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2013/12/19(木)
命への眼
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今朝、庭でぶらぶらしている一頭の鹿を見た。真っ白の世界で、えさを探しているのだろうか。口をもぐもぐさせているから、雪の下で、何か食べ物を見つけたのだろうか。庭に目がいくようになって、ほっとしている。なあんかこの3年ほど、庭で時間を過ごすことはなかったような気がする。以前ほど、気持ちがはいらなかったのだ。きのう聞いたところによると、もうめんどくさいから、庭木はもう全部殺したいみたいなことを言ってたらしい。命に向き合うのがめんどくさかったのだと思う。消え入ろうとしている命の凝視に疲れて、庭の命まで気持ちがいかなかったのだ。ましてや新しい命など、見たくもなかった。(悲)果たして来年の春、雪が溶けたら、私の気持ちはどう動くだろう。一周忌が過ぎて、消えた母のこともだいぶありのままに受け止められるようになって、また新しい命の息吹きをまっすぐに見つめる勇気をもてるようになるだろうか。それとも。。。自分の心の行方をじっと見守るのみ。。
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