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2012/10/11(木)
高齢者ビジネス?
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きのうの朝、庭の片付けをしていた。古いプラスチックの鉢から土を取り出し、地面にもどし、鉢はごみに出そうというプロジェクトである。竹が何本のしっかりと根を張っていた鉢だから、悪戦苦闘していた。すると、隣の家から声が聞こえてきた。母より1つ若いおじいさんがおばあさんの介護をしている老老介護の家である。初老の男の声で、「人間の寿命の話をしたい」と言っている。おお、宗教勧誘の人たちか。おもしろいじゃん。暇だし、相手してやるよ、とおじさんたちがやってくるのを待ち構えていた。(笑)隣のおじいさんは断ったみたいだった。どんな人たちだろう、と見張っていたら、来た、来た、目の前の棕櫚竹のあいだから、二人の男が顔を出した。一人は初老、もう一人はおじいさんである。二人とも同じような灰色の帽子をかぶっている。これが、この人たちの宗教のトレードマーク?(笑)おじいさんのほうが口を切った。私も庭いじりが好きですが。。。自然を作った神様がいますねえ。人間の世界は別のもので。。。私のほうは、そうなんですかあ。。。と気はないけれど、拒否はするつもりのない返事をしたつもりなのだが、おじいさん、あっさりと撤退してしまった。ではまあ、楽しんで、と。なあんだ。。(笑)やっぱり私は若すぎたか。。。見ていたら、今度は、初老のほうが、向いの家のベルを鳴らしている。そこも、私が子供時代からずっと住んでいるおばあさんである。留守だったらしい。すると二人は、ひそひそと長いあいだ立ち話をしていた。どうやら、かれらは、このあたりには高齢者が多いという市場調査をして、やってくるのではないか。あとで、ぶらりと通りのほうに出かけていくと、角で、初老の男が、おじいさんに、「組織というものは、どうのこうの」と話をしているではないか。どうやら、研修中らしい。組織の話をする宗教なんて最低だ。。高齢者ビジネスだろうなあ。。
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