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2011/02/11(金)
増税
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今日、職場でトップからメモが回ってきて、次の給料から、州税の徴収が増えているという。なにやら、今年1月から3パーセントから5パーセントに税率が上がっていた模様。法は、今年1月1日付で成立していたが、実施が2月からだったので、今度の給料から徴収額が増え、来年の確定申告では、州に税を納めねばならないかも知れないとのこと。。やっと、去年の申告が終わってほっとしてるのに、もう来年の話かよ。。(笑)と考えながら、ふと思った。日本からのニュースでは、消費税増税がどうのこうの、税と社会保障費の一体改革がどうのこうの、と聞こえてきて、なかなからちがあかないようだが、問題は、選挙に勝つために、減税しますとか、沖縄の基地をどうのこうのします、とか、一般大衆が理解しやすい、喜びやすい聞こえのいいことを言うからではないのか。選挙の公約として掲げてしまえば、それを実行しなければ、公約違反としてこれまた批判されるから、なんとかして現実と公約の間を埋めようとするが、そのあたふたぶりがまたぶざまな姿をさらしてしまっている。そういえば、アメリカの選挙で、減税なんて聞こえのいいことを言うのだろうか。はじめからできるかどうかわからないことを言い出して、墓穴を掘るようなことは、絶対ここの人間はしないと思う。それよりも、えげつないまでに、相手の過去を攻撃する。過去は確実に起きたことだから、攻撃しやすい。こういう風に考えていくと、ほんとに日本人は、おセンチだけで生きてきたのだと思う。おセンチでごまかせた時代を生きてきた。でも、もうごまかせないだろう。だいたい、柔道やら競輪の選手、漫才をしていた人間が議員やら政治家になれる国なんだから、政治のレベルも知れてるし、国民は結局はバカにされてきたのだ。減税を掲げれば、選挙で勝てるだろう、と単純に思われるのもバカにされてる証拠だ。。ところで、聞いたこともなかった増税となって、州民はどう思うか。少なくとも、私は何とも思わない。。(笑)この国や州の議員やら政治家たちは大半が弁護士出身だから(柔道や競輪や漫才師では、選挙の論戦に勝てない。。笑)、法律の専門家たちがやることに、一般大衆は太刀打ちできない。文句のいいようがない。で、黙って3パーセントから5パーセントにあがった税金を払う(笑)でもおセンチで政治家が大衆に向き合うことが慣習になった国では、逆に、大衆につっこまれ続け、らちがあかない。民主主義って何?? アメリカでは、大衆が専門家を選ぶ。。日本では、大衆が自分の知ってる名前を選ぶ。日本の議会制そのものがおかしいのでは???(笑)
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