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2007/04/03(火)
宮崎駿
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テレビで、映画監督宮崎駿のインタビュー番組を見た。アニメ映画を作るのがあんなに大変とは知らなかった。監督自身が産みの苦しみの中から、イメージの絵を100枚も描くのである。すごい。。「千と千尋の〜〜」なんて、友達の家で見ながら寝てしまった。申し訳なかったなあ。そして、これだ、と思ったのが、「一枚の絵で社会を変えられる、と思って描く。その思想がなかったら、創る意味がない」「変えられないとはわかっているけれど、それでもやる。理想をもった現実主義者でなければならない」といった言葉だ。そうかあ。。有名監督でもこんなに苦しみ、かつ孤独の中から創造していくのだったら、売れないライターはもっと苦しまなければなあ。。いや、才能があるから苦しむのではないか。。どこにでもころがっている理想のない現実主義者なんて、わが身かわいさだけで、悩んだりしないはずだ。。。それにしても、自分の思想の表現にこれだけ苦しんでも、やはり観る人にわかりやすいものでなければならない、という姿勢を監督はもっていた。どんなに高い理想を掲げても、「売れる」ということーつまりメッセージが伝わるということを忘れてはならないということだ。私のイリノイ本はどこか1人よがりになってはいなかったか。。。もう一度読み直して、やり直しだ。
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