〜ing〜アメリカつれづれ日記
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2009/07/27(月) 静かな時間
職場では、時間が静かに過ぎていく。まだ最終決定が出ない。もうどうでもよくなってきた??? (笑)とにかく、あのようないじめられる状態で、ここで仕事を続けることはできなかったから、爆弾を落としたわけで。。今は、公務員のシステムにおとなしくのっとって、職場に出てきている。公務員のシステムとは。。人間は、予算をとってくるための道具なのである。人間が減ると、その部に割り当てられる予算も減らされる。つまり、ここにいることが仕事なのである。それが、システムの偉い人を喜ばせるのである。おとなしく、黙って職場に出てきたら、それでよし。。というわけで、このごろは、職場で、リンカーンの本やら友達の博士論文を読んだりしている。ああ、なんと心地よいことか。。。今が最高である。このまま異動がなくても、この心地よい時間が続くなら、もう大満足。。。(笑)職場に出てきさえしたら、お金がもらえるという仕組みである。。万歳!!!(笑) 時間がゆっくり流れるようになると、気持ちも落ち着く。そういえば、このあいだは、窓の外に巣を作ったこまどりの赤ちゃんたちが、なかなか巣立ちができずにやきもきした。お母さんが4つの菱形の口にえさをやっているのを見て、感激したのもつかのま、彼らはまたたく間に大きくなった。で、4羽の赤ちゃんたちのうち、最後の1羽がなかなか飛び立てなかったのである。巣の上にじっと立っていること、丸一日。。他のみんなは、いつのまにやら飛び立っていったのに、である。時々、鳴いていた。すると、お母さんが戻ってきて、えさをやってたようだ。世話のかかるやっちゃ、とぶつぶつ思ってただろうな。(笑)翌朝、やっと巣の上にいなかったから、ああ、やっと飛べたんだ、と思って、木の下に行って、余分な枝を切ろうとしてびっくり。。なんと、木の葉のあいだに隠れるようにして、まるで、姫路城のお皿を数えていた幽霊さんみたいに、別の枝にぬ〜〜〜と立っているではないか。巣からは離れられたものの、やっぱり飛べなかったのだ。。ぎょっ、このままでどうするの、餓死するつもり、とほんとに心配になってきた。結局、その枝の上にも丸1日立っていた。で、やっとその次の朝、消えた。ほっとである。その一方で、庭に小鳥の死体?(というのだろうか。。笑)がころがっていた。別の巣から飛び立ったばかりの鳥のようだ。これまた、ぎょっ。。次の日、頭だけが消えた。かにみたいに、脳みそがおいしいんだろうか、と考えたが、やはり頭のない死体は気色が悪くて、毎日ちらと見るだけにした。毎日、毎日、死体は薄くなっていく。やっと今朝、胴体?ーつまり肉があったと思われる部分は全部なくなって、羽だけになった。こうやって、死体は少しずつ自然の中で消えていく。。人間の風葬のようなものだ。。それが一番いいと思うけれど。。可能なのだろうか。死といえば、ショックなニュースを聞いた。バージニア工科大学であった銃乱射事件の被害者たちが、どうやら州を訴えているらしい。まだまだ事件は片付いていない。一方、こちらでは、もうあの事件は風化しつつある??? もちろん被害者が、州を訴えたとは聞いていない。この違いはどこから来ているのだろうか。被害者の数、事件の違い、犯人の病気の程度の違い、大学の対応の違い、犯人の人種の違い。。。要素は山ほどあるだろうけれど。。一つだけ共通しているのは、死んだ人はもう絶対に帰ってこないということだ。4つの菱形の黄色い口がぱくぱくしていた巣にも、もう誰も帰ってこない。生きているということは、今ここにいる、この地球上の一点という空間の”家”にいるということ?? 死ぬとは、ここから巣立ちして、もうこの”家”には絶対に戻ってこれないということ??? 巣立ちとは、宗教観ともつながっていくのかも。。。

2009/07/21(火) いよいよアメリカ人も。。(笑)
職場で、面白いちらしが回ってきた。「一日に1万歩歩こう!」というちらしである。ああ、なんと、車大好きアメリカ人も、いよいよ車の罪に気がついたのかも。。。GMがつぶれるはずである。(笑)東西両海岸の知的で、リベラルなアメリカ人ならともかくも、このだだっぴろい中西部でも、1万歩歩こう、である。歩けるはずがない。。。(笑)昔、サウスダコタに住んでいたとき、家の外にはぜんぜん出ない日が続いたので、自分でも不安になって、日本に帰ったときに万歩計を買ったことがある。1日か2日つけたことがあったが、なんと一日500歩ほどのこともあった。よく動いたな、と思ったときで、なんと2000歩ほどだった。1万歩は、車が絶対に必要な農村地帯では、ほぼ不可能だと思うけれど。。1万歩など、いったいどこを歩けというのか。とうもろこし畑??? 何をしに??? (笑)
それにしても、あの万歩計はどこへ行ったのか。まだ浴室の壁の戸棚にころがってるはず。。。もう15年ぐらいほったらかしにされて、まだ動くのだろうか。ちょっと試してみよう。。。サウスダコタで500歩、イリノイでは。。あんまり変わるとは思えない。。(悲) それにしても、アメリカに万歩計があるとはまだ聞いたことがない。あるのだろうか。環境とごみ問題といい、日本人の細やかな知恵が、おおざっぱなアメリカで受け入れられるようになったら、けっこう新しいビジネスチャンスになる???(笑)

2009/07/19(日) ”日本”侵入
今年は天候が不順で、夏だというのに、冬のジャケットでも着込みたくなるような天気だから、おかしなことが家の庭でも起きている。変な虫やらファンガスが、ずっと春先から発生して、あっちやこっちの木の様子がおかしい。で、今は、ジャパニーズビートルズという、青緑色に光る虫が、柳やらエルムの木の葉っぱにとりついて、食べつくしている。なんで、ジャパニーズと呼ばれるのか、私は知らない。(怒)学問的に、日本種の虫なのだろうか。とにかく、過去10年で、この虫が発生したのは今年初めてである。木のそばにいると、シャシャシャシャシャと虫が食べている音までが頭上から聞こえてくる。それぐらい大量発生しているのである。で、食べたあとを見ると、なんと、昔、理科の教科書に載っていたような、葉脈のレントゲン図?みたいになっている。柔らかい葉っぱのところだけ全部食べつくして、葉脈だけをきれいに残しているのだ。なんだあこれ。。。でも、ここまできれいに食べられると、ちょっと尊敬したくもなった。。(笑)と思ったりしたら、昔聞いた母親の声が聞こえてきた。。小魚を食べるとき、「ちゃんと、小さな骨も全部食べるんやで」とうるさく言われた声である。(笑)ジャパニーズビートルズめ、ぜいたくな奴だ、葉脈も残さず全部食べろ。。。(笑)
早く夏らしくなってほしいものだ。。気候が変わったら、この虫も、一斉に逃げ足早く、消えるのでは。。。引き際を知っているのが賢い証拠である。”日本”虫よ、お前は賢いか???(笑)

2009/07/14(火) 職場
バカ職場にも少しずつ変化があらわれはじめた。(笑)台所の電気が、どうやらエコ電球に変わったらしい。つまり、人が入ったときに、センサーで電気がつくようになったのである。今日からの感じである。すごい。。。ドイツのハイデルベルグで泊まったホテルは、ホテルの廊下がそういう感じになっていた。ホテルといっても小さな個人経営のところだったのに。。やはり環境意識の高いところは、いても楽しい。それにひきかえアメリカのホテルは、どこに泊まっても、まだまだのうのうと電気がつけっぱなしになっている。チェーンホテルほど、会社の方針みたいなのがあって、変化はむずかしいのかも知れない。それなのに、このバカ職場が、である。(笑)どうやらここにも、それなりに頭脳をもっている人がいるらしい。。(笑)でも、チェーンホテルだからこそ、親会社がどお〜〜〜んと方針を決めたら、すごい効果?があるのでは。。そういえば、なぜアメリカのオフィスビルは、夜、誰もいないのに電気がつけっぱなしになっているのか、と尋ねて、防犯のためだ、と聞いたことがあるが、これなども、人が侵入すれば電気がつき、防犯ベルがなるようになったら、それはそれで便利、と思うけれど、実際のところは、風といった天候で空気が動いたりして、防犯装置が働いて、警察まで来てバカを見て、お金を払わされて、ということも多発、狼少年になりかねない事務所も多いと聞いたから、何事もむずかしいものだ。(笑)
職場といえば、日本から帰ってきてすぐに、人事部トップと話をした。バカ女を私の監督から完全に離してくれ、と絶対に譲れない最低限をお願いしたら、なんとトップは「新しい仕事をしないか」ともちかけてくれた。やったあ。。。でもまあ、新しい仕事といっても、英語ができないからなあ。。給料課の数字相手が一番気楽なんだけど。。。どんな仕事が可能なのだろうか。どうなるかわからないけれど、時間がかかって、待てば待つほど、大きな変化がおきる可能性はある。組織の構造?変えがある??? 部署の管轄が変わるのである。どうなるかなあ。。上司が変わることだけは確かである。まあ、こっちは、バカ女さえ私に手が出せなくなったら、今のところで、ぼおおっと遊んで、書き物の準備をしたり、本を読んだりして、私自身のためだけに時間を効果的に使って、お金をもらう算段である。私を使えるなら、使ってみろ???(笑) こうなってくると、かわいそうなのはトップかな。。。バカ女がうまく私を使っていたら、トップの時間と頭をわずらわせる必要はなかったのにな。。だから、バカなのである。(笑)そのバカ女は、何の音沙汰もないことをいいことに、またここのノー天気な人たちに、嘘の情報でも流して、自分の役職をひけらかしている模様。。勝手にせえや。法的に降格やら減給が可能なのかどうかは私は知らない。でも今のところ、仕事は干されている模様。要するに、窓際族である。することがないのに、毎日出てきている。あの女なら、意地で出てくるだろうなあ。。どうでもいいや。。私は、仕事はしないかわりに、昇給も望まない。。それが、バカ女が考える「私をいじめる喜び」だろうし、私がここに居残る条件である。ポイントは一つ、あの女がこれからも私をいじめる手段を見つけても、私はただただ怒らないこと。。。これって、私がここから数年前に追い出した黒卵ちゃんの戦略だったなあ。。(笑)さあ、トップはそういう戦略を私に選ばせるのかどうか。。。最終決定まであと1ヶ月もかからない、と聞いている。If you say I can do it, I will do it と私は彼に言った。何でも、私はできます、できます、といいたがるアメリカ人とはぜんぜん違うから、彼も戸惑っているかも知れぬ。すべて、上司が私を信頼するかどうかにかかっているというわけだ。トップも、同じところに私をおいておいて、同様のことが起こるのは困るだろうから(バカ女が、この件から学ばずに、学べずに、変わらない、変われないほどバカなのは、少なくとも上級の上司はみんな承知だ)、やっぱり私を別部署に動かすのでは、と思うけれど。。戦争の最終局面は、トップと私の綱引きである。ああ、疲れる、疲れる。。(笑)

2009/07/13(月) 美しきもの見し人は
また奇跡的に美しいものを見てしまった。もちろん生まれて初めてである。窓の外の柳の木のちょうど目の高さに、巣を作ったこまどり。このあいだから、けっこうずっと巣の上に座っているな、と思っていたら、とうとう卵が孵化したらしい。なんと、ここ数日、赤ちゃんの小さな黄色いくちばしが巣の上から顔を出しているのを見た。そして、大きく口をあけて、それもちょうど菱形状にあけているのをこの目で見てしまったのである。おお、かわいい、かわいい。。だいたい4つぐらい口がぱくぱくして、その上を母鳥がうろうろしている。えさをやってるのだろう。すごいなあ。。親は、自分が食べずとも、子どもにえさをやる。人間も同じである。自分の飢えは忘れてでも、新しい命を守る。。菱形の黄色い口がぱくぱくするその美しい形が忘れられない。それにしても、こうやって親は一所懸命えさをやって育てるのに、そのうち子どもはどこかへ飛び立って行ってしまう。人間も同じである。(笑)だいたい、親が自分の飢えを忘れてでも、子どもを守ろうとするのはせいぜい5歳ぐらいまででは。。学校に行き始めて、知恵がつくと憎たらしくなって、親は自分の空き腹を満たすほうが大事になってくる。(笑)で、子どもとけんかになる。(笑)で、それがトラウマになったとかで、一生責められる。。(笑 私も親を責めている。。笑)学校に行かずにすむ鳥たちの鳥生の形は純粋にはじまって、純粋に終わるのでは。。。それが一番幸せである、と考えながら、今日も窓の外をじっとながめて、鳥たちの親離れの日を待っている。

2009/07/11(土) チェリー狩
生まれて初めてチェリー狩をした。大学のキャンパスに1本だけ、チェリーの木があるのである。手をのばせば届くところのチェリーは、もうきれいにとられている。それで、配偶者がはしごを持っていって、木の上のほうのとり放題のチェリーをバケツに1杯とってきた。重たい、重たい。(笑)それを、テレビを見ながら、小さな種押し出し器具を使って、種を押し出すのである。この作業が大変、大変。。。でも、手先を使うことがボケ防止になるだろう、と自分に言い聞かせて(笑)、必死で種を押し出す。小さな実からこぼれ出るジュースをあたりに飛ばして、無駄にしないように、とけっこう気を使うから、大変、大変。。。でも、思う、私の神様の木は喜んでるだろうな、と。一生懸命生きて、枝にいっぱい実をつけたのに、誰もとってくれなかったら悲しいではないか。何のために生きてるのだろう、と虚しくなるではないか。(笑)ありがとう、これからこの大量のチェリーを砂糖とウオッカに漬けて、飲んだり食べたりと忙しくなる。。(笑)自然の恵みに感謝である。


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