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2008/03/05(水)
アメリカ人って
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面白い。このあいだ大喧嘩して、はっきり言ってやったおかげで、私に対する上司の態度がそれからずっと変わっている。よくもまあ、これだけ変われるもんだな、と思うけれど、変われる人間だから、一応あの肩書きがもらえるまで出世したのだろう。で、2日前の人事部の会合のときなんか、みんながいるところで、多佳子がよく働いてくれるから、どうのこうの、と言うではないか。私の名前が急に出てきたので、こっちもびっくり、で、思わず、何言うねん、って、上司の顔をにらんでしまった。(笑)私の名前を口にするなんて、この6年初めてではないか。こりゃ、かなりあの時に、上からしぼられたな、と思わず笑ってしまった。(笑)会合には私が駆け込んだナンバーツーもいたことだし、自分はこれだけ言われたとおりやってるんだぞ、とパフォーマンスしてるわけだが、こういう時に名前を出された人間としては、どういう態度をとっていいものかと、こちらとしては悩んだのも確かである。アメリカ人なら、「ふん、どう、私の勝ちよ」みたいな顔をしてたらいいんだろうな、と想像はつくけれど、やっぱりそういうのはいやである。日本人だな、と思ってしまう。まあ、上司が私にずっと意地が悪かったのは部のみんなが知ってたことのようで、上司が私の名前を出しても、「何を今さら」みたいな感じで、みんなどっしらけ、って空気が流れていた。名前を出されて、さあどうしたものか、と思いながら、顔を上げると、もう上司は座っていた席を立って、部屋を出ていた。アメリカ人ってほんとに面白い。
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