〜ing〜アメリカつれづれ日記
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2013/11/27(水) やっと一息がつける。。
2、3日まえからの粉雪で、窓の外は銀世界になってしまった。大好きなごみ拾いももうできない。(悲笑)左足の調子がよくないので、あきらめるいい口実ができた。。この左足をひきづって、明日から日本である。トーク二つのドラフトがやっとぎりぎりでできあがった。といっても、内容的には、ほっぽりだした感じ。。いまさらどうしようもないから、ただただきてくださった方には謝ってから、話そう(笑)今回こそ、毒抜きするぞ!!!(笑)だいたい日本からのテレビを見ていると、娘を無免許運転の少年に殺された親が、「提訴させていただきました」と、顔のない世間に向かって、こびへつらうのが日本社会である。怒りとともに、堂々と「提訴しました」と言い切ればいいのに。。誰に向かって、丁寧語のつもりか、「提訴させていただきました」と謙譲語を使わねばならないのか。娘を理不尽に殺された親が、提訴することは悪いことなのか。だから、世間ー顔のない大衆に向かって、謙譲語を使用せねばならないのか??下から上を動かす民主主義とはまったく縁のない日本。。そんな世界に向かって、私は何をしゃべろう??どう話そう???困った、困った。。と言っても、もう時間がない。やるしかない!!!話をさせていただきます、だけは絶対に口にしない。。(笑)

2013/11/23(土) 発想
日本の外務省やら文部科学省の官僚が考えること(小学校からの英語教育)は、ほんとにバカで、腹立たしいが、ただ単に腹をたてるだけでなく、新しいアイデアが浮かんだので、それを記憶するために書いておく。なぜ、捕虜を日本に招待しても、何の効果も得られないのか。なぜなら、捕虜がアメリカに帰ったとき、自分のコミュニティに向かって、自慢話ができないからである。コミュニティに向かって、日本はいいところでしたよ、日本人はいい人たちですよ、は絶対にいえない。そんなことを言ったら、周りの仲間から、お前、ただ飯くわせてもらったら、日本をほめるのか。なんと薄汚い姑息なやつだ、と非難され、袋だたきにされるだけだからである。だから、かれらはたぶん、自分が日本へ招待されたことをおおっぴらにコミュニティで話すことはないだろう。むしろ隠すだろう。それは、日系アメリカ人招待プログラムでも同じである。すでに、日系アメリカ人リーダー招待プログラムは意味がない、みたいな声が、日系アメリカから出ているのである。捕虜やら日系アメリカ人コミュニティ、つまり日本を敵とした人々のコミュニティで、日本をほめることはできない。ほめるとしたら、まあ、内輪の個人的なところだけだろう。外務省の官僚は、そのあたりの、アメリカ社会のパワーポリティックスとともに生きてる人間のことがまったく理解できていない。たぶん、日本社会と同じように、リーダーを招待しておけば、リーダーがアメリカに帰って、日本いいとこを吹聴すれば、コミュニティのみんながリーダーの言葉をへへえ。。。と、黄門さんのなんとか見たときみたいに、頭を下げるとでも思っているのだ。それは完全に間違っている。それは、権威に弱く、単一民族社会で生きてる日本人たちの感覚であり、アメリカ人のそれとは完全に違うのである。つまり、日本の官僚たちは、多民族社会で生きる人間のことがさっぱりわかっていない。立派な肩書きを振りかざして渡米、せいぜい1年か2年ほどの留学で、アメリカ人は田舎者だ、ぐらいの感想だけで帰国しているだけで、アメリカ社会のことが身につくはずがない。そういう人間が、外交をやってるのである。ああ、なんという無駄使いか。効果のない無駄使いをやって、それを親善だの友好だの絆だとか言って、一人悦に入っているのである。そんなみっともない姿をアメリカはしっかりと見抜いて、日本政府が税金使って、アメリカ人の歓心を買おうとすることをにこにこしながら見守っているのである。ああ、ほんとにバカだ。(怒)

2013/11/20(水) そこまで落ちるか、情けない!(怒)
日系アメリカ人市民連盟?の機関紙、「パシフィックシチズン」(11・1−14・2013)を読んでいて、びっくりした。なんと13人のアメリカ人、それも戦時中、日本軍の捕虜だった人やその関係者が、外務省の招待で日本旅行し、10月15日には外務大臣の岸田ふみおに会ったというではないか。外相が言うには、この招待旅行が日本に対する気持ちを和らげることになることを期待しているとか。(原文ーhe hoped this invitation would encourage further reconciliation for visitors with regard to Japan) 返した捕虜代表は、日本の美しさに印象づけられ、招待旅行をありがたく思っているとか。(原文ーstated that he was impressed by the beauty of Japan and conveyed his appreciation for the invitation) あほか。情けない。そこまで落ちるか。敗戦国なら、敗戦国としての矜持、誇りはないのか。日本旅行にご招待します、と、金でほっぺたをなでれば、それでアメリカ人のパターナリズムが解消されるとでも思っているのか。ばか。日系人招待プログラムといい、ほんとに外務官僚はバカばっかりだ。何度日本に招待されようと、どんなに日本がきれいな国だと口にしようと、彼らは、自分たちは日本軍に拷問された、日本軍は残酷だった、と言い続けるだろう。戦前といい、ほんとに日本人は、それも日米関係を担う中核の外務省の人間はアメリカ人をまったく理解していない。アメリカ(人)に、日本人好みのセンチメンタリズムをぶつけても、利用されるだけである。相手が招待してくれるというのなら、もちろん乗りましょう、でも、そのことと私が日本軍にえらいめにあわされたこととはまったく違いますよ、と考えるアメリカ人がさっぱり理解できないようだ。おセンチなフリカケをふって、現実に目をつむって、一人悦に入っているだけの日本人の甘さ。。日本はきれいな国だを言わせれば、捕虜となったかれらの日本軍への憎悪が少しでも消えるとでも思っているのか。バカ。絶対に消えない。アメリカ人のパターナリズムは絶対に動かない。自分たちより下、野蛮人と考えている日本軍の捕虜になった悔しさは、絶対に一生消えない。招待旅行は、敗戦国らしくへなへなと、アメリカ人のパターナリズムをくすぐるものだ。誇りもなく、パターナリズムへのへつらいに税金を使う、骨のない国のために、いったい何百万人の人間が死んだのか。。。それも若い、優秀な人たちが。。。ほんとにかれらは犬死した!!!(悲)でも、誰もそのことを教えようとはしない。戦争といえば、ただ単に”かわいそう、かわいそう”だけ。一番大事なことは、なんで犬死せねばならなかったのか、を見据えて、二度と犬死することのない社会、国を創ることだ。ところがまあ、現実は、メニューの食材偽装うんぬん、でぎゃあぎゃあ言ってるだけ。そのうち”犬死”の時代がまた来るのではないか。。いや、もう”犬死”という言葉が使われることはないだろう。後ろにアメリカがついてるから、そういう言葉は使わせないようにするだろう。捕虜招待も、アメリカ政府が日本政府に指図した、アメリカ人の日本観をよくしようとする戦略の一部かも。中国がらみで、そのうち日本を助けて、戦わねばならないから???ああ、情けない、情けない。。(怒)

2013/11/19(火) 疲れたあ〜〜〜
無事にLAから戻ってきた。1時間以上の話を聞いてくださった方からは、ものすごいど迫力でした、みたいなコメントをもらった(笑)毒抜きしようと思ってたけど、毒は薄められず。。普通にしゃべってたと思うんだけど(笑)まあ、私のことを”革命家”と呼んだ友達もいたぐらいで、このナチュラルのエネルギーを何かの役に立てにゃ、生きてる意味がないというものだ。(笑)20年ぶりぐらいのロサンゼルスだった。7月ごろに話題になった、グレンデールに建てられた従軍慰安婦像も見てきた。連れていってくれた友達によると、市長は、東大阪市と韓国の市と姉妹都市を結んでいるから、不公平になっては、と像の建立に反対したけれど、ほかの議員が押し切ったらしい。よっぽど強力なロビーイストが韓国コミュニティにいたんだろう。私のほうは、従軍慰安婦も敗戦時に占領軍に差し出した赤線も、キーセン観光も、ノーパンしゃぶしゃぶで飛ばされた大蔵官僚も根っこはおなじ、と思っているから、日本の性風土にあぐらをかく男と戦う女の連帯ということで、像の頭をなでなでしてきた。(笑)太陽のまぶしい南カリフォルニアで、首に毛糸のスカーフをしているのがなんともおかしかった。暑いでしょう、と言いながら、私がはずそうとしたら、連れていってくれた友達がびくびくして、だめ、だめと言った。(笑)あたりには誰もいなかったし、思ったより小さかったので、ちょっと拍子抜けした感じだった。反対者の怒声がとびかい、日本からもメディアが押しかけた時を見たかったなあ。。(笑)そういえば、私の話を聞きにきてくれた人の中にも、親戚に日系の人がいて、像建立反対の署名をお願いしたけど、断られた、と言っていた。やっぱりアメリカ人だなあ、と思ったとか。そりゃそうでしょう。。自分たちの歴史が忘れられないように、他者に改ざんされないようにと、エスニックマイノリティグループは像やら博物館をあっちこっちに建てるのである。ユダヤ系のホロコースト博物館なんて、いったいいくつあることか。日曜日だというのに、あたりに人陰のない、荒れた広場っぽい土地に像を建てて、市にはいくらかの地代がはいるんじゃないの。政治的正誤より経済のほうが人間の意志決定には強力かも。。。というわけで、もしイリノイにも像ができても、頭をなでにいってあげようと思う。(笑)で、この日の夕方、イリノイにトルネードが来て、友達が、大丈夫か、と気遣いのメールをくれた。イリノイで私を思い出してくれたのは、一人だけらしい。ありがたいことだ。。(笑)帰りの飛行機がどれだけ遅れるか、と心配したが、カリフォルニアで飛行機に乗り込むときには、すでに風はおさまっていたらしい。何の遅れもなく、真夜中にオヘアに到着。で、また学んでしまった。そういう夜行飛行機のフライトアテンダントは、男女ともみんなアフリカ系である。こんな飛行機、乗ったことないなあ。。で、やっぱり何かあるよな、と考えてしまった。夜間飛行は、日中のより時間給が高く、オーバータイムがつく???空港から家までの1時間以上のドライブをなんとかしのいで、家に着いたのは夜中の2時。朝4時起きで出かけていって、夜中の2時帰宅。疲れがまだまだとれない様子。。年だああ。。。(悲笑)

2013/11/13(水) 毒抜き(笑)
なぜか今、人前で話をする話が重なりはじめた。今週末はロサンゼルスで、12月に入ると、日本で2つほどある。来年4月は英語で、である。今は、その準備に追われている。50分と最初に設定されても、すみません、それではどんなに早口でしゃべっても、ほんとに言いたいことまで言えません。60分か65分に伸ばしてもらえませんか、と要請。どうなることやら。。主催者側は、あんまり長くなっても、聞くほうは退屈、という気持ちはあるだろうし、しゃべるほうも大変である。でも早口も大変なのである。(笑)それにしても、せっかく聞きにきてくれるのだから、毒抜きはせねばならぬ、とは自分でも思う。(笑)あんまりprovocativeなことを言って、聞きにきてくれた人にいやな思いをさせたくない。といって、毒をきれいに抜いちゃったら、私じゃなくなるし。。このあたりのバランスが大変である。あああああ。。出版社に原稿をもちこむときの、あの感覚がやってきた。あんまり過激なことを書いたら、出版社は売れないから、と出してくれないし、でも、処世術のきれい事をまぶしただけの原稿なんて書く意味がないと思うし、なんで出版するの、したいの、と自問を繰り返さねばならぬ。ああああああ。やっぱり公務員の仕事が楽だなあ。。。偉くなりたい、という出世欲で、人の足でもひっぱってやろうか、という薄汚い根性さえ持っていなかったら。結局、仕事の根本は、誰にでもできる仕事、だもんなあ。(笑)友達には、「さるにもわかる」「小学生にもわかる」式の原稿を書かにゃ、と笑われた。売れる原稿を書け、という意味である。トークが評判でも呼んで、本も売れるようになりたいか。。そうなったら、失うものも大きくなるだろうと、はじめから”負け惜しみ”の言(笑)。やっぱり毒抜きは、抜くのではなく、薄めることにしよう。。私は私でいく。。。もうすぐ還暦だよ!!!何が怖い???(笑)何が欲しい???何もない、ただただ私は私で、美しく生き抜くのみ。。与えられたチャンスは誠実にこなし、そんな私を受け入れてくれるエネルギーがたった一人でもいい、輪となって広がっていけばいいのだから。。大きなエネルギーの輪の中で、自分を磨くことに専念すべし。。雪のシカゴから、Tシャツ一枚のロサンゼルスへ。。それも頭の痛い種である。(笑)

2013/11/07(木) ほんとに末期症状。。(笑)
どこそこのデパートもレストランも、食品偽装ぞくぞくというニュースの見出しを見た。思わず笑ってしまった。(笑)おお、これは業界全体による、同業者かばいだな、と。こうなると、もう一社だけを非難するわけにはいかないではないか。きっと業界が一丸となって、消費者に向かって抵抗・抗議、反抗・戦争してるのだ。あんたら、たかだか表示ぐらいでやいのやいの、言ってるけど、いい思いさせてやったんじゃないかと。日本人好みの”夢”を見させてもらったわけである、なんで文句言うの、と(笑)こうなると、一番最初に頭を下げて、返金しますと言ってのけたホテルは、返金してるのかどうか非常に気になる。(笑)これも、あっちこっちでやってたとなると、いちいち返金する必要もないという気持ちになるのでは。それが、目的なのだろう。すごい、すごい。。やっぱり数は力である。神経を麻痺させるわけだ(笑)神経の麻痺といえば、私もマヒしている部分があることが発覚した。車の運転である。またチケットをもらいそうだ。赤信号で渡ってしまったような気がする。あああああ。信号にカメラはない、と思っていたシカゴの韓国人街の道でやってしまった。あああああ。。これでもう絶対にチケットは終わりにするぞ!!罰金なんて、もったいないといったらありゃしない、!!!必死で注意して運転せねばならぬ。日本も、テレビカメラの前で、形だけでも頭を下げるようなことをやったら、罰金を課すような仕組みを作ればいいのに。。みんな必死で、何かを変えようとするだろう。(笑)まあ、ここのところは頭を下げておけばいいや、そのうちほとぼりがさめるだろう、で”赤信号、みんなで渡れば怖くない”式の末期症状を奨励するだけでは、絶対に何も変わらない。人間の行動パターンを変えるのに、罰金が最大の効果を発する!!!罰金を払うのは誰か、と具体的に責任の所在を明らかにせねばならないと、ますます人はカメラの目をもちはじめる。ああ、それが携帯電話にカメラがついてる理由かも。。(笑)そういう社会になったのである。ほんとに人間は末期症状の世界を生きている(悲)

2013/11/06(水) ほんとにわからない。。
このごろテレビを見ていると、ホテルだか何だかの食品偽装の話がトップニュースにとりあげられている。確かに、外国産の牛肉が和牛となるのは、ちょっと問題ありかも、とか感じるが、えびの種類をごたごた言い、消費者の信頼を失った、とかごたごた言っているのがさっぱりわからない。(悲)一番大事なのは価格なのではないのか。どんなえびが高級なのか知らないが、高級な名前がついていたら、誰でもオーダーできる料理にはならない、というもんなんじゃないの???もし、適当な価格がついてたのなら、どんな立派な名前がついていても、ふん、これ、怪しいな、ぐらいに思いながら食べて、おいしかったら、ああ、よかった、ですむ程度のことじゃないの。。それを、消費者の信頼を裏切ったとか何とか大層に言って、偉い人とやらテレビカメラの前でぺこぺこしてるのがさっぱりわからない。だいたいどこかがごまかして、冷凍えびを何とかという立派な名前をつけて、それを誰にでも手の届く価格のメニューにつければ、資本主義の競争原理からいけば、ほかもせざるを得ないわけで、どおってことないではないか。それを、ここでもあった、ここでもあった、と、まるで天皇が実は女だった、的にやいのやいの言ってるのを聞いていると、ここにもあるよ、ここにもあるよ、とちくりまくっている人間たちの姑息さのほうが、よっぽど見苦しい。ニュースが騒ぐたびに、答えは一つだという腹立たしい思いにとらわれる。これは日本社会とその文化の問題である。ごまかして、うまく世渡りすればいいや、が、日本社会を牛耳る処世術だったんじゃないの。食品偽装でも、消費者を裏切ったどうのこうのという大層な問題じゃまったくない。どうせ、みんな思ってるよ、まあ、ちょっとほとぼりがさめるのを待とう、で、またそのうち同じことが始まる。くだらん、すべて時間の無駄。。。(怒)そうそう、イギリスの諜報機関もドイツを見張っていた、とニュースが流れていた。。どうせ、みんなどこかで、お互いさま、のパワーバランス感覚が働いているのが世の中である。ほんとに大事なことは、下から上へと、枠組みそのものを”変える”ためのエネルギーを、それぞれの人間が蓄積すること。。。メニューに載っていたえびの形容詞レベルで、ごちゃごちゃ言うことではない。ほんとに力のある人間は、そのえびを食べて、う〜〜〜ん、この味はメニューのえびの味ではない、何を使ってるのだ、と、レストランに抗議に行くことができるぐらい本物を見抜き、知っている人。。。それができない消費者は、しょせん払えるお金の額と自分の満足度のあいだのパワーバランスを楽しむだけでいいじゃないか。消費者を裏切った、とこれまた深刻ぶって、大層な言葉を吐いているのをいらいらしながら聞いていると、老子の言葉を思い出した、「知る者は言わず、言う者は知らず」なのである。

2013/11/01(金) 虐待被害者の声
日課である日本からのニュース番組を見ていると、児童虐待のニュースの次に、虐待被害者が発言しはじめたというニュースが流れていた。親からこうされた、ああされた、と事例が紹介されて、そしてその人は、今は結婚して幸せだ、みたいになっていた。自分の過去を話すときは、涙を流していた。その気持ちはよくわかる。自分の苦しい過去を話すのは心が傷つけられる。でも話せるようになることは、半分以上癒されたからだ。そのあたりは、私がひまわりの会をはじめたときに実感している。でも、親にああされた、こうされたというだけでは、一番大事なメッセージが抜けていると感じた。つまり、絶対に守ってもらえるという信頼感を親から得られないと、究極的には人間を信じられなくなって、その欠損感が人生を誤らせてしまうことだ。それが、虐待の一番の罪だと私は思う。誰に、せっかく生まれてきた生をゆがめてしまう力が与えられているだろうか。たとえ、親であっても。。ニュースで見た人は、教師が親に言ってくれたおかげで、虐待がおさまった、今は結婚して、子供も三人できて、幸せ、とハッピーエンドで終わっていたが、ほんとうは、虐待されて育ち、人が信じられず、他人と信頼関係が築けず、結婚もできず、たとえ結婚して子供ができても、無意識に子供に虐待をしてしまう連鎖を繰り返して、人生をすりへらしている人も多いのではないのか。私もその一人である。(悲)私の場合は、私の娘への虐待をとがめられるのではなく、「たかこさん、あなたは虐待されて育ちましたね」と言われて、目がさめた。長い長い道のりをきた。でもまあ、苦しい胸のうちを発言し、それをまっすぐに受け止めようとする人が増えてきたのは、ほんとによかったと思う。大きな女たちの声も、まっすぐ受け止めてくれる人が少しずつでいい、増えていきますように。


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