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2007/04/18(水)
アジア系
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いやな季節である。気が重い。韓国系のグリーンカード所持者がおこした事件ーとなりのおじさんは、庭に掲げた星条旗を半旗にしている。哀悼の気持ちを表しているというのはようくわかるけれど、バージニアからは遠く離れたイリノイの小市民もみんな気持ちを同じくする、という部分が怖いような気がしないでもない。この気持ち、動きが全体主義、集団主義とは決してとられない、という部分が、日本を評するときに悪くとらえられがちな集団主義とどう違うのか、と思ってしまう。とにかく、9・11のときと同じように、国が人々が団結している。韓国系アメリカ人じゃないから、ますます外国人に対して風当たりが強くなりそうな気がしないでもない。第二次大戦時は、I am Chinese, not Japanese というゼッケンをつけてるアジア系の人間の写真を見たことがあるが、あれから60年以上、教育がいきわたって、そういうことをする必要は感じられないけれど。。(でもまあ、国同士が戦争となれば、どうなることやら。。)韓国系は10年以上前にも、ロサンゼルスで暴動になってるしな。。。と、あんまり書くと、人種差別的になるから書けないし。。。青年期の若者のむずかしさ、銃問題。。。犯人の家族、意味もなく殺された人々とその家族の悔しさを思えば、言葉を失う。いつ、どこで自分も同じ目にあうかわからないのである。生きてるなんてことはほんとに幸運な、単なる偶然にすぎない。。。それはそうと、ニュースをクリッククリックして、犯人の家族は、洗濯屋を営んでいると読んだ。急に移民の悲哀がたちのぼってきた。移民一世の仕事ー農業か洗濯屋か庭師か、写真屋か、それとも母語を教える仕事か。。英語を使わなくてもいい仕事が一番居心地がいいのである。そして夢は二世の将来だけである。この国で一人前になってほしい、、突然、涙が出てきた。韓国からこの国に移ってきた親の人生を想うと、言葉がない。
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