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2013/11/23(土)
発想
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日本の外務省やら文部科学省の官僚が考えること(小学校からの英語教育)は、ほんとにバカで、腹立たしいが、ただ単に腹をたてるだけでなく、新しいアイデアが浮かんだので、それを記憶するために書いておく。なぜ、捕虜を日本に招待しても、何の効果も得られないのか。なぜなら、捕虜がアメリカに帰ったとき、自分のコミュニティに向かって、自慢話ができないからである。コミュニティに向かって、日本はいいところでしたよ、日本人はいい人たちですよ、は絶対にいえない。そんなことを言ったら、周りの仲間から、お前、ただ飯くわせてもらったら、日本をほめるのか。なんと薄汚い姑息なやつだ、と非難され、袋だたきにされるだけだからである。だから、かれらはたぶん、自分が日本へ招待されたことをおおっぴらにコミュニティで話すことはないだろう。むしろ隠すだろう。それは、日系アメリカ人招待プログラムでも同じである。すでに、日系アメリカ人リーダー招待プログラムは意味がない、みたいな声が、日系アメリカから出ているのである。捕虜やら日系アメリカ人コミュニティ、つまり日本を敵とした人々のコミュニティで、日本をほめることはできない。ほめるとしたら、まあ、内輪の個人的なところだけだろう。外務省の官僚は、そのあたりの、アメリカ社会のパワーポリティックスとともに生きてる人間のことがまったく理解できていない。たぶん、日本社会と同じように、リーダーを招待しておけば、リーダーがアメリカに帰って、日本いいとこを吹聴すれば、コミュニティのみんながリーダーの言葉をへへえ。。。と、黄門さんのなんとか見たときみたいに、頭を下げるとでも思っているのだ。それは完全に間違っている。それは、権威に弱く、単一民族社会で生きてる日本人たちの感覚であり、アメリカ人のそれとは完全に違うのである。つまり、日本の官僚たちは、多民族社会で生きる人間のことがさっぱりわかっていない。立派な肩書きを振りかざして渡米、せいぜい1年か2年ほどの留学で、アメリカ人は田舎者だ、ぐらいの感想だけで帰国しているだけで、アメリカ社会のことが身につくはずがない。そういう人間が、外交をやってるのである。ああ、なんという無駄使いか。効果のない無駄使いをやって、それを親善だの友好だの絆だとか言って、一人悦に入っているのである。そんなみっともない姿をアメリカはしっかりと見抜いて、日本政府が税金使って、アメリカ人の歓心を買おうとすることをにこにこしながら見守っているのである。ああ、ほんとにバカだ。(怒)
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