〜ing〜アメリカつれづれ日記
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2013/12/19(木) 命への眼
今朝、庭でぶらぶらしている一頭の鹿を見た。真っ白の世界で、えさを探しているのだろうか。口をもぐもぐさせているから、雪の下で、何か食べ物を見つけたのだろうか。庭に目がいくようになって、ほっとしている。なあんかこの3年ほど、庭で時間を過ごすことはなかったような気がする。以前ほど、気持ちがはいらなかったのだ。きのう聞いたところによると、もうめんどくさいから、庭木はもう全部殺したいみたいなことを言ってたらしい。命に向き合うのがめんどくさかったのだと思う。消え入ろうとしている命の凝視に疲れて、庭の命まで気持ちがいかなかったのだ。ましてや新しい命など、見たくもなかった。(悲)果たして来年の春、雪が溶けたら、私の気持ちはどう動くだろう。一周忌が過ぎて、消えた母のこともだいぶありのままに受け止められるようになって、また新しい命の息吹きをまっすぐに見つめる勇気をもてるようになるだろうか。それとも。。。自分の心の行方をじっと見守るのみ。。

2013/12/16(月) がっかり。。
というよりは、失望感が大きすぎて、がっくりだった。話題となったドラマ「半沢直樹」である。アメリカに帰ってくると、最終回をやってたので、喜んで見た。見終わって、がっくり来た。ああ、これが日本社会というものか。悪を悪とさばけなくなっているのである。誰が脚本を書いたのかは知らないが、最後の悪は銀行の頭取だったというオチで、視聴者たちはどんなメッセージを受け取るだろう。どんなに戦っても戦っても、結局はバカを見るんだよ、というメッセージではないのだろうか。それが、今の日本をおおっているファシズムの皮膜ではないのか。結局は、戦うな、というメッセージだろうか。。ぞっとした。というのも、退職後に書き続けるテーマは、戦う日本人、にしようと思っているからである。アメリカでは、敗戦国民は戦わねば、存在感を得られない。いや、敗戦国民でなくとも、戦う人間が尊敬されるのである。どんなにいじめられようと、じっと持ちこたえて、まるで夜になると、棺おけの中で目をさますドラキュラの薄笑いのようにして生き延びる人間が、最終的には認められるのである。ゴードン平林を見てみろ。正しいことのために戦う人間には、それなりの成果が与えられなければならぬ。それが、民主主義社会というものである。が、ドラマは、どんなに正義のために戦っても、主人公は罰せられこそすれ、何も得られなかった。悪は罰せられることなく、のうのうと生き延びた。これは、社会全体がいじめを認めているという意味でもある。こんなメッセージしか出せないドラマを作る社会はもう民主主義社会ではない。「生きて虜囚の辱めを受けるな」という言葉が巨大な力をもって国民をおおった時代とそれほど変わらなくなっているではないか。ああ、おそろしや。。まあ、今の若い日本の男の子たちに、死を賭けて戦場へ行く勇気と気骨があるかどうかは非常に疑問だから、まあ、のさばった悪ーつまりいじめの中で、じっと我慢して、いじめられさせていただきます、みたいな言葉を連発して悦に入り、勝手に環境ホルモンに汚染されて、女性化して終わってちょ。(電車には飛び込むな。公の大迷惑である)それにしても、今ごろになって、ハリウッド映画の意義が少しはわかるような気がする。(笑)「半沢直樹」よりははるかにいい。戦って勝つ人間を賞賛するのである。大事なことは、勝って手に入れた力を何に使うか、である。自己保身と自己の権威主義に使う人間は腐るだけの存在。ほんとに勝つ人間は、自分の力を全体のために使うことを知っている。先日亡くなったアフリカのマンデラ氏といい、マーチンルーさーキング牧師といい、権威に抵抗し、戦い、権力に殺されても、かれらのスピリッツは生き続け、人々を鼓舞し続ける。本物とはそういうものだ。そういえば、きのうだったか、中国を侵略する日本軍の暴虐な行為に抵抗して、軍から脱走し、中国で医者として活躍した日本人のニュースが、オンラインで送られてきた。同じことは、アメリカがフィリピンの独立戦争を抑えにかかったとき、アメリカ軍にいた黒人兵士が、フィリピン人の状況は奴隷制に苦しめられた黒人と同じだと脱走し、フィリピン”反乱”軍についた黒人兵士の歴史にある。人間の価値を決めるのは、どこまで人間の普遍的な価値とともに生き、そしてそのために戦うか、その気骨と度量である。エンタメといえども、見る人間にそれを教えねばならないのである。なのにまあ、どんな脚本家か知らないけれど、小学校から英語教育を、とわめいているアホな文部科学省からでも圧力がかかったのか。戦う人間はトラブルメーカーだ、賞賛するな、みたいな???「半沢直樹」は実にくだらぬドラマだった。こんなドラマしか作れないテレビ局もくだらん。。別に秘密法案がどうのこうの、とわめかなくても、すでにマスコミはだめになっており、大本営と同じ御用マスコミにすぎず、かれらのニュースはいっさいあてにできない。(怒)

2013/12/13(金) やったあ!!!(笑)
日本から帰ってきて、もう4日が経った。珍しいことに、ほとんど時差ぼけがない。日本で、夜中の2時か3時に起き出して、ごそごそ家の片付けをするというアメリカ時間を続けたからだろう。困ったのは近所の人たちかも知れぬ。朝の4時には、洗濯機が回っている、ということもあったから。ごめん(笑)申し訳なかったのはやはりトークに来てくれた人たちだろう。夜が遅くなってくると疲れてしまって、ディスカッションまで参加できなかった。すみませんでした。この4日間は、日系アメリカ本の英語版の仕上げに奮闘している。コピーエディターができあがったとした仕事を、最後の最後と思って読み直すと、やっぱり訂正しなければならない箇所が出てきた。最悪なのは、引用文献を間違えていることだ。これが一番怖かった。。案の定。。(悲)大枚を払ったコピーエディターとけんかになってでも、やりとげるしかない。。。あああああ。。それでもいいこともあった。きのうで、無事に家のローンを支払い終えたのである。やったあああああ。。。イリノイで買った家は、途中で一度利子の低いローンに乗り換えて、14年6ケ月で払いおえた。これからは、少しは、経済的に余裕が出る???退職への第一歩である。(笑)娘も独立して仕事をし、家も片付いたとなると、税金控除がなくなったわけで、いまさら働く理由がない。働いて、収入を増やしても、ぜんぶ税金にもっていかれるだけである。それよりも、家でごろんごろんして、32パーセントといわれた体脂肪を減らすことを考えねばならぬ。(笑)左足が悪くて、変な歩き方をしているのを心配してくれた友達が連れていってくれたジムで、パーソナルコーチの若い男性に、体重をあと7キロ減らせ、といわれた。そうすれば、足の負担も小さくなって、体脂肪も減るだろう、と。零下20度の雪と氷の世界で、どうやって運動するのかが退職生活の課題である。あああああ、早く退職日を決めたいなあ。。。そのためには、まず英語版の完成だ。。がんばらねば!!!


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