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2010/08/31(火)
都会生活
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きのう、シカゴ市内を走っていて、行きたいと思いながら、行ったことがなかった通りに偶然迷い込んだ。これ幸いに、と、車をマクドナルドの駐車場に入れて、通りを歩いた。スウェーデン系コミュニティがあったとされるアンダーソンビルである。スウェーデン系は、アメリカの同化が他の移民と比べて、いち早かったとされる。アンダーソンビルにも、ベイカリー以外、スウェーデンの香りはなし、と聞いていた。どんなベイカリーかは知らないけれど、なにやらそれっぽい店があったので入ってみた。スウェーデンのパンなのかどうかはさっぱりわからず。(笑)ただ、おいしくて、大きくて安かった。77セントなんて、信じられない。(笑)ローカルで評判がいいから長生きしてるのではないか。といっても店で働いているのは、ヒスパニックの女の子である。通りで、暇そうに座っているのも、スペイン語をしゃべりながら歩いている人たちもメキシコ移民のヒスパニック系。。。なにがスウェーデンだあ、と思いながら、マクドナルドに戻ってきてびっくり。。駐車してから10分も経っていただろうか。ポリスの車が2台。一台はカバーだったようで、普通の乗用車。大きな防弾チョッキを着た警官が3人。一人は女。で、バンタイプのポリスの車に、こすりつけられるようにして立っているのが、やせて、若いヒスパニックの男。18ぐらいだろうか。なんだあ、これ。。。と思いながら、二人の警官のあいだを通って、マクドナルドに入る。コーヒーを頼みながら、外を眺めていたら、警官が、若い男が後ろに回した両手首に手錠をかけるのを目撃した。生まれてはじめてである、この目で実際に見るのは。。。思わずいやなものを見た、と思った。気持ちいいものでは決してない。そのうち、レシーバー片手の警官の一人が店内に入ってきて、トイレはどこ、とか言っている。別に警官が、トイレを使いたかったわけではなかった様子。店の周りをぐるぐる歩き回ったりもしていた。トイレで、ドラッグでもやってたんだろうか、とかいろいろ考えていたら、一つ気がついたこと。。店内の客は、アフリカ系やヒスパニックが多かったけれど、誰も、窓の外を気にしてなかったことだ。警官の動きやら、容疑者をじろじろ見ていたのは私だけだった。(笑)こういうことって、ここの人たちにとっては日常茶飯事なんだろうか。ああ、いやだ。。。そういえば、警官のあの分厚い防弾チョッキも、デカブでは見ることないよなあ。。。。都会生活とはこういうものか。。。車と人にあふれ、便利そうに見えるかも知れないが、くだらんよなあ。。。と思うということは、私も年をとったということだ。。(笑)そのうち男は、バン型パトカーに乗せられて、二台の車は出ていった。おとなしそうな感じの男だったけどなあ。。まだ凶悪犯罪は、犯しているようには見えなかった。あの調子では、一晩ぶた箱で、明日は自由の身???店内の人間たちは、なあんにも起こらなかったかのようにして、平然とジャンクフードを食べ、しゃべっている。これが都会生活。。。わたしゃ、もういいや。。。(笑)
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