〜ing〜アメリカつれづれ日記
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2014/11/22(土) ああ、女たち(笑)
久しぶりに、日本人村のイベントに出かけていった。無料の講演会があって、講師はプロというから、これはいかにゃと。タイトルは「日本人として死ぬか、アメリカ人として死ぬか。相続税、年金、保険」である。つまりお金の話。(笑)行ってびっくり。金曜の午前中に日本人の女ばっかり30人以上いたような。講師は日本人男性一人。アメリカで公認会計事務所を開いているそうな。で、話の内容は、日米の相続税の違いやら年金のもらいかたやら。要するに、みんな老後は車の運転やら健康保険システムやら老人ホームに出される食事のこととか、いろいろ考えて、日本に帰ろうか、アメリカに残ろうか、と悩んでいるでしょう。お金はどうしますか、親からもらうお金をどうしましょ、の話である。自分のことが言われているようで、どきっ。(笑)集まった女性たちは、まだ子育てまっさいちゅうみたいな若いお母さんに、私のように年季のはいってる人までいろいろ。ああ、女たち、と思ったのは、その中の一人が、「主人が死んだとき」を連発したからである。(笑)みんなも、くすくす笑っていた。(笑)笑っても、現実は現実である。普通、男性のほうが早く死ぬから、配偶者が亡くなったあとの女の生活には切実なものがある。あのおばさん、あんまり「主人が死ぬ」と、を連発するから、もしかして、もうホスピスにはいっておられるのでは、と想像してしまった。そうじゃないと、まだ現役世代なら、死ぬ、を連発するのは、やっぱりはばかれる部分も出てくるのでは。(笑)しかも、質問が具体的である。アメリカ人の主人との銀行口座はジョイントなんですが、主人が死んだら、口座に5.34ミリオンドルはいってたら、相続税を払わなけれならないんでしょうか、とか(ジョイントなんだから、半分が配偶者のものとしたら、払わなくてもいい、と考えるが、プロは払うでしょう、と言った、ちょっとおかしい???)主人が日系企業の重役になったときに、企業の株を買わされたんですが、主人が死んだら、私はその株を持ち続けられるんでしょうか、とか。。。死んだら、主人の年金はもらえるんでしょうか、とか。。ああ、死ぬのが近そう。。(笑悲)だいたいアメリカでは、5.34ミリオンまで、つまり1ドル100円にしたら、5億3400万円までは相続税がかかわらないわけだから、まあ、話を聞いてた人たちの大半は自分とは関係なし、という感じ。(笑)で、プロの話が終わって、ああ、女たち、ともう一度思ったのは、主催者の女性が、講師に向かって、今度は先生について知りたいです、ご出身は、奥様は日本人ですか、これまでのアメリカ生活は。。極めつきは、慶応大学のご出身だそうですね。すごい、どうやったら慶応に入れるんですか、の質問。あほかあ。。だれも、このおっさんの経歴なんか知りたくないわ。日米のシステムが知りたくて来てるのに、あほな質問するな。で、ああ、女たち、で、そそくさと出てきた。(笑)それでも、40代なかばか50代はじめぐらいに見えるおじさんが言ったことーこれだけは重みをもっていた。あほな女が、どうやって成功したんですか、と聞いたときの答えである。私は、もう日本には帰らないと心に決めています、アメリカの土地に骨をうずめるつもりで、市民権もとりました。やはりこういう気持ちじゃないとだめなんじゃないか、と思います、である。確かに男と女の社会的役割は違う。専業主婦の女が、主人が死んだら、を条件にいろいろ知恵をしぼって生き続けるなら、男は、仕事をとおしての自己実現で女子供を養い、それが終わればあっけなく逝くものなのかも。でも、講師の、アメリカの土地に骨をうずめるつもりです、は、何やらお金をおっかけて、話をききに来た女たちへの、なにやら一種の警鐘のように聞こえたのである。あああああ、女たちよ〜〜〜〜(笑)私もである、そろそろ腹をくくらねば。。


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