〜ing〜アメリカつれづれ日記
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2012/10/19(金) 母の秘密
このごろ気がついたことがある。母がよくパパの名前を出すのである。パパとは母の兄である。そうかあ、妹にとって、兄さんというのはよっぽど特別な存在なんだろうなあ、これが母の秘密かも、と気づいたのである。(笑)私の名前なんて絶対に出てこない。私の名前は何、と聞くと、パパの本名が出るのである。父親の名前も出ない。ときどき、お父さんはどこ、と聞くことはあるけれど、よっぽど体調のいいときである。今日も、私のことをパパと呼ぶから、そういえば、たかこという人、知ってる?と聞いてみた。知らん、とあっさりしたもの。。いったいこれは何なのだろうか。医者によると、認知症ではない、という。それにしても、高齢になって、頭が混乱してくると、一体何がひょこひょこ出てくるかわかったものではない。なにやら非常に心配になってきた。。(笑)自分が判断できるときに、ぽっくり行きたいものだ。。その意味で、父親の死は最高だったなあ。。あの人らしい。。それにしても、母に、そんなにパパのことが好きやったの、と聞くと、そういうわけでもないけどな、とのこと。でもやっぱり心の奥底で、ものすごく頼りにしていたんだと思う。父が道でたおれたときも、パパを呼んで、確認してもらったと聞いているから。。そのパパも、風の噂で去年亡くなったと聞いている。妹にとって兄という存在はとても大きいらしい。。。私が知った母の秘密である。この程度の秘密でよかった???(笑)

2012/10/11(木) 高齢者ビジネス?
きのうの朝、庭の片付けをしていた。古いプラスチックの鉢から土を取り出し、地面にもどし、鉢はごみに出そうというプロジェクトである。竹が何本のしっかりと根を張っていた鉢だから、悪戦苦闘していた。すると、隣の家から声が聞こえてきた。母より1つ若いおじいさんがおばあさんの介護をしている老老介護の家である。初老の男の声で、「人間の寿命の話をしたい」と言っている。おお、宗教勧誘の人たちか。おもしろいじゃん。暇だし、相手してやるよ、とおじさんたちがやってくるのを待ち構えていた。(笑)隣のおじいさんは断ったみたいだった。どんな人たちだろう、と見張っていたら、来た、来た、目の前の棕櫚竹のあいだから、二人の男が顔を出した。一人は初老、もう一人はおじいさんである。二人とも同じような灰色の帽子をかぶっている。これが、この人たちの宗教のトレードマーク?(笑)おじいさんのほうが口を切った。私も庭いじりが好きですが。。。自然を作った神様がいますねえ。人間の世界は別のもので。。。私のほうは、そうなんですかあ。。。と気はないけれど、拒否はするつもりのない返事をしたつもりなのだが、おじいさん、あっさりと撤退してしまった。ではまあ、楽しんで、と。なあんだ。。(笑)やっぱり私は若すぎたか。。。見ていたら、今度は、初老のほうが、向いの家のベルを鳴らしている。そこも、私が子供時代からずっと住んでいるおばあさんである。留守だったらしい。すると二人は、ひそひそと長いあいだ立ち話をしていた。どうやら、かれらは、このあたりには高齢者が多いという市場調査をして、やってくるのではないか。あとで、ぶらりと通りのほうに出かけていくと、角で、初老の男が、おじいさんに、「組織というものは、どうのこうの」と話をしているではないか。どうやら、研修中らしい。組織の話をする宗教なんて最低だ。。高齢者ビジネスだろうなあ。。

2012/10/09(火) ああ、忙し。。(笑)
だいぶ日本に慣れてきた。毎朝、散歩に行きたくなる場所も見つけた。初老から中老のおっさんが、えらく若作りして、はちまきし、ランニングしている姿にも慣れた。若い男が、右手で子供の手をひき、左手でなんとかという器械をいじくりながら、小学校への道を歩いているのを見るのにも慣れた。老若男女が、あの小さな機械を片手に、そのあたりでうじゃうじゃ立っている。駅に来れば、帽子をかぶって、リュックサックをしょったこれまた初老から中老のおっさん、おばさんたちが集まって、わいわい楽しそうだ。どうやら山登りの会らしい。健康維持と人生を楽しむ会である。これもよし。。。と、私は風景には見慣れてきたが、私はここには属さない。私の心の眼は、いつも子供時代の風景を探す。ここに家がいっぱいあったのになあ、今は駐車場になってしまった。ここは緑一面だったのに、今は大きなマンションだ。。と、私の知ってる神戸は消えてしまった。。。というスタイルの文章を今、書いている。昔の稼業に戻った。つまり賞金稼ぎ。。。(笑)今月の締切は二つ。。ああ、忙し。。。。と、母の部屋で一人忙しがっている。母が外気に触れられるのも、今月だけで、これが最後だろう。来月からは風邪の心配をせねばならぬ。死期を早めることになってもいいや、という覚悟で、母を外に連れ出すつもりだ。。きもちいい風に吹かれてこそ、生きてるっていいな、の気持ちになれる。最後である。がんばるぞ!!!(笑)

2012/10/01(月) 再び日常に
無事に、配偶者が乗った飛行機は太平洋を東に飛び去った模様。きのうが予定だったのに、台風17号のためにフライトはキャンセルとなった。サンフランシスコからやってきた折り返しの飛行機は東京に着陸したらしい。強風で、関空行のバスはポーアイへの道路で、いまにも横転しそうなぐらい右に左にと揺れてめちゃ怖かったとか。関空への海上橋は、バスが三宮を出るころに閉鎖された。おかげで、配偶者は三宮にひきかえし、ホテル泊となり、こちらは出費が増えた(怒笑)私は、疲れがたまっていたのだろう、1週間ほど前に、ぎっくり腰のようになり、体の自由がきかなくなって、大半の時間を家でごろごろ。やっと明日からまた普段の生活に戻れる。朽ちていく人間をじっと凝視しながら、まるでその朽ちていくさまを納得するかのように、家の中のものを少しずつ捨てていく作業を続けるのだ。今朝は、母の入れ歯を捨てた。入れ歯を入れて、あう、あわないと悩んだだろう時間を、母の日々を想像する。いっしょにすごしてやれなかった時間。きのうだったか、母ははっきりと言った、そら、いっしょに住みたかったよ、と。あんたは?と語気強く、大きな声で問い返してきた。今まで一度もなかったことだ。日本は私にとって住みにくいところだった、と答えるのがせいいっぱいだった。母は黙っていた。私も、母といっしょに住みたかった、とでも答えるべきだったのだろうか。人はたった一度の人生を生きることしかできない。母といえども、子といえども、他者である。他者の人生を勝手に想像するのは、ほんとうは傲慢ではないのかという思いと、母の思いをかなえてやれなかった自分が悲しい。私にできるのは、ただただ謝り、そして「ありがとう」を繰り返すだけの、変わらぬ日常がまた始まる。


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