慰めといえば、窓の外の光景である。樹氷が美しい。ガラスの木々である。陽光がガラスの枝枝にふりそそぎ、きらきらと輝く。枝のすべてを氷が包んでいる。光と氷の微妙な美のバランスを感じると、ああ、生きてこの光景が見られてよかったな、という幸せな気持ちになる。ありがたいことだ。インドへ行くより、この美しさを記録にとどめるほうがよっぽど幸せかも。。(笑)とにもかくにも、1日でも早くインドが楽しみにできるよう、早くイリノイ本を仕上げねば。。あと2日でやるぞ!!!

2007/12/11(火) アメリカに切り込むということ
つい最近、日本人が作った戦争映画を見てきた。特攻隊という特殊なテーマである。映画の中で、日本人が英語を話す仕立てになっている。見終わって、映画の出来をいろいろ言うよりは、ああ、大変だなあ、という気持ちのほうが先にたった。自分が、本の英訳プロジェクトをもっているからである。アメリカ人にわかるように、共感を呼ぶように、仕事をするということがどんなにむずかしく、大変かを改めて思い知らされた。オリジナルが日本語だから、それを単に英語にすればいいというものではない。映画の難点のひとつは、それだろう。日本語の「点の論理」が、そのまま英語になってるような感じがした。これでは、アメリカ人にはわからない。たとえ、英語がネイティブと同じであっても。。言葉のレトリックに通じていなければ、意味は理解されない。その上に映画の英語は、あとでプロの通訳者が、あの映画は、下を見てたらわからないね、という代物だった。下を見るとは、字幕に出ていた日本語を読まなければ、という意味である。アメリカ人の観客向けに、日本人俳優が英語をしゃべる仕立てにしたのだろうけれど、アクセントがあると、アクセントに慣れるまでに時間がかかる。中には、アクセントに慣れるだけの忍耐心をもたない人間もいるだろう。(このあたりは、私自身が職場でいやというほど経験している)太平洋戦争というむずかしいテーマを、アメリカにぶつけようとしたことについては、ほんとうに尊敬の念を覚えるけれど、やっぱりこの出来ではな、と思ってしまった。(悲)そう思うと、クリント・イーストウッドの「硫黄島からの手紙」のように、全編日本語でぶつけたというのはすごいことだ。とにもかくにも、アメリカで勝負するというのは大変なことだ。というわけで、私の本の英訳も、自分ではできないから、まず、一応プロの日本人の人に日本語から英訳してもらって、でもこの英語は、ネイティブの英語からはほど遠いらしいーこのあたりは、私にはほとんどわからず、ただ本の内容通りに訳してほしかったから、まあ、生木の英語でもいいか、と思っていた、で、第二ステップは、ネイティブのプロに、日本人の英語を本物の英語にしてもらうエディットである。で、第三ステップが、今度はレトリックのチェックである。つまり、たとえ文章が英語として成り立っても、それが文脈の中で意味ある文として成立するためには、点の論理であってはならないからである。英語群を英語のレトリックに直して、やっとアメリカ人に通じる英文、英語の世界になる。あの映画の監督はそこまでやったかな。。やってないなあ。。で、結局は、日本人相手に、日本人村で、映画館を借り切ったようにして上映するだけになる。何のための映画だったの?? 考えようによっては、毎日身を張って、太平洋戦争の結果を引き受けて生きている人間に対して、あの映画を見せられることは、もしかしたらそれは、日本に住んでいる人たちの傲慢かもしれないし、私たちに対する侮辱かも知れない、と思ってみたりする。いやいや、監督はそこまで考えていなかったろう。ただ英語でやれば、アメリカで通じるとか思ったのだろう。甘い。。 

2007/12/10(月) ホリデーシーズン
ああ、12月ホリデーシーズンである。アタマが痛いことだ。公務員の職場は、仕事が面白くないせいか、とにかくおばさんたちは、何かにかこつけて、食べ物をもってくる。誰かの誕生日だとか、誰かが新しく入ってきたとか、とにかく食べ物がいつも職場にある。。で、クリスマスともなれば、1人2日間、食べ物を持っていかねばならない。寿司といわれた。お前ら、日本食なんて食べられないくせに、偉そうなこと、言うな、とは思うけれど、普段好きなことを言ってる分、注文されると、言われたとおりにもっていったほうがいいぐらいは私でも分かる。で、カリフォルニアロールなら、田舎っぺのアメリカ人でも食べるかな、とか思い、裏まき?に挑戦したが、失敗。ウエッブに流れていたビデオで、どうやらサランラップを使うらしい、とは学んだが、実際にやってみると、サランラップもいっしょに中に巻き込んでしまって、取り除こうとすると結局巻いたものが、だらりと外に流れてしまった。外になったごはんも見るからにまずそうである。で、仕方ないから、やっぱり普段ののりを外にするやり方で、明日作っていくことにした。のりなんて、あいつら、また気持ち悪がって食べないだろうにな。。ああ、労力と時間とお金の無駄使いだ!!朝、6時に起きて、巻き寿司を作らなあかんのか、と思うと、気分が悪くて、今晩はおちおち寝られそうにない。(悲)おばさんたちはほかに考えることがないから、こういうイベントが大好きなのである。誰が何を作ってくるか、虎視眈々と狙っている風ですらある。で、あとでこしゃこしゃ、誰がどうのこうのと言っている。ああ、うっとうしい!! なんでこんなことで、今日から予行演習せなあかんねん。。ああ、疲れる、疲れる。。でも一つだけ発見してよかったこと。スーパーに行くと、わさび入りマヨネーズというのを、アメリカの会社が作っていることを知った。すごい。で、けっこうおいしいのである。やったあ。それにしても、サランラップを使って、裏巻き?に挑戦してるとき、娘が小学生のとき、すし屋で見よう見真似で覚えて、家で裏まきを作ったことを思いだした。なんで、小学生ができたことに、50を過ぎたおばさんができないのか、と自分でもいやになったが、これだけは、持って生まれたものが違うのだから、とあきらめるしかない。。ああ、憂鬱だあ。今日は、大学が休みだった。たぶん期末試験の準備ができてないバカな学生が、寮のトイレだかに落書きをしたのである。「niggerを殺す、バージニア工科大学の再来だ」みたいなことを書いて、脅迫したのである。大学はすぐに安全策をとって、朝からキャンパスを閉鎖した。明日は天気が悪くなるとかで、また閉鎖されないかな、と期待したけど、駄目な模様。ああ、憂鬱、憂鬱。。でもまあ、予行演習はしてやっぱりよかった。のりは半分の細まきにして、ご飯は少なめにして。。と、見当がつけられた。ああ、なんとか格好をつけねば。。ああ、憂鬱、憂鬱、憂鬱、憂鬱。。。ほかに何の楽しみもない、田舎のおばさんが集まった職場はいやだ!!!!

2007/12/06(木) 流氷?(笑)
いよいよ家の中で、氷が張る?季節となった。今朝起きたら、外気は華氏で零下。つまり、摂氏マイナス15度くらい?? 窓ガラスに氷がはっている。なにせ理系はさっぱりなので、車を運転していても、なぜフロントガラスが曇るのかさっぱりわからず、で、その曇りをとるのもどうしたらいいか分からず、冬の運転は危険きわまりない。一度は、フロントガラスの大半が曇ってしまい、ガラスの下方、わずかにくっきりと見えるのを頼りに、雪の夜道をのろのろ運転したことがある。後ろから知らずに来た車に追突されるのではないか、とびくびくものだった。そんな調子だから、なんで窓に氷がはるのかさっぱりである。ただ思うに、中があったかくて、外が極寒だと、ガラスの中側に水滴がつくようだ。それを結露?という?? で、氷は、ガラスがはめこまれている木枠にそって張っているから、どうやら結露した水を、木枠からしのびこんでくる外気が凍らせているようなのだ。で、私は氷が溶けて、その水が木枠を腐らせると、修理にお金がかかるという実に実利的なたくらみで、氷をがりがりはがそうとするわけである。で、今日は、ガラスの上で氷の破片があちこちに動いた。あ、これって、ミシガン湖の流氷と同じ???(笑)

2007/12/02(日) 冬の1日
きのう、ひさしぶりにYのプールに泳ぎに行った。冬に泳ぎに行くのは、やっぱり気持ちがなえる。寒いしなあ。風ひきそうだしな、とか。でも、やっぱり健康のためには、と自分を奮いたたせて行った。で、気がついたことープールの水のほうが、外気よりあったかいのである。やっほ〜〜って感じ。。(笑)30分ほど整体?のつもりで泳いで、プールからあがる。肌寒い。プールに来たときは、わあ、あつ〜〜って感じだったのに。で、建物の外に出てびっくり。今度は吹雪である。地面にはもうかなりの雪が積もっている。家を出るときは確かに曇ってはいたけれど、短時間で来た模様。でもびっくりしたことに、雪の中でそんなに寒いとは思わなかった。泳いだおかげで、血の循環でもよくなったからなのだろうか。それからずっと家に閉じこもった。吹雪は雨に変わり、これが凍ると聞いたからである。もう零下10度近くにはなってただろうに、なんで雪じゃなくて雨が降るのかよくわからずー何やら寒気団の上に、ものすごく強力な暖気団があったそうで、それが雨を降らし、それが、下の寒気団を通過するときに氷に変わるそうだ。で、しばらくすると、かりかり、かりかりと窓をたたくひょうのような、氷の音が聞こえはじめた。次に、夜もふけたころ、今度はどさっ、ばさっ、と大きな音が聞こえ、電気がちらちらしはじめた。停電も予想されていた。部屋中のろうそくをつける。木の枝にできた樹氷?の重みで、枝がおれはじめたのである。もちろん送電線も倒される危険ありで、停電である。ちらちらしては、消え、次の瞬間につく、ということを20回も繰り返しただろうか、とうとう1時間の停電になってしまった。1週間楽しみにしている探偵ドラマのあいだ、だけである。くそっ。。でもそのあいだに学んだこと。やっぱりろうそくはいい。家庭用の懐中電灯の明かりなんて、ぼわっとしてて、話にならない。ろうそくの火は強く輝いて、気持ちがいい。結局、そのまま寝てしまって、朝、気がつけば、なんと隣との境にある大木の大きな枝が幹から折れて、隣家の屋根にばさっと倒れこんでいるではないか。ああ、木の幹があそこまで大きくなって、太い枝を2本も3本も広げるには、どれだけの時間がかかっていることか。50年はかかっているに違いない。それなのに。。氷の重みに耐えかねて、折れてしまっているのだ。。ああ。。かわいそう。。。冬は厳しい。でも、いろんなことが学べるのも確かだ。高校の地学の時間、内職ばっかりしてないで、もっと勉強しておけばよかった。。人間にはコントロールできない天候の勉強のほうがよっぽど面白いし、生活の役にたつではないか。。教師がそれを教えられなかったのは、致命的な失格?? (笑)


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