〜ing〜アメリカつれづれ日記
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2010/04/29(木) フラワーチャイルド
今日は、朝から料理をした。疲れた。。(笑)暇なオフィスで、みんな退屈してるから、毎月テーマを作って、ご飯をもってくるのである。今日は、フラワーチャイルドというテーマで、私の直の上司ともう一人の上司がサンドイッチを店からケータリングするとかいうから、じゃあ、私も何かをもっていったほうがいいのかな、と思って、簡単にそばを海苔巻きにしてもっていったのである。で、フラワーチャイルドって何か、と配偶者に聞くと、ヒッピーだというではないか。てっきり花柄のものでも着ていくのか、と思っていたら、ヒッピーとは。すると突然、映画「イージーライダー」のビーター・フォンダの姿が浮かんだ。。ああいう時代があったんだあ。(笑)オフィスに行くと、フリンジがいっぱいついたものを着てる人がいる。ベルボトムのジーンとか。で、食べながら、詩の朗読。まあ、みんな前に出ることに何のためらいもなく、詩を読みながら、踊ったり跳ねたりしている。拍手するかわりに、両手の指をならしたのもフラワーチャイルド時代だったそうな。で、一番面白かったのは。。。いつものなら、おばさんたち全員がいろいろ食べ物をもってくるのだが、なんと上司がメインでやるとなると、かなりのボイコットがあって、持ってこられた食べ物は非常に少なかった。ほお。。アメリカ人ってこういう風に動くのか。。となると、私の上司だけでなく、もう一人のあのアホ上司も、この調子だとかなり嫌われてるようだな。。(笑)私が蹴散らした給料課なんて、一人も参加せず。。。権威に挑戦というか、相手が上司だろうがなかろうが、どんな理由であろうと、自分がしたくなかったらしなくていいと徹底している、そしてそのことを誰も責めはしないーこういう職場の割り切った雰囲気は、絶対に日本人には理解できないのでは。。。私だって、作ってもってきたぐらいだからなあ。。。(笑)ああ、やっぱり疲れるなあ。。自分の身を守るのはただ一つー言われたとおりの仕事を黙って、完璧にこなしていればいいんだ!!! そのほかのことは完全無視でもぜんぜん大丈夫。。(笑)

2010/04/27(火) あほ
ニュースより

岡田外相は27日午前の参院外交防衛委員会で、12日のワシントンでの核安全サミット夕食会の際に行われた鳩山首相とオバマ米大統領の非公式会談について、「ディナーの席で、通訳以外は入っていない。メモをとる要員は入れていない」と述べ、日本側が会談記録を残す態勢を取っていなかったことを明らかにした。


 非公式会談では、米軍普天間飛行場移設問題で、大統領が「きちんと最後まで実現できるのか」と強い疑念を示し、問題が進展しない現状に不信感を示したとされる。

 日本側が正確な記録を残さなかったことは、今後の日米交渉に影響を与えかねないうえ、将来の情報公開の観点からも批判を浴びそうだ。

*** 核もちこみ密約文書の件といい、よくこれで、国の外交がやってられるよな。。国の運営って、そんなに簡単なことだったんだあ。。相手と真剣勝負のときは、すべてをメモるんだよ。バカ。職場でも、以前に、上司から怒られるときは、どんな小さなことでもメモにとられて、それを証拠にされる、と聞いてたから、私はその逆をやってやった。。(笑)オバマの隣に座らせてもらって、話をする機会があるというのなら、相手が何を食べて、どんな顔をして、何をぼそぼそ言ったかまでメモるんだよ。嫌いなものがわかったら、わざとそれをホワイトハウスに送りつけてやればいいんだよ。(笑)そういう態度を見せることで、相手に自分が真剣勝負をしてることを見せつけて、相手をびびらせ、そしてこっちの要求が通るように、少しずつ地ならしをしていくんだよ。「トラストミー」がへらへらと言えるようなアホさ加減といい、もうこりゃだめだ。。。いっそのこと、堂々と、アメリカの51州にしてください、と頼め。。それで、日本全国どこにでも、自由に基地ができたら、沖縄だけに押し付けてきた基地負担は軽減されるし、安全保障やら防衛やら、もうきれいに心配しなくていいし、すべて解決ではないか!!北朝鮮からミサイルが飛んでくる、と心配しなくていいよ。(笑)しょせん、ペリーがやってきたときから、アメリカにとっての日本の位置は、まったく変わっていないのである。地政学上、アジアに侵略したいアメリカの帝国主義の補給地にすぎない。今もそれは変わらない。

2010/04/26(月) 朝のプール
身体がどうしても泳ぎたいというので、朝食前に一泳ぎという金持ちみたいなことをした。(笑)朝8時半のYのプールは混んでいて、泳げるレーンが一つ見つかったのはラッキーだった。びっくり。。プールサイドで、まだ40代と思われる白人男性が、ウォーカーを使いながら、よたつく下半身をひきずるようにして、プールサイドを歩いていった。あの人も、身体が自由に動いた時代があったろう。きっと脳梗塞かなにか、下半身不随になる事故があって、今リハビリに励んでいるのである。プールで自由に泳いでいる、いや単に歩いている人間を見て、どう思うだろうか。悔しいだろうなあ。そう想像していたら、若い20代の女の子が、車いすでプールサイドに現れた。ああああ。。いつ私も車いすやウォーカーでリハビリをしなくてはならなくなるかわかったものじゃない。でも、自由に何かができなくなるとき、何か新しく手に入れるものがあるはずだ。後ろを振り返ってはならない。いつも前だけを見ていることーそう思いながら、自分の目のことも考える。30分ほど身体を動かして、心地よい疲労がやってきたので、プールを出てシャワー室に行くと、今度は元気のいい白人のおばあちゃんたちが、わいわいと世間話をしながら、シャワーを浴びていた。おお、ここでは、プールは社交室だな。。(笑)うっかり、白人のおばあちゃんの全裸を見てしまった。高値で売れそうな”肉牛”だった。(笑 すみません、身体のことは言わないのがひまわりの会の鉄則です。でも、少なくとも面と言ったわけではないから、と言い訳。笑)ちょっと気分が悪くなったので、シャワーも浴びずにそそくさと出てきた。朝のプールから、またいろいろと学んだ。元気で公務員をやってる今の一瞬に感謝。それにしても、朝は泳ぎにいかないほうがいいみたい。泳げるかどうかわからない。日本からの衛星テレビは、庭の木々が大きくなったために、電波が届かなくなって、映らなくなってしまった。といって、それほど残念にも思わなくなってしまった。(悲)日本って、選挙に勝つためだけに、高速無料化だの、沖縄基地移転だの、と無責任ないい加減な好きなことを言って、自分で考えようとはしない、無知な大衆ーかれらが一番理解しやすいのは、ただただ自分の身銭を切るのが少なくなることだけ、現金支給は選挙に勝つための最強の武器であるーを扇動して、選挙に勝ったために、その無責任ぶりがあらわになってしまって、とんでもないところに落ち込みつつある。誰かが言ってたよな。。政治って、無知な大衆を無知なまま幸せな気分にしておいて、誰かほんとに頭がいい人間がリーダーシップをとってやるもんだ、と。やっぱり、頭山満だ!!!(笑)戦前の日本には、今のアルカイダのように、アメリカ政府が怖がって、必死になって追っかけていたリーダーがいたのである。今の日本は??? (悲)頭山満から学んで、デカブのアメリカ人をもっと怖がらせてやれ!!!(笑)

2010/04/25(日) 疲れたア〜〜〜
また朝から一日、庭に出ていた。雑草と格闘し、また性懲りもなく新しいものを植え、疲れたア〜〜〜。うれしい疲れである。そういえば、このあいだテレビを見ていて、アスペルがー症候群なるものが注目されていると知った。本はベストセラーになっているとか。ベストセラーになる本は気になるものだ。(笑)番組では、本音と建前の使いわけができず、人間関係がぎくしゃくする人が患者として出てきた。本音と建前が使いわけられないーおお、私だあ。。(笑)私は本音だけ生きる。人づきあいが下手。。おお私だあ。。(笑)けっこうこだわって、集中力がある。。おお私だあ。。ジュンフジタにこだわって、今年に入ってから、家の掃除はしていないし、料理もぜんぜんしていない。(笑)アインシュタインやニュートンもこの病気だったそうで、今、本がベストセラーになっているのは、みんなアインシュタインになりたいのか、と思ったが、患者の中には、おかしな日本語(と私は思う。。。弁護士にそう言って、それっきり彼からは連絡がこなくなった。。笑)の法律書を数式になおして理解して、1週間勉強しただけで、むずかしい国家試験にパスしたという数学頭の患者もいたから、おお、これは私じゃないなあ。。。(笑)決定的だと思ったのは、「この症候群の患者の人は、適当にやれ、といわれてもやれない」と聞いたときである。おおおおおお、私では絶対にないなあ。。公務員は、この症候群にかかりたくても、かかれないなあ。。(笑)昔は、人づきあいがへたでも生活ができた、一日に15語もしゃべらないのが普通だった、(でも今は。。。)と聞いて、これまた私だあ。。。私も毎日、10語しゃべればいいぐらいである。(笑)ベストセラーになったアスペルガー症候群に嫉妬しながら、症候群との境界線?をふらふらしながら、また明日から仕事である。先週は、トップが連日、朝からオフィスにやってきて、私の上司と会議をしていた。予算カットと、人員カットの人選でもしているのだろうか。。リストラがやってくるかも。。そうなったら、毎日、庭に出て、ぼおっとしていよう。と、アスベルガー症候群になれないお気楽公務員は、絶対にレイオフにはなるまいなあ。職場闘争をやって、目まで手術した従業員は、どんなことがあっても守らねば、システムの名折れになるだろう。上司を訴えたら、レイオフになる、とほかの従業員に印象づけるようなことはできまい。目の手術はストレスともおおいに関係があっただろうから、レイオフの有無は目との引き換えになるわけだが、喜んでいいのかどうか。。ああ、やっぱり、生きていくのは疲れるなア〜〜〜

2010/04/21(水) 白内障
きのう、目医者に行った。網膜にあいた穴は、今のところきれいにふさがってます(なにやら、またあく可能性がある???悲)と。よかったあ。薄い膜なんだろうなあ。。気をつけるに越したことはないが、今度は医者が、白内障が出てますねえ、まあ、1年以内に手術ですかねえ、とひとごとのように言った。(ひとごとである。。怒笑)網膜手術の副作用?で、白内障の手術があるとは聞いてたけど、もう出てるのか???(悲)ほんとにこの目で、あと何年、無事に生き延びられるのか???(父親が死んだ年まであと10年しかない。。悲)あああああ、人生短し、ただただ今日一日を大事に楽しむのみ。庭に出て、”恋人”たちからエネルギーをもらってこよう!!!(笑)

2010/04/19(月) ガーデニング考
また一日中庭にいるのが楽しい季節になった。きのうもまた、性懲りもなくいくつか新しいものを買ってきて植えた。トマトは毎年植えるが、今年からはたまねぎまで植えた。無事に育つのかどうかさっぱりわからん。。(笑)雑草の集積地みたいになってる場所があって、そこの雑草をきれいにするのに、次に何か植えるものがあれば、本気で雑草と格闘できるだろうという算段である。一応きれいにはして、たまねぎを土につっこんだが、あの調子では、そのうちたまねぎを雑草に間違えて、ひっこぬきそうである。そのくらい小さい。。たまねぎって、土の中で大きくなる部分を食べてるの???(笑)それにしても、店に行くたびに、きれいに新芽を出し、花を咲かせている植物がいるから、買いたくなる。でも、今年、学んだのは。。。店で花を咲かせているのは、コンピュータですべてを管理された工場から運ばれてきているからである。湿気も温度も計算されて、間違いなく花を咲かせるようになっている。それを客は喜んで買って、庭に植える。ところがである。今年、なんとか生き残りはしたが、去年店屋で見て買ったた時とは大違いで、花は咲かないし、新芽も出さな植物がいる。(名前はわからず。。笑)こういう植物が、新芽も出さず、がんばっている姿に思うのである、きっと人工的な工場からこの現実の世界に移されてきて、今、必死で適応してるんだろうな、と。適応して生き延びるのに必死だから、新芽も花も咲かせている余裕がないのである。で、こういう植物の姿を見ていると、これって結婚生活、とりわけ昔みたいなお見合いだの、移民の写真結婚と同じではないのか、と思ったのである。(笑)相手のことは何もわからず、ただ結婚する。それから新しい環境での適応が始まる。人に対して、状況に対して。自分を新しい生活条件に適応させるべく、必死でじっと我慢して、自分を変えていき、そのうちやっと花でも咲かせることができるようになる???最後に咲くかも知れないものを、昔の人は「愛」と呼んだ?? やっぱり、昔の人は偉かった。。(笑)今の恋愛結婚は、最初に「好き」で始まり、最初から「愛」があると思うから、適応への我慢が足りなくなるのではないか。自分の適応へのエネルギーが枯れてしまったことを、「愛」がなくなったと称すしてしまう。植物は、適応へのエネルギーが枯れると、黙って死ぬが、人間は、性懲りもなく、存在しない「愛」を探して、再びうろうろする??(笑)総論の「愛」なんて、人を縛るだけではないのか。机上で語る「愛」なんかより大事なのは、変化し続ける環境に適応し続ける生身のエネルギーである。そのエネルギーさえあれば、人はほんとに自由に、どこまでもどこまでも生き続けられるのではないか。そして、自分が小さく小さくなって、消えるまで小さくなっていったとき、世界への「愛」が生まれる。それが、幸せな人生だったという満足感かも知れないのである。最初からの「愛」の振りかざしは、人を傲慢にするだけなのである。ただただ今は、庭で、今年、花を咲かせなかった植物が必死で、適応しようとしているその闘いを見守るだけ。。植物も人間も、花が咲くまでには時間がかかるのである。じっと我慢。。私も、残りの人生を悔いなく生き切るために、じっと我慢である。

2010/04/15(木) くだらんー総論好き
ニュースより

野口雨情作詞の童謡「赤い靴」で「異人さんに連れられて行っちゃった」女の子の像が、横浜市の姉妹都市・米サンディエゴ市に建立される。

 横浜・山下公園の像は30年前建立。女の子が渡った「異国」に建てるのが関係者の悲願だった。米国の像はセーラー服姿。両市の花のバラとカーネーションを持つ。

 6月設置をめざし、寄付した人にオルゴールを贈って資金を集める。この計画の親善大使で女優の五大路子さんは「異国で人と人の心をつなぐシンボルになって」。

*** こういう発想と、この手の美談?がニュースになることにものすごい腹立たしさを感じる。総論を振りかざしても、自己満足に終わり、不毛に終わるだけなのに。それは、今の基地をめぐる外交を見ていてもわかるではないか。結局は、きれいごとを言っておいたら、相手を煙にまけるだろう、それでしばらくはことなきを得られるだろう、ぐらいの発想が、日本(人)をここまでだめにしたのである。世界は、各論で勝負である。あんたは何が欲しい?私はこれが欲しい。じゃあ、こういう交換条件でいこう。。とこれのみである。そういえば、去年の私の職場闘争でも、調査員も弁護士も、はじめから聞いた、たかこは何が欲しいのか。相手を罰したいのか、それとも???。だから、私は言った、あの女のことなんかどうでもいい。それよりも、部署を出たい。。すると、じゃあ、たかこ、自分で次の仕事を探せ、と来た。で、この部分で、私はにやにやしていた、トップに探させよう、が私の最終目標だったからである。(笑)適当に、掃除部のテストを受けたりした。相手に、一応その気があることを見せておいて。。。で、最後、トップが動かざるを得ないところまで追い込んだ。で、無事に欲しいものを手に入れて、今は幸せ、幸せ。。(笑)つまり最初から、自分は何が欲しいか、これだけは絶対に譲れんぞ、の線をきっちり引いて、あとはうまあくその状況に追い込んでいくよう、動かなければならないのである。総論なんて並べている暇がない。「異人さんに連れられていった女の子」の像なんて、”異国”に建ててる暇なんかないし、建てても何の意味もない。それが、どぅして分からないのか。アメリカ人は何とも思ってないよ。すべて、日本人の一人勝手な一方的な自己満足。悲願だって、何考えてんねん。青い目の人形も同じだった。オバマ饅頭も同じ。ベストセラーになったオバマの演説集も同じ。その手の情報はすべて上に上がっているだろう。中国の政治家も知ってるだろう。で、みんなに、日本人ってあほやなあ。この程度か、と笑われているのである。もちろん、彼らは、外交交渉では、その手の笑いは押し殺して、平然としているだろうが。。くだらん。。情けないことだ。いつかこの部分、きれいに切り込んでみたいものだ。

2010/04/14(水) 春らんまん
無事に、アムトラックの旅から帰ってきた。2日2晩電車に乗り続けたのは、人生で一番長い鉄道の旅だったのでは。。またアメリカを勉強した。ノースダコタの人里離れた小さな町で、たくさんの人が降りていった。あとで聞くところによると、鉱山があるという。シカゴからいっしょにポートランドまで行くはずだったメキシコ系の人は、ワシントン山中の小さな町で牧師といっしょに降りていった。牧師とは、食堂車のテーブルでいっしょになって、サウスダコタで仕事をしたというから、しばらくダコタの話で花が咲いた。どうやらメキシコ人は、仕事やら住むところやら、牧師の世話になるのだろう。仕事を求めて、アメリカ全土を人は移動し続けている。いろんな人が思い思いの形で必死で生きている。それがアメリカで生きるということである。アメリカ人はどうのこうの、日本と中国の違いもわからない、といったジャーナリズムの煽りからは、絶対に見えてこないアメリカがある。大きな国である。みんな必死で生きるのみ。中国と日本の違いがわかったからといって、自分にとって何の得がある?? (笑)みんな自分の生活で必死である。日本と中国の違いがわかる日本人よ、ノースダコタの聞いたこともない町の鉱山で働いてみよ。。もう豊かになった日本人にはできないだろう。せいぜい、インターネットカフェで寝起きして、それが大きな社会問題となってニュースに流れるだけである。それが日本(人)の限界である。アメリカは豊かな国だが、内に第三世界を抱え、人は働き続けるのである。どんなに豊かになっても、働き続ける人間のエネルギーが渦をまいている。底辺で必死で生きている人間の姿がある。それがアメリカである。豊かになった日本からは、働くエネルギーが消えて、内向きのくだらんことに神経を使うデカダンにまっさかさまなのでは。。(悲)シカゴの警察からは、例の偽交通違反切符について、判事が証拠がないと判断したので一件落着、と手紙が来た。やったあ〜〜〜〜(笑)がたがた騒いでも、どうせ罰金を払うはめになるよ、といった町の警官に、この手紙を持っていって見せてやりたいぐらいだ!!!(笑)オレゴンはきれいなところだった。ポートランドの町中は公衆電話があっちこっちにあり、飲み水まで自由に飲めるようになっていた。リベラルな場所なのだろう。ホームレスもわんさか。。(笑)オハイオのクリーブランドといい、町に公衆電話があるというのが、私にとっては安全のバロメーターであり、いい町の証拠である。そのうえ、私の神様がいっぱいー樹木である。イリノイでは絶対に育たないような日本のもみじが、まるで雑草のように、あっちこっちで大きく美しく育っていた。くそ!!!(笑)でもまあ、どこも、住めば都ーまた次の”遊び”までがんばるのみ。でも電車は当分乗りたくない。(笑)職場の窓際族の仕事も楽しい。今日は、ファイルの中で、どうやらお金を盗んだ人の書類を見つけてしまった。ふ〜〜〜ん。やっぱりいろんな人がいるなあ。私が知りたいのは、お金を盗めば、どういう手順を踏んで、どういう処理がなされるか、だ。すべての人と状況とつながっていくことで、エネルギーを交感しあい、ただ生きるのみ。改めてアメリカで生きる意味を確認している。

2010/04/05(月) ジュンフジタ再び
もう何年ぐらい、ジュンフジタを追いかけているだろうか。2008年に、広島の新聞社の記者がシカゴに来て、オンラインに流れている情報に現地の人間のコメントをまぜて、12回にわたる大きい連載記事を載せた。今私は、この連載記事をもとに書いている。やっとジュンフジタについての自分なりの考えをまとめられるような気になってきた。自分のフジタ像を考えていると、ますますフジタさんに惹かれていく自分がいる。(笑)この年になって、まだ夢中になれることがあるというのはほんとにありがたいことだ。いつかこの文章を活字にしたいなあ。してくれる出版社があるだろうか。(笑)あの新聞記事を、そしてステレオタイプでしかアメリカに渡った日本人を見られない、小さな器の人間どもをぶっとばす文章である。(笑)フジタさん、あなたの力をわけてくださあい!!!(笑)

2010/04/02(金) うれしい季節
やっと毎朝起きるのが楽しみという季節がめぐってきた。朝、起きて、”恋人”を探しにでかける。あ、いる、いる、と、新芽を見て喜ぶのである。今朝、すごくうれしかった日本からのニュースは、倒れた巨木のいちょうから、新芽が出ていた、というもの。ああ、うれし。新芽の写真も流れていたようだが、見ようとしてコンピュータ画面に目をくっつけるのはよくない、と思って、これはあきらめた。(笑)で、庭に出ると、去年、植えかえて、今年芽を出すかな、と心配してたぺオニーが顔を出しているのを発見。。。ああ、うれしい。。これで、心配が一つ減った。。(笑)といっても、地元新聞のトップニュースは、いよいよ大学でレイオフが始まるかも、である。首が危ない。。それぐらい州の財政が破綻している。。だから、無邪気に顔を出す植物を見て、喜ぶぐらいがちょうどいい。(笑)庭の奥では、野生のバイオレットが広がりつつある。いいなあ。。この季節が一番楽しい。。


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