〜ing〜アメリカつれづれ日記
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2009/01/30(金) 昇格・昇給試験
どうやら激震は終わったようだ。きのうの職場は、ニュースが走って、みんな「ひそひそ」。。トップの秘書のオフィスの前を通ると、去年の査定会議で証言者になってもらったディレクターと秘書が、顔を寄せ合ってひそひそひそ。。。私の周りは、とりわけアフリカ系の人はえらくフレンドリーになって、たかこ、私たちといっしょに食べようと声をかけてくれ、なんとサンドイッチまで作ってくれたのだった。みんな、息をひそめて待っているという感じだった。どうやら一番上は、私が弁護士と会ったあと話を聞いて、すぐにアクションをとったと思われる。だから、きのう書類を弁護士にもちこんだときは、なにやらもう一件落着、みたいな感じが弁護士の表情にあったのは確かだ。私が提出した文書こそが、だめ押しの証拠となったのかも知れぬ。今日の職場は、いつもと同じだ。職場の人事なんてそんなものである。誰が来ようが去ろうが、みんな自分の生活を守るために、また変わらぬ日常を送る。。そう、一番大事なのは、自分が自分のただ一度の人生を悔いのないように、自分が自分を守って、一番最善の道を選ぶこと。。。というわけで、異動願いに、別の部署での仕事も示唆したけれど、一応ここに残される可能性も考えて、今日は、一応給料課の昇格・昇進試験を受けた。過去7年間、ペイロール2というステータスでやってきた。ペイロールなんて何もわからなかったけれど、ペイロール2の試験を受けるとうかってしまったので、ペイロール2から始めて7年続けた。ペイロール3の試験では、税金やら社会保障やらどんなに専門的なむずかしい質問をされるのかとびびり、じっと様子をうかがってきたが、まあ、内容チェックにこのへんでいいだろう、と思って、今朝8時半にオフィスに来て、他の求職者たちといっしょに試験を受けた。あああああ、、問題を理解するだけで頭が痛くなった。一体何を聞いているのだろう、と、問題の趣旨を理解するだけで頭が痛くなった。うんうん、ぶつぶつ言いながら、隣のおっさんは、隣のブースのオリエンタルの女がぶつぶつ日本語でつぶやいてるもんだから、いらいらしてただろうな、でもなあ、疲れた、疲れた。。。問題が簡単すぎてである。。(笑)なんでこんなアホなこと、聞くねん、これがペイロール3の試験かよ。。。こんなことなら、6年前に受けとけばよかった。。。となったわけである。(笑)所得税を一番たくさん払わされるのは、独身者か既婚者か、を聞くレベルである。そんなこと、常識だろ、なんでペイロール3なんだよ。。。ああああ、もしかして、こんな簡単な質問の裏になにやら意図が隠されているのだろうか、と、問題用紙をいじくってぶつぶつ言ってたから、ますます頭が痛くなってきた。。(笑)これで、なぜバカ女がなんとかディレクターにまでなったかようくわかった。(笑)要するに、知識をマネージする頭は中学生並みでよし。ただし、嘘を平気でつける根性をもち、嘘をついて同僚をけとばし、裏切り、上司に取り入り、上司だった人間をひきずりおろして、自分が偉くなったと喜ぶ、そういう腐ったエゴさえあれば、まあ、それなりの地位にはつけるだろう。それが公務員である!!!やってらんねえ。。でも面白いから、このシステムがどういう種類の公務員を量産してるかを知りたいから、今度はペイロールとは関係ない、一般職の試験も受けてみるつもりだ。上が、いつ私の異動を決めるのか知らないけれど(英語ができないくせに、文句だけは言う一番やりにくい移民だから、動かそうにも動かしにくく、それはそれでやっかいだろうなあ。。笑)それまでいろいろ経験して、楽しもう。。もうここでは、誰も私に文句言う人間はいない。人種差別を抗議した人間なんて、さわらぬ神にたたりなし、と思ってるだろうなあ。かわいそう。。。(笑)

2009/01/29(木) 抗議書提出
今日ほど、職場に出てきたかった日はなかった。そわそわして、7時半ぐらいから家を出てきたかったぐらいだ。(笑)8時になるのを待ちわびるようにして、出てきた。そして、書類を弁護士に渡した。ああ、すっきりした!!! そういえば、正式な異動願いを出してから、すごく気持ちが楽になって、職場が楽しい、楽しい。。。(笑)やっぱりものすごいストレスがかかってたんだと思う。これが一番健康的な状態なのだ。あの女から逃れられると思うと、るんるんるん。。。書類の中の最後、希望事項に、あの女を私の上司からはずせ、信頼と尊敬がある環境においてくれ、と書いた。給料課の仕事に関しては、トップに、私かバカ女かどっちかを選択せよ、と迫ったわけだ。スティーブさん、好きにしてくださいませ。このあいだ、にらんでおいたから、私の決意の程はわかってるでしょう。(笑)自分のintegrity(って、日本語で何と訳すのだろうか)と誇りのために仕事をしていたから、ここの構造的人種差別にも耐えられた。だけど、口先だけの嘘でごまかされるなんて、ごまかされると思われていることが耐えられない。この7年間を耐えるためにもっていたntegrityと誇りをもってして、抗議書を提出した。バカ女よ、この私に対峙できるか。integrityのかけらもなく、もっているのはただただ自分を大きく見せたい、自分が力をもっていると他人に思わせ、他人をコントロールしたい、地球より大きなエゴだけの、嘘で固めたお前にできるはずがない。お前の嘘が全部人種差別につながっていることをすべて書類に書いておいた。まあ、あんたが、なんとかディレクターの肩書きを振り回して、デカイ態度で喜んでいられるのもそう長くはないだろう。職場の空気は、完全に「嵐の前の静けさ」である。11時から来る私が、朝8時に来たときは、ろくなことがないことをみんな知っている。(笑)みんな息をひそめている。。(笑)それにしても、直の上司がいつも以上に優しい。。。去年の査定の話でバカ女にかみつくことになったときと同じだ。たぶん、きのう、私が休んでいたときに、トップから呼び出しがあったに違いない。彼女だけが、私が誤って送ってしまったメールで、弁護士に会いにいくことを事前に知ってたわけだしな。。。さっき弁護士のオフィスをのぞいたが、もぬけの殻。私の書類をもって、上司のところに行っているのだろう。もうすぐ変化がおきる。。。じっと息をひそませて、待つ。。。待っているあいだが一番楽しい。。ああ、今日は、職場が楽しくて仕方ない。。(笑)

2009/01/28(水) 決戦翌日
今日は、私の誕生日である。あんなアホ職場なんかほったらかして、ぶらぶらしてきた。今ごろ、あの職場、ひっくりかえってるだろうなあ。。(笑)もし、ひっくりかえってなかったら、嵐の前の静けさだろう。。いつか、この戦いのことは本にでもしたいなあ。東京の編集者にも言われてしまった。その話のほうがよっぽど面白いですよ、と。(笑)忘れないうちに、書き留めておかねば。。あのバカ女が平気な顔して、嘘をならべてくれたおかげで、切り口がはっきりと見えた。あいつの嘘をつっこめば、ぼろがぼろぼろ出てくるだけだ。1時半から2時間にわたって、弁護士と話をした。学んだことーなんと、えこひいき、は違法行為じゃないそうな。ええっ、そうなんですかあ。何に基づいて、えこひいきがなされたかが問題なそうな。。。へえ。。。で、弁護士が教えてくれた中に、なんとnational originというのがあった。へえ。。。これって、それこそイラク戦争のあと、中近東の人たちへの差別行為を防ぐためにできたのだろうか。で、弁護士の口調と表情をながめていたのだが、なにやら弁護士がえらく緊張していたのである。どうしたのか、とこっちが首を傾げるほど、最初から緊張していた。腹を立ててる人間と向き合うのは慣れてるだろうにな。。なんか、あるな、とピンときた。。。それに、こちらが気をつけたのは、弁護士自体がシステムの中の人間なのだから、私に対してどういう態度に出てくるか、を私は見張っていたのである。つまり私を押さえにかかるか、こういうのはねえ、むずかしいですよ、とかなんとか、つまり文書での抗議を止めようという感じに出てくるか、それとも奨励する態度で出るか、である。するとなんと、たかこの場合は、差別を訴える根拠がいっぱいあるよ、national originに、人種に色に年齢に、と。。。なにやら、私に文書で抗議させたがってるみたいだった。で、ピンときた。NO1がこの時を待ってたな、と。あの女を切り落とすチャンスを待ってたのだ、と。おお、そうか、それならいい仕事してあげるよ、よしよし、と、2時間いっぱいしゃべってやった。(笑)もう一つ学んだこと。抗議には時効があるということ。EEOCはなんと6ケ月、州と大学は1年とのこと。昔のことをぐちゃぐちゃ言い出しても仕方ないのである。私が一番いいたかった「夷をもって夷を制す」というシステム内に組み込まれた差別は、時効が来ていたので、文書にはできず。とりあえず、感謝祭前の一件だけは文書にする。それにしても、人種やら色やら出身国やら年齢と、差別の根拠として調査してもらえるものだけは不足なし。。(笑)さあ、あの女をどうしてやろうか、とうきうきして、会議室を出たら、なんとNO.1のオフィスのドアがあいているではないか。あ、もう来てるなとピンと来た。わずか3時間ほど前に、NO.2のオフィスで涙をちょろでも流したのが効を奏したのだ。(笑)7年前に、契約課から給料課に移ったときも、異動はたった一日で決まった。アメリカはトップダウンだから、決断だけは異常に早い。よしよし、もうNO.1が来てるということは、これはこのあと弁護士と会議だな、たかこが何を持ち出してきたかを聞いて、勝てるか勝てないかを判断して、さっさと次の手段を考えるのだろう、と想像して、ビルを出ようとしたら、なんと向こうからNO.1が来るではないか。大きな声で、How are you?と聞いてくるから、こっちもFine,thank youと元気よく答えた。そして、こちらに向かってくるNO.1の目の中を見続けながら、「あの女をなんとしてでも殺せ!」とメッセージを送った。(笑)向こうも視線を避けることなく、こちらの目をじっと見てるではないか。。。5歩ずつほど互いに歩み寄ったところで、「Have a good evening」と、ドアを押して出る私の背中に声がかかった。勝てる! (笑)きのうの夜は、抗議書作りで、頭を使った。あいつの嘘がどれだけ矛盾して、それが差別となっているかを8項目ぐらい並べたけれど、ほんとはこの一つだけで十分ではないのか。バカ女は、スタッフ同士のミーティングから除外されて、頼めば早く帰れることを知らなかった私が悪いように言ったが、同じく頼めば早く帰ることを知らなかった黒い若い女の子が私といっしょに4時までオフィスに残ってたのに、なぜか私が帰ったあとで、頼まれもしてないのに、その女の子の机に行って、その子を予定の時間より30分早く帰らせた一方で、頼まなかったからと私に早く帰るチャンスをまったく与えなかったのは、年齢、人種、肌の色、そして外国人ゆえの差別ではないのか。口からでまかせの嘘つくからだよ、ばっか。。。(笑)今ごろ、NO.1は、自分たちが裁判にもちこまれないようにして、どうやってあの女を首にするか、ぐらいを考えているに違いない。私なら、そうするだろう。キャンパス全体の人間相手に、差別解消のトレーニングをやってる人事部で、差別抗議が発生するんだよ。みっともないといったらありゃしない。。NO.1が考えることはただそれだけだろう。人事部の中だけでもみけせることかも知れないけれど、超特急瞬間湯沸し機(と私は、自己紹介する。。笑)のたかこのこと、文書を出したあとでもたもたしたり、何か隠すようなことをして、また短気を起こして、今度は外部と折衝する大学の弁護士たちのところでも相談を持ち込まれたら大変だあ(笑)、早く処理してしまわねば、自分の頭に火の粉がふりかかってくる。。私から抗議文書が弁護士にもちこまれたその瞬間に、偉い人たちはそらそら来たぞ、と動きだすだろう。明日!である。

2009/01/27(火) 決戦の日
いろいろ戦略を練っていて、一つ気がついた。あのバカ女に、なぜ私だけが「えこひいき」をしてくれなかったかを聞いていなかったのだ。これでは詰めにならぬ。あの女のオフィスなんかには行きたくなかったけれど、勝つために行かざるを得ない。ちょうど査定の話をしなければならなかったから、意を決して行った。そして、何気なく聞いた。「なぜ、私一人、ただ金をもらえなかったのですか」すると、あの女、平気な顔をして何と言ったか。嘘で固めやがった。曰く、みんなが私に帰っていいか、と聞いてきたから帰した。普通、みんなで事前にそのことについて話しあってるはずだ、あんたがのけものにされて、知らなかっただけ。残念ね、あんたが聞いてきたら、帰してた、だってよ。それがすべて嘘なことは、白女やら黒女のメールを証拠でとっているから証明できる。バカめ、この論理で、お前は、なんとかディレクターにまでなったんだろうな。こんな汚いことばかり積み重ねてよ。お前は腐りきってるんだよ。これでお前は終わりだ。。午後、弁護士と本格的な話に入る。人種差別を証明してやる。それでも正直なところ、あまりにもくやしくて、腹が立って、ナンバー2のところに行って、涙をちょろっと流してしまった。ナンバー2にはっきり言った、ナンバー1に言ってくれ、と。これで最後だ、と。終わった。これからは、弁護士と法律の話だ。。やったあ。。。万歳!万歳!万歳!! 21世紀のデカブで起きた、日米戦争は、日本の勝利!!!(いやいや、これからが勝負である。気を引き締めねば。。。どうやって、システムにあの女を殺させるか!システムがあの女を殺すのを見届けてやる!!!絶対に広島や長崎に落ちた原爆より1億倍の威力がある核爆弾を、あの女の上に落としてやる。。。笑)

2009/01/25(日) 大島渚の「飼育」と異動願いと人種差別の戦い
二週続けて、シカゴへ大島渚の映画を見にいった。先週は、有名?な「愛のコリーダ」、きのうは大江健三郎の小説を映画にした「飼育」である。むかし小説を読んだときに、ものすごいインパクトを受けて、ぜひこの映画は、と思って出かけていった。見終わって、ああ、日本にもこんな暗い時代があったんだと改めて思ったが、それ以上にものすごく身にしみたのは、人間の「臭いものには蓋をする」根性である。映画は、突然やってきた黒人捕虜の扱いをめぐって、人の日常の平穏がどれだけ揺さぶられるか、が結局は、「臭いものには蓋を」して、何もなかったかのようにして生きていく人間の小ささを描いていた。映画を見ながら、おお、私は黒人捕虜のようなものだな、と思ったから、気が気でない。。(笑)映画では、捕虜は、村人たちに叩き殺される。こっちは、殺されてたまるものか、とこぶしを握りながら、見ていた。(笑)人間の「臭いものには蓋をする」小さな根性は、戦時中の日本だけではない。現代アメリカにある!!!職場である。(笑) 異動願いに、人種差別で息苦しい、とはっきり書いたから、弁護士に会えという返答がNO.2から3日前に来た。No.1が指示したに違いない。人種差別(racism)という言葉が出ると、もう上は黙って見過ごせない。何かアクションをとらねばならない。そのくらい人種差別は深刻かつ真剣勝負である。それからというもの、この3日間、一日のあらゆる瞬間はもちろんのこと、また寝ずの戦略練りが始まっている。(笑)きのうの映画は、よく寝ずに見ていたなあ。。(去年の今ごろの4日寝ずの戦略練りの時は、友達と映画を見にいって、映画が始まるとすぐにいびきをかいてしまって、みんなに迷惑をかけたようで、今だにぐちょぐちょ言われている。。笑)よっぽど、黒人捕虜が気になっていたに違いない。職場の私は、黒人捕虜みたいなものなんだから。(笑)
あのバカ上司が、感謝祭の前日に部下たちにやったことを改めて分析したら、私が感情的になって「人種差別だ」と糾弾できない構図になってることが判明した。一番お気にいりの白女には90分のただ金を渡し(要するに内緒で早く帰らせたのである)次の白女が60分、そして若い黒人の女の子には30分のただ金を渡した。そしてもちろん、撲殺される運命の黄色の捕虜はゼロ分。で、ここで単純にも「人種差別だ」と騒げば、そんなことないわ、黒人には30分あげましたよ、と、あほ上司がにたりとしながら言い返せるという構図になっているわけである。つまり、これも「夷をもって夷を制す」構図である。だから、この構図と論理をどう攻め落とし、これが人種差別に基づくものだと証明できる論理を組み立てねばならない。おとといからずっと、頭の中はその論理の構築でいっぱいである。一つつっこめる箇所を見つけた。確かに私はパートだけれど、正職員であることには変わりない。正職員なのに労働時間が違うという理由で、アホ上司の「えこひいき」が受けられないことを法律はどう考えるのか、正職員は、労働時間の比率によって、病欠なり休暇の時間が与えられるのに、なんで「えこひいき」は受けられないのか、もし労働時間の比率で「えこひいき」は受けられるべきとする法律があるなら、えこひいきを算定するための基準とする時間は白女の時間か、それとも黒の時間か、という論法である。私にしてみれば、40分ほどの差が出てくる。その40分の差がどこから来るのか。それは、同じフルタイムなのに、黒と白とで与えた”ただ金”が違うという人種差別そのものではないのか、という論理展開である。ああ、疲れる。。。これを弁護士相手にプレゼンしなければならない。一応弁護士は、従業員サイドに立つ弁護士のはずだけれど、何しかシステムの中にいる弁護士だからなあ。。丸めこまれないようにしなければ。。明日から、仕事なんてほったらかして、証拠集めに入る。黒女からのメールだけが状況証拠として使えるだろう。3時に帰った白女は私のメールの問い合わせを無視した。無視することで、3時に帰ったことは否定しなかったことも証拠として使えるかも知れない。あさっては、きっちりキャリアウーマン?の格好をして(普段はベトナム難民。。。笑)これまでに出版した本も全部もっていくつもりだ。私がどんな人間で、どんなことに興味があって本を書いてきたか、私がどんな視線で、あのアホ上司や部署を見てきたかをはっきり言ってやる。「臭いものには蓋をせよ」のぬるま湯の中で、ぼおっとしている弁護士なんてふっとばしてやる!!!(笑)8年、あの職場にいて、私が自分のプレゼンをするのはこれが最初で最後だろう。誰も、私がどんな人間で、どんな本を書いてきたかなんてぜんぜん知らない。私の人種差別論法が認められるかどうかは別にして、一度、あの「ぬるま湯」を思いっきりひっくり返してやる。決戦はあさって。。。明日もう一日だけの辛抱だ。竹刀、竹刀、、、あさっての午後1時半、ビジネススーツにジュエリーをつけ、竹刀を振ってから出陣しよう。。。(笑)

2009/01/22(木) 長すぎて。。。前日からの続き
それでもオバマ氏のTシャツを着て、演説を聞いて、若い黒人の女の子の涙を見て、よし、私もやろう、と決めた(笑 なんやかんや言っても、すごく単純である)何をやったかといえば、異動希望の提出である。もうここではよくやった、部は今、最高の形になっている、これ以上の効率のよさは望めないだろう。ということは、私にとってはもうチャレンジする余地はなくなった。新しい仕事をしてみて、大学に貢献したい、とまあ、オバマさんの演説に似た?抽象的な美辞麗句を並べると同時に、人種差別はより巧妙になってきて、窒息感がある、新しい部署で新しい上司のもとで仕事がしたい、とはっきり書いてやった。人種差別、とはっきり書いたから、さあ、これからどう出てくるか、である。(笑)無視されたら、それはそれで一番上の考え方がわかったというものだから、黙って、それに従えばいいだけのことである。しかし、自分が一歩踏み出さなければ何も始まらないではないか。そう、オバマさんである(笑)hope とchangeである!!! それはそうと、万が一、たかこ、人種差別の具体例を出してみろ、とつっこまれたらどういう風に答えようかな、とか考えていて、決定的な事例が考えついた。つまり、ここ数年見てきた、あほ女が黒人のスタッフをどういう風に扱ってきたか、である。振り返って思うに、あの女は、絶対に、そばでずっと仕事をしている直の上司には、黒人のスタッフを管理させようとはしなかった。私がするから、といって、何も言わせなかったのである。おかげで、そいつが仕事をせずに、朝から晩まで電話をしていても、何も変わらず、結局、仕事の尻拭いをさせられていたのは私だった。こういう構図は、今から思うに、夷をもって夷を制す、だったのではないか、と思うのである。黒を好きなようにさせておいて、黄色とぶつかるようにしておく、そして、何かあったときには、黄色のせいにするーそれが、実際に起こったことだった。その黒人のスタッフがやめていったときに、私のせいだ、と私は責められたのである。その黒人の女の子からは、馬鹿女のメールを見せてもらっていたからーそりゃもう、非常に意地の悪い、敵対心丸出しのようなメールだった、私も同じようなものをもらっていたー、黒人がやめていったのは、絶対にあの馬鹿女を嫌ってなのだが、それを責めるとなると、自分の手はきれいにしたまま、私を責めるという構図になる。これは、連邦政府がインディアン部族のコントロールに使ったのと同じ手法である。インディアン同士を戦わせておいて、弱ったところへ、政府が欲しいものをとりにひょろっと出てくるというわけである。こういう手法をとるのが、人種差別でなくて何だろう、というのが私の論法である。まあ、どういうことになるか。。
今のところ、私が異動願いを出した上司からは返答なし。。。返事をくれる、と聞いているから、まあ、しばらく待ってみよう。

2009/01/21(水) オバマ大統領誕生と職場
きのうは楽しかった。(笑)前の晩、近所のスーパーで見つけたオバマのTシャツを着て出かけていった。わずか7ドルほど。記念のTシャツである。朝、職場に来ると、いつもの通りコンピュータを入れたが、まず開いたのがニュースチャンネルである。仕事なんかやってられるか。(笑)朝から、オバマ就任式の一切合切を流している。となりのキューブクルは、若い黒人の女の子だが、この子もわいわいと、音声が切れた、いやコマーシャルだ、とかまびすしい。みんな興奮している、といっても、保守のど塊の共和党派の人間は静かである。これで、職場の誰が民主で誰が保守かはっきりとわかった。(笑)オバマ派は、私のTシャツを見て、あ、それいい、どこで買ったと聞いてきた。知らん顔はアホブッシュが大好きだった馬鹿なやつら。。。(笑)ずっと生中継の画面は、コンピュータで流しっぱなしにしていたが、そのうち、職場の部屋の一室で、コンピュータ画面を大写しにして、みんなで見る、といった話が流れてきた。ぶらっと出かけていった。こういうときは、普段の職場の雰囲気とはうってかわって、連帯感が部屋中にあふれている。ほっとする(笑)といっても、全部で15人ほどだが。。ということは、やはりここは大半が保守の共和党ということだ。げっ(笑) やっぱり黒人の若い女の子たちは、鼻をすすり、ティッシュで顔を押さえていた。どんなに日本のメディアやらがもっともらしい顔をして解説しようと、小浜市の人たちがフラダンスを踊って騒いでも、この涙だけは絶対に流せまい。
オバマさん、長い演説を、一度も顔を下に向けることなく、顔をまっすぐ上げたままやりきった。すごい。暗記するのにどれぐらいかかったのかな、が、頭が悪い市井の移民の女の気持ち。。。(笑)政治家とはやっぱりこれくらいでなくてはなあ。。日本から流れるニュースを見ていると、一握りの記者を相手にするだけの官房長官ですら、言葉を発するときは、長官は下ばっかりよく見て(要するに、原稿を読んでいる)、びくびく言葉を選んで発するではないか。まあ、就任演説が抽象的な言葉を並べるだけの、言葉の揚げ足とりをされることのない演説だと思えば、まあ、日々の日本の官房長官の言葉より、気楽といえば気楽だったかも知れないけれど。。(笑)
それにしても、外野は、黒人初の大統領誕生だとやいのやいの言うだけで終わるが、ご本人は、お気楽ブッシュなんて想像もつかないようなプレッシャーがかかってるだろうな、と私は考えている。黒人だからである。失敗したら、そらみたことか、やっぱり黒人はだめだ、というバックラッシュがコミュニティ全体にふりかかる恐れは大である。そういう心配は、白人の男がすることはまずなかろう。人種的マイノリティの人間が上に昇れば、どうしてもコミュニティ全体を背負わされる。それを無事に乗り切ってはじめて、指導者として主流派からも出身のエスニックコミュニティからも賞賛され、受け入れられるだろう。まあ、肌の色に関係なく、アメリカの大統領になりたい人の気持ちは、私にはさっぱりわからぬ。。。(笑) 

2009/01/17(土) ムード
ほんとに、日本人は「ムード」に弱い。ムードだけ、と言ってもいいぐらいだ。 バブルの真っ只中の時期に、「国際交流」について本一冊分の原稿を書いたが(お蔵入りしたー悲笑)、あの時も、「国際」と「交流」という大言壮語の美しい言葉に甘い夢を託しただけ、という印象が強かった。

最近、日本からのニュースで、オバマ氏の演説集がベストセラーになり、英会話の学校や大学のゼミで、演説を暗記したり勉強していると流れていた。日本に帰ったときに、その演説集を手にとってみたが、対訳がついた英語の教材だった。ニュースでは、英会話学校の様子が映っていた。先生の前で、生徒が覚えてきた演説の英語を言っている。先生が何か言った(そこの部分までは聞き取れずー笑)。次に、大学教授がテレビカメラに向かって曰く、経済不況下で、hope、changeといった言葉が若者に希望を与えるのでは、なんとかかんとか。。。何、これ、と思った。hope,changeといった言葉づらを暗記して、口にすれば、hope やchangeが生まれる???とんでもない。まあ、obamaの言葉づらで、饅頭作って売ったり、食べたりするよりはましかもだが (怒笑) 

これまた日本からのニュースによると、コンビ二で、プラスチックの買い物袋を「いらない」とすら言えない人のために、「袋いりませんカード」が用意されているという。客が、店員に見せるそうな。経費節減といいながら、経費のかかることをしているではないか。一言、言葉にすればいいものを、それができずに、経費を使って作ったカードを見せるらしい。そんなことが奨励される社会で、hope,changeはありえるか。私の答えはノーである。電車の席もそうだった。広いスペースをとっている人に、「すみません、ちょっと寄ってもらえませんか」が言えないからと、お尻の形に席がくぼませてある。社会生活を送るために、自分が必要とする、したいことが口にできなくなっている閉塞的な社会で、オバマ氏の言葉が新鮮に聞こえるから、と演説集の言葉を暗記する? ムードに酔っただけの、暗記されたhope,changeといった言葉づらは空虚に響こう。経験に裏づけされていないからだ。

なぜオバマ氏の演説に力があるか。。やはり彼が混血とはいえ、黒人だからだろう。富裕層の人間で、金持ち世界で育ち、大都市の貧困層の黒人とは違うが、たとえ上流世界でも「肌の色」は、彼にものすごい「悩み」をもたらしただろう。その悩みを解決しよう、そこからはいあがろうとしてきた葛藤のエネルギーが身体に蓄積されてるからこそ、口から出る言葉にパワーがある。そして、そのパワーが人々に希望を与える。アメリカ史を形成してきた黒人たちにとっては、どんなに涙を流しても流しきれないような「希望」の象徴だろう。Hopeとchangeは、彼の存在自体にあり、存在の根源から生まれた言葉が人を動かす。

演説集を読んで、hope,changeという言葉を口にしても、自分がどんな社会に生きたいかというビジョンをもち、現状からはいあがろうと自らの身体が動いていなかったら、hopeもchangeもありえない。そうそう、女子大生が言ってたな、「就職活動に役立つと思います」−面接のおっさんに、hopeとchangeを並べるのだろうか。会社は嫌うだろうな。。(笑) いやいや、流行語のhopeとchangeは喜ばれるだろう。御しやすい、しょせん流れに乗るだけのお気楽人間で、会社の言うことをよく聞く、役に立つ人間になるだろうと。(笑) ほんとにhopeとchangeをもたらす人間はまず嫌われるものだ。でも、アメリカ国民はそれを選んだ。それが、アメリカという国の底力だと思うし、国民のあいだで不満が飽和状態になっていたことの証左でもある。日本??? 演説集がベストセラーだと全国ニュースに流れ、お尻の形にくぼんだ電車の席に座って、演説集を暗記している限り、国民は静かに、「うち」に沈んでいく。

そういえば、今回の旅行で、娘が一番びっくりしたのは、乗り合わせた電車が人身事故をおこしたとき、乗客たちが車内で2時間近く静かにしていたことだそうだ。アメリカ人なら、大変だ、何か自分にできることはないのか、助けられないのか、とわあわあ騒ぐだろうという。なぜ日本人は、と。。。騒ぐのは大人げない、というマナーもあるだろうし、「人ごと」という気持ちもあろう。自分の置かれた状況を、「人ごと」として切り離してしまうことができる人に、オバマのhopeと,changeは届くまい。。まず自分の足元に問題意識を持つこと、そして生きることを真剣に考えること。。「命の大切さを教える」んじゃないんだよ。(笑)まず自分で身体を動かしてみて、生きているエネルギーを蓄積していくこと。。

2009/01/16(金) バレーシューズとルーズソックス
日本からのニュースで、冷え込んでいると聞いていた。2、3日したらこっちに来るぞ、と思っていたら、案の定、今朝は華氏でマイナス15度という冷え込み具合である。今晩は、マイナス20度ぐらいまで下がるとか。(摂氏でいえば、マイナス29度ぐらいだそうな。。笑)家の中は、摂氏20度ぐらいの温度に一定に保たれているから、快適である。死ぬ温度だから、外には一切出ない。となると、部屋ごとにヒーターをおかねばならない日本よりはるかに暖かい。これが現代アメリカの豊かさといえば、その通りである。翻って、フロンティア、それも地球温暖化の心配がなかった時代のフロンティアに挑戦したパイオニアってほんとにすごかったな、と改めて感心する。私が尊敬するアメリカ人は、18世紀、19世紀のパイオニアたちである。(笑)
きのう、日本のトールクラブの人から、ピンクのバレーシューズが届いた。サイズ28.こんな大きなバレーシューズもあるんだ。はじめて知った。生まれてはじめてはいて、リボンを足首に巻いた。トーシューズにもついてるリボンである。なぜか、心がうきうきした。象の歩き方と呼ばれる歩き方も、このピンクのリボンつきシューズをはけば、変わるかも知れない。(笑)これまでの人生で一度もしたことないことを少しずつやって、楽しんで、そして消えるぞーるんるん。。(笑)娘からは、これ、はいて、と靴下をいっぱい受け取った。昔、日本で買ってやった、いわゆるルーズソックス?と呼ばれたやつである。高校生がはいてたながあいやつで、制服のスカートの下で、アコーディオンみたいにしわしわにしてたやつ。。これもはこう。。しわしわにして。。狂い咲きと笑うなかれ。。。(笑)人生短し。いろいろやって、楽しんだ者の勝ちである。(笑)

2009/01/15(木) 移民
自分の関心事を的確に表現してくれている記述に出会ったので、書き記しておこう。インドネシア残留日本兵の研究を続ける若い男性の言葉ー戦後の日本では、長く「棄民」のように忘れられていたかれらが、新たな政治情勢の中で今度は「英雄」にされ、都合のいい部分だけナショナリズムのための傍証にされる。憂慮すべきことだと思いますー
私が強く反応する箇所は、「都合のいい部分だけナショナリズムのための傍証にされる」、だ。つまり、私の言葉でいえば、都合のいい時だけ、国家の広告塔にされる、だ。憂慮すべき、と研究者がはっきりと言ってくれてることがすごくうれしい。世間、とりわけ移民コミュニティでは、程度の差こそあれ、国家の広告塔になりたがる人が多い。自らの姿を、自分のエスニックコミュニティの反射の中でしか見出せない人たち。エスニックコミュニティなんて、ホスト国の全体から見たら、ちいちゃなちいちゃな”部分”にすぎないのに、エスニックコミュニティが自分が出てきた国とつながっているがゆえに、”部分”がホスト国の”全体”となり、”部分”で大きくなることで、まるで自分が国を代表しているかのように錯覚する人もいるようだ。ばっか。。(笑)国家は、しょせん使い捨ての、ていのいい”スパイ要員”を探してるだけなんだよ。。。(笑)とまで書いて、おっとおっと、と思った。(笑)野球の選手はどうなるんだよ、という声が聞こえてきた。メジャーリーグで仕事をしている日本人野球選手たち。国家の美しい広告塔だ。野球という”敵”の陣地で、敵以上の仕事をして、日本人はこんなにすばらしいんだぞ、というメッセージを背負わされる。ノーベル賞受賞なんて、その最たるものだなあ。。そういえば誰も、アメリカに帰化したシカゴ大学の南部教授の問題はつきつめようとはしなかったなあ。ああいう部分こそ、はっきりすべき論点だと思うけれど。。メディアは、適当なところでごまかしてしまった。あんまりぶつぶつ書くと、広告塔になれないからひがんでいるだけ、という声も聞こえてきそう。。(笑)こういうメンタリティも移民コミュニティ特有のものではないだろうか。日本国内にいると、日本人というアイデンティティや、国家と個人の関係を問うことなどないからだ。国家の領土を離れたものだけが、アイデンティティの所在を自分に突きつけ続ける。一時的には国家の広告塔になっても、野球選手たちは契約を更新できなかったら、日本に帰る。広告塔になるのはいっときのあだ花でしかない。国は、また別のあだ花を探すだけだ。あだ花になることなく、でも、小さくてもいい、咲き続けるためにはどうしたらいいものだろう。やっぱりホスト国の言葉で勝負して、仕事して、だろうなあ。。疲れるなあ。自分にはとうていできそうにないなあ。。(悲)

2009/01/14(水) 黒人問題2
本を読んでいて気づいたこと。人種統合をめざす方針により、学校に黒人生徒が入ってくるようになると、学校のレベルが落ちるという記述を読んでいて、思いだしたこと。日本人村の日本人は子供の教育のためにと、学校がいいとされる学区に住みたがる。で、一つのいい学校に、ESLを必要とする日本人子弟が増えると、学校のレベルが落ちる、という相関関係を聞いたような気がする。黄色が入ってきたからと、白が逃げ出しはじめたとはさすがに聞いたことはないけれど。。でも、どこか黒人問題に通じるものがあるのではないか。と考えていると、戦時中の日系人の主張を思いだした。日本人は固まるから、だめなのだ、差別される、と。ばらばらになれ、同化せよ、と。
エスニックコミュニティを作ることなく、ばらばらになっても、黄色い自分という人間の存在感を、どこまで示せるものなのか。
読んでいるのは黒人の歴史だけれど、よぎる思いはやはり自分の生き様である。アメリカの人種問題とはこういうことだ。

2009/01/13(火) 黒人問題
相変わらず、けっこう夢中になって黒人の歴史の本を読んでいる。奥が深い。それだけ黒人の歴史はアメリカ史と表裏一体ということだ。日系人の歴史なんて、吹けば飛ぶようなものだ。リンカーンと握手した浜田彦蔵さんが日米をうろうろしていたのは1850年代。そういえば、カリフォルニアの日本人が好きなジョン万次郎さんが漂流して、うろうろしていたのはいつごろだったっけ。。とにもかくにも、アメリカ史に登場した日本人と黒人とでは格が違う。なかんづく、日本人村にたむろする日本人なんて話にならない。とまで書けば、誰かににらまれそう?? (笑)今、読んでいる本で、ジェシー・ジャクソンもシカゴと縁があると知った。1964年にシカゴ新学校の学生となり、キング牧師といっしょに1966年の夏、「シカゴ自由運動」でデモ行進に参加している。かれらの運動が、シカゴの住宅人種隔離の解消を訴え、結果的に失敗したとあらためて読んで、今、住むこの町の状況が40年以上を経て、シカゴの後を追っているのでは、という感触をもっている。つい最近、娘が不動産屋をやってる友達から聞いた話を知った。連邦政府の援助で町の一角にできた公営住宅は黒人の住民ばかりで、そのあたりで犯罪が多発している、だから、町を嫌って家を売る人が増えている、というのだ。大きく言えば、この町も開発が進み、都市経済に支配されつつあるということだ。ここから少し東へ行くとは白人の町で、人種差別は厳しいと聞いている。(行きつけの寿司屋みたいに、商売をするには、郊外に逃れたお金をもった若い白人が集まる新興の白人の町が最適だろう。。)でも、ルーラルに属してきたこの町に、政府の公営住宅が建てば、郊外町化する前に、都市のドーナツ化現象に飲み込まれてしまうかも知れない。人種差別は悪い、と言うは易し、しかし現実は非常にむずかしいものがある。町に黒人が増えると、不動産価格は下落する。だから、今のうちに、と家を売ろうとするのも、十分に理解できることだ。あああ、オバマさん、黒人が大統領になった、と大騒ぎするのは簡単だし、ほんとにすばらしいことと思うけれど、市井の日常の現実はほんとに厳しい。。シカゴの超高級住宅地のあの大邸宅から見える世界に、ルーラルに誕生しつつある「新シカゴ」?はありますか??? 人種問題とは、あらゆる人間に、日々のあらゆる瞬間に忍耐を強いる問題である。あああ、疲れる、疲れる(そういえば、本を読みながら、バークレーで、私はジェシー・ジャクソンに大きな手を差し出されながら、握手しなかったことを思いだした。なぜだか知らないが、しなくてよかった、という気持ちが今だにある。。筋金入りの「牧師嫌い」かも。。笑)牧師といった指導者と、公営住宅に住んでいる人たちは別世界の人間である。それは職場でも同じだ。ああ、そういえば、その”指導者”に、”公営住宅に住む人”の世話をせよ、と、会議でかみついたことがあったなあ。。。黄色が黒にかみつくなんて、職場ではじめての”事件”だっただろうなあ。。かみついたおかげで、状況がきれいに変わったので、よかった、よかっただけれども。。ああ、疲れる、疲れる。。。この皮膚感覚を表現する能力があれば、芥川賞受賞なんて簡単なことなんだけどなあ。。(笑)

2009/01/09(金) 10数年ぶりの美容院
娘にせきたてられて、10数年ぶりかに美容院へ行った。覚えている限り、前回プロの人に髪の毛を洗ってもらったのはサウスダコタである。あれから10数年ずっと伸ばしっぱなしにしてきた。美容院に行く手間とストレスを考えると、めんどくさいからである。(笑)イリノイで美容院へ行ったのははじめてである。それでも自分でもなんか長くなりすぎたような気もしていたので、娘がもらってきた20ドル引きのクーポンが気にいって、今朝思い切って、娘といっしょに行ってきた。美容師にあれこれ娘が言った。なんとでもしてちょうだい、と、俎板の上のタイ?かタコの気分である。(笑)どんなものができあがるか、とちょっと期待感もあったが、やっぱり結果は、なんやこれ、がたがたやんけ、なんでこんなことにお金を使わなあかんの、である。(笑)でも、これを言うとまた娘とけんかになるので、黙っていた。(笑) なぜアメリカで美容院へ行かないか。1−美容師がへたくそである。毛先が横にまっすぐにならない。がたがたである。ばか臭い。(笑)2 美容師にああしてくれ、こうしてくれ、という英語力がない。めんどくさい。で、言えても、その通りにしてもらえない、と思うから、初めから言わないし、美容院には行かない。(笑)3 万が一上手な美容師に出会えて、一度きれいになったら、きれいを維持するために、しょっちゅう美容院へ行きたくなるかも。。それは困る。お金と時間がない  4 鏡の前でじっと座っているのが退屈で、嫌いである。いらいらする。できあがってきたのが、自分のイメージにあわないと、ますますいらいらする。(笑)5 独身時代、今から30年も前に、1回5000円以上だして、すごく上手な美容師さんにかかっていた。これで甘やかされて、へたくそなアメリカ人の美容師のところには行きたくない、という気持ちが強い 6 おしゃっれけがまったくない。−これが最大の理由だろうな。実は、トールクラブどころじゃないのである。(笑) 背の高さに関係なく、おしゃれな人は、お金もとんちゃくせず、しょっちゅう行くのが好きに違いない。。。というわけで、イリノイはじめての美容院を経験して、髪はこれまでの半分ぐらいになった。まあ、これも今年のキーワード、「変化」といえば変化である。(笑)これでまたあと20年、行かなくてすむ。(笑)と思って、考えてみたら、次回美容院に行くのは死に装束用になりそうだ。(笑)あとわずか20年かあ。20年後も元気に美容院に自分の足でいけるようにしておかねば。。。

2009/01/07(水) アメリカを変える!!(笑)
毎二週間ごとの給料計算で、変わりばえのしない事務をしている。退屈なことだとは思うけれど、この程度の気楽な仕事で、お金がもらえるから有難いことだ。英語のできない移民の常としては、英語を使わずにすむ畑か洗濯屋ででも働かなければならないのだが、お気楽事務職でお金をもらえるのだからほんとに感謝している。英語ができないから、別に昇進を狙うことなく、お気楽に、いかに頭を使わずに(つまり自分のエネルギーを浪費することなく)、指先だけを動かして、ぼけ防止に役立たせるか、に気を使って?、仕事に来ている。(笑)でもまあ、ちょっとぐらいは刺激が欲しいな、と思い、新しいことを始めた。コピーである。今日、コピーをしにいくと、紙がない。それで、シュレッダーにかける予定の使用済紙を使うことにした。両面コピーなんて、日本では常識かも知れないが、大量生産、大量消費が身についたここでは、両面コピーなんて考えもつかないようだ。そこで、私がごそごそと、勝手にはじめた。ぺいぺいがする仕事だから、両面コピーにしても何も害はない。本音は、コピー用紙がないよ、とマネージャーに言いにいくのが邪魔臭いだけなのだが、こんなものぐさでも、両面コピーによって環境に貢献するのだ、とか、アメリカを変えるのだ、とか大義名分を掲げて楽しむことにした。(笑)
そう、私がアメリカを変える!! (笑)アメリカを変えられるのは、オバマ氏だけじゃないよ。(笑)いや、ほんとの変化は、それぞれの人間の足元から始まる、はじめるべきなのだ。選挙に勝つために、有権者におもねる政治家なんて、誰でも似たりよったりだ。それよりも、日々の日常生活で草の根の人間が始める変化のほうがどれだけ強力なことか。。オバマ氏と競争だ!!!(笑)とかなんとか、好き勝手なことが考えられるこの職場がけっこう気にいってるんだろうなあ。。上司まで蹴落としちゃったもんなあ。。(笑)今年でいよいよ9年目である。早いものだ。。

2009/01/05(月) ふるさとは遠きにありて思うもの
きのう無事に日本から帰ってきた。今日から仕事初めである。
今のところ、時差ぼけなし。そのうち、突然ぼあ〜〜〜と、あらがいがたい眠気が襲ってくるに違いない。日本はどうだったか、とアメリカ人の同僚が聞いた。うん、まあまあ、と答えておいた。(笑)外交辞令に答え出すときりがないし、世間話を英語で話す元気も能力もないし。。とにもかくにも無事に仕事初めに間に合ってよかったというところだろうか。同僚たちは私と娘の関係、私と母親の関係がよくないことをよく知っているから、彼女たちの問いは、ただただ「娘もいっしょに帰ってきたか、日本においてきぼりにしなかったか」である。(笑)で、私は、娘は一人で先にアメリカに帰った、と答える。で、すべて了解、となる。(笑)
そのくらいじゃないと困ると思っている。母親とけんかになったら一人でさっさと帰ってもらわねば。。。と強がり?で自分を納得させてきたが、カリフォルニアの60の声を聞いた友達から、カードが届いた。曰く、母親とけんかするあいだが花ですよ、と。そのうち、子供なんて生きてるのかどうかもわからなくなります、と。そうだろうなあ。。というわけで、私は苦手な母親の顔を見に帰っているわけだが、やっと元気でいてくれる母親のありがたさが身にしみはじめた。これで介護といった問題が出てくると、もう私の生活は一変してしまう。けんかになろうが、相性が悪かろうが、もうどうでもいい。ただただ元気でいることだけが、親孝行、子孝行というものである。娘がどんなに私のことを嫌おうと、けんかになろうと、ただただ最後の最後まで元気でいてやりたいものだ。いてやらねばならぬ。どんなに仲良くても、親が意識不明のまま寝たきりになって、病院に入院し、月々20万円、30万円と医療費だけが子供の肩にかかるようになれば、どんなに仲良しでも、心に密やかにしのびこむものがあるのではないか。人間なんて、そんなに立派なものではないはずなのである。
日本は人口が減っているとか。近所には、古い家を取り壊して空き地が多くなっていた。駐車場にする余裕も必要もないのか。よく親しんだ店もなくなっていた。母親の家も、あと何回訪ねることになるのか。もう10回もないに違いない。新法ができて、借地が50年すぎたら、更地にして地主に返さねばならないそうな。近所の人には、もうあと5年で、と地主から通知が来たそうな。古い私がつまったあの家も消える日が近づいている。家とともに、古い私も消えるだろう。まさしくふるさとは遠きにありて思うものである。


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