〜ing〜アメリカつれづれ日記
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2014/10/30(木) 季節の変わり目
また季節がめぐってきた。2年前の8月、母親の看病で、私が休職して神戸に戻ったとき、空港から神戸行きのリムジンバスの中で、娘から電話があって、シカゴに仕事が見つかったと聞いた。行った大学院のあった西海岸からシカゴに戻ってくるというので、すごくうれしかった。と同時に、あのとき、消えゆく母の命を実感した。一人の人間に与えられているエネルギーの総体は変わらない。こちらでエネルギーが上昇気流に乗れば、その反対ではエネルギーは減少していく。母の死はそれからわずか4ケ月後だった。あれから2年少し、キリマンジャロ登山から帰ってきてすぐに、娘はレイオフされた。ああ、エネルギーなんてそんなもんだろ、と思った。あれから3ケ月、また再びエネルギーが動き出して、娘は来週また大学院のあった西海岸に仕事を見つけて戻っていく。だいぶシカゴに慣れてきてはいたが、やっぱり西海岸がいい、と言い続けていた。再び西海岸に戻っていくのも、娘のエネルギーの運命かもしれない。そう思いながら、今は、ただただ引っ越しの荷造りを手伝っている。私自身といえば、やっと学術誌向けの原稿を書き上げた。いったい何ケ月かかったことか。何度できあがった、と郵送しても、ここもだめ、あそこもだめ、とコメントとともに帰ってきた。査読してくださった先生は、さぞ頭が痛くなったことだろう。私の頭がまったく緻密ではなく、論証するだの、文献がどうのこうの、といったこととはまったく無縁の頭なのだ。ほんとにほんとに大変だった。明日、日本に向けて送り出す。もう当分、アカデミアのライティングはごめんだ。。(笑)日本からのニュース番組を見ていると、沖縄の知事選をやっていて、候補者の顔を見て、びっくりした。サウスダコタで、インディアンといっしょに歌を歌っていた嘉納昌吉が出ていたのである。サウスダコタで会ったときは、変人の塊みたいなおっさんだったけど、ああ、今も目立つことをやってるんだ。。(笑)サウスダコタで泊まっていたインディアンの人のおうちの片隅で、スタッフの人と、金をどうやって集めるか、と金の話ばっかりしていたのが印象的だったが、金集めが好きだったら、知事選はばっちりかも。。(笑)というか、人を動かして金を集めるのが好きな人が政治家になるんだろうなあ。。それにしても、20年ぶりぐらいに見たおっさんの顔からは、昔のとげはだいぶ丸くなっているような気がした。おっさんも年をとったのだろう、といいながら、年齢を見るとまだ66歳。ということは、私がダコタで会ったときは、まだ40代の働き盛りだったのだ。季節の変わりは誰にも訪れよう。庭の外は赤、黄色と秋一色。この美しくもさびしい季節を、ぐっとおなかに力を入れて、ただただ乗り切るのみ。。美しいときは短い、人生も短い。(悲)

2014/10/04(土) ねずみとり
今日は、もう気温が摂氏ゼロ近くに落ちた。いよいよ来たぞ。。(笑)庭の木々は葉を落としているから、葉っぱの掃除に忙しい。家の中では、ねずみとりに忙しい。ときどき、目の前をぴっと黒いものが横切るから、ええ、また網膜に何か問題が起きて、変なものが見え始めたのかも、と心配していたら、ねずみがいる、と客や娘が言いだした。ああ、あのすばやく走る黒いものはネズミらしい、と知って安心。それでも気持ちが悪いから、ねずみとりを家のあちこちに置くことになった。チーズでは、とるだけとってうまく逃げるらしい。それで、ピーナッツバターにして、足元から逃げられないようにしようという作戦。無事に今までのところ4匹捕獲、つまり殺した。一度なんて、台所のカウンターで、電子レンジの横で、灰色のものが立って、見開いた目をまっすぐこっちに向けているではないか。きゃああああああああ、で、配偶者に見てもらった。死んでいたそうな。死んだらおとなしく横になって、目をつぶれ。。なんで立って、目をむいてんねん、で、ああ、怖かった。(笑)それからは、私の目に入らないところに罠をおいてもらっている。敵もさるもので、場所を変えなければひっかからない模様。。一度、私のスーツケースの回りをよたよた歩いていた。ちいさくてかわいい、といえばかわいくもないこともない。そういえば、ペットにして飼う人もいるかもしれぬ。ねずみとり。。何かと大変、大変。。


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