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2008/10/28(火)
雑念もろもろ
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大手メディアに記事を掲載してもらうのは大変である。細かく細かく要求される。で、行数が限られているから、限られた中で自分の思いを最大限に表現するのは至難のわざである。自分のエゴを必死で削る。削って削って、でもこれだけは譲れないというものだけを抽出して、行数にあわせて表現しようとする。できあがるのは、一見無味乾燥な透明なものである。でもその透明さの中に何か光るものが一つあると、それがすとんと読者の胸に落ちる。そのたった一つの光を手探りして、コンピュータの前でじっとがんばってたら、ぎっくり腰一歩手前になってしまった。みょうなところに力を入れてるんだろうなあ。。ああ、やっかいなことになってきた、とぶつぶつ思いながら、きのうは一日、本を読みながら絨毯の床に横になっていた。ふと、窓の外を見たら、強風にまじって、なんと雪が降っているではないか。初雪である。10月末、初雪。。シカゴの冬がもうすぐやってくる。。ああ、早く原稿にOKを出してほしいなあ、担当記者がOKでも、今度はデスクとかいう人が違った意見をもってくる。あああ、と思っていたら、新聞で面白い記事を読んだ。公務員って、どこも同じらしい。約50年前、英国の政治学者が書いた公務員の仕事についてである、「仕事は与えられた時間いっぱいかかるものだ」「ひまつぶしは一番忙しい仕事だ」その通りだ!!明日は、ぎっくり腰になっていても、仕事に行くぞ。。ひまつぶしの書き物で忙しいのである(笑)忙しく暇つぶしをする人間は、よく働く人間である。私が見ている限り、周りの人間は暇つぶしすらしない。ぼおっと前を見て座ってるだけの人もけっこういる。。記事の最後は、「裏金や裏仕事に回した余分の金と時間はきちんと納税者に戻してほしい」と結んである。どっかおかしいなあ。。公務員生活も退屈で退屈で、大変なのである。裏金をうんぬんできる知恵のある公務員から楽しみを取り上げてどうするの。(笑)裏金を、個人のポケットに入れることなく、みんなのために効果的に使う方策を考えたらいいだけなんじゃないの???
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