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2009/08/28(金)
能ある鷹はつめを隠す(2)
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そういえば、きのうは、ダコタのインディアン居留地で買ったジュエリーを、耳やら首、胸にじゃらじゃらつけて職場に出てきた。白人たちにおしつぶされそうになったインディアンたちの復権への思い、エネルギーをもらうためである。誰が白人におしつぶされるか。ふん、若い人たちの話の流れの中で、なにやら私一人を責めるような感じになった部分もあったが、トップは、一人の問題ではない、問題は重層的である、みんな問題に関与している、で逃げ切った。私のほうは、ダコタのインディアンたちの日に焼けた顔、不健康な食生活で壊してしまっている、ぶよぶよした大きな体を思いだしていた。とうもろこし畑のあいだで一生を終えるあんたらとは、見てるところ、考えていることが違うんだよ。(笑)で、その部分は、トップが一番知っていることだろうから、若い人たちが何を言おうとも、私はもう何も言わなくてもいい、と達観していた。会議の前には、私が部から追い出した黒卵ちゃんが来て、たかこ、このあいだトップに会ったときは(呼び出されて、一応怒られたときのことだ 笑)、いい仕事をしたと聞いている、これからもがんばれ、と励ましまでもらった。楽しい職場である。(笑) とわいわい考えてたら、友達が、「ピーターの法則」なるものを教えてくれた。「無能にならないために=出世しないため」出世しない技術ーつまり給料に見合わない苦労をしないため、というコンセプトのようで、曰く、組織に「十分な地位」と「十分な時間」がある場合ー要するに公務員のことであるー、すべての個人は、その人の「無能レベル」まで昇進し、そこにとまり続ける、やがてあらゆる地位は、職責を果たせない無能な人間で占められるーおお、バカの状況を見事にあらわしているではないか(笑)真の「無能レベル」になりたくなければ、「無能」に見せるー昇進はしない、「創造的無能」は「昇進拒否」にまさる、変人ぶりを発揮するー普通でない服装、異常に汚い机ー最後が私である。(笑)過去8年間、私はホームレスみたいな格好をして、職場に出てきた。抗議書を出してからは、1ヶ月のあいだ、大きなマスクをして出てきてやった。机の周りは、古い、5年以上経ったドライフラワーと埃だらけなものだから、このあいだ、中にほこりがたまったコンピュータが止まってしまった。(笑)ははは。。。変人ぶりを発揮して、無能に見せるー要するに、公務員として生き延びるのは、つめを隠した能ある鷹だろう。私の背後には、最近知ったマーク・トーウェンの言葉がかかっているーIt is better to keep your mouth shut and appear stupid than to open it and remove all doubts. APPEAR STUPID!!!! 古今東西、いつの世も同じである。生き延びるぞ!!!そのくらい、公務員はおいしいのである。ひっひっひっ(笑)
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