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2008/06/28(土)
いよいよ
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10年ぶりの収容所巡礼の日が近づいてきた。1998年、初めて北部カリフォルニアのツールレーキ日系人収容所跡を訪ねて、「日本の兵隊を撃てない」を書いた。あれからちょうど10年、再び訪ねて、シカゴに住んでいる今の自分から、この問題がどう見えてくるか、そこを見つめて、再びエピローグを書こうと思っている。タイトルだけは決めた、「I am a No-No girl」である。(笑)10年前のエピローグのタイトルは、「to be an american」−アメリカ人になるということは、いかに過酷な歴史を背負うか、無謀なまで強大な力をもつ政府と立ち向かって生きるか、という思いをこめたが、10年後は。。。ノーノーボーイはよく聞いてきたが、ノーノーガールは一度だって聞いたことがない。女は男に従うもの、という思いこみ、コンセプトがあるからからも知れない。それにしても、資料を読めば読むほど、日系人12万人を3州から強制的に立ち退かせて、収容所に入れるとは恐ろしいことをしたものだ、という思いは強くなるばかりだ。この広大な国では可能なのだ。狭い日本では絶対に無理ー収容するところがない。。(悲笑) 巡礼で開かれるワークショップの準備にとりかかる。英語と日本語で話をしなければならないかも。。ああ、つらいなあ。。。いつになっても、この負担だけは変わらない。そして、それが本のテーマだと思うと。。。ああ、がんばるしかない!!!
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