|
2007/03/23(金)
切手の政治
|
|
|
切手をカタログで注文した。映画「風とともに去りぬ」で活躍したヘイティ・マックダニエルの切手と、「cultural diary」と名づけられた人物紹介ブロシャーである。スカーレットオハラの乳母、マミーを演じて、アフリカ系女性として初めてオスカーをとった人である。どうやら、オスカー受賞に反対派もいたらしいと、カタログで読んだような気がする。あ、これは面白い、と思って注文したのだけれど、なんと郵便局から断られてきた。もうカタログには存在しない、切手収集家のところへ行ってくれ、と。。そんなあ。。。カタログには品番も載ってるし、売り切れとも書いてないよ。。あ、政治が働いたな、とピンと来た。アトランタのマーガレットミッチェルの家を訪ねたときも、1950年代?の映画初上映の夜は、黒人は劇場にいっしょに入れなかったと知った。もちろん「マミー」もだろう。黒人は一応「解放」されてはいたが、人種隔離法は長いあいだ効力をもっていたのである。そんな状況で、どうやってあの映画を作ったのだろうとますます興味がわいてきた。。小学5年生の時から繰り返し繰り返し読んで、将来はレット・バトラーみたいな人がいい、と、自分が、気の強い美貌のスカーレットオハラにでもなったような気分で、見果てぬ夢を描いていた。(気の強い部分だけは、スカーレットに負けないかも知れぬ〔笑)人生を決めた?一大小説でもあるわけで、裏の政治を嗅げば嗅ぐほどますます小説に興味が出てきた。それにしても、切手まで発行中止かよ。。あのブローシャーには何が書いてあったんだろう。よし、「マミー」を調べてみよう。。
|
|
|