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2008/07/20(日)
アメリカ人の友人たちと模様がえ
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巡礼のときに泊まらせてもらったバークレーの友達とはもう22年のつきあいである。学生寮の下の部屋に住んでた人たちだ。私たちがよっぽどうるさかったのか、そのうち寮の別の部屋に移っていったけれど、それでも娘と彼らの息子が年が1つ違いで、大学の同じデイケアにずっと通ったこともあって、あれからずっと友達付き合いが続いている。1年に1度会えるかどうか、という付き合いだけれど、会えばいつも楽しい。ライターとしての私を一番最初からずっと応援してきてくれた人だ。私のおかしな英語でもちゃんと付き合ってくれて、女性問題その他、会話はすごく刺激的だ。で、このあいだ、泊まらせてもらってびっくりした。彼らの生活は確実に上昇している。まあ、ダブルインカムのエリート二人だもんなあ。。部屋におかれた家具類、壁にかかった絵画、バスルームのタイルといい、その趣味のいいことといったら。部屋の隅には、休暇で行ったネパールから送ったというヒンズー?の女神像がおかれ、庭にはなんとインドネシアから輸入された、私の背ぐらいある大きな岩の女神の顔像が。。。もう、あれだけであの家には幸運の女神が住みついてる。。部屋の壁にかかったアートは、キューバで買った絵やら、ニューメキシコのネイティブアメリカンのものや彫刻など。。。彼ら独自の世界があの家につまっている。で、きのう、出かけていったイリノイの友達のところもそうだった。。自分たちの趣味、文化世界がはっきりと提示されていて、すっごく居心地がいい。あの居心地のよさは、日本人のお宅を訪ねてもあんまり出会わない。日本人の家は、だいたいキチンに物があふれ、どこのおうちのどの部屋も大体おんなじような感じだ。なぜだろう。。みんなが流行を追って、同じような物を買うからだろうか。とにもかくにも、私の周りにいるアメリカ人の友達たちは、自分たちの世界をすごく大事にして、家を飾り、そしてそこからエネルギーを得ている。加えて共通項は、料理が上手で、食べる時間と食べる物をすごく大事にしてるということ。。。料理文化だけは私は縁がまったくないが、それ以外はかれらから学ばねば、と思って、私も自分の家の模様替えを考えることにした。(笑)まずはリビングに、新しい椅子とテーブルを買おう。。で、家具をあっちやこっちに動かして、自分の新しい世界を創ろう。。。(と、夢みてみるものの、お金は??? 笑) 友人たちを見て思うのだけれど、あれだけ品のいい趣味で自分たちの家や庭を飾れるようになるには、かなりの年季が入っているだろうし、まず好きだと思ったものは何でも買えるお金が必要だし、連れ合いも同じ趣味で、アートを愛し、いっしょに家を飾り、おいしい食事を楽しみにしているのである。ああ、その部分はちょっとなあ。。。(笑)
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