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2014/12/09(火)
アダモ
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日本から、若いときにもっていたレコードを運んできた。今日、レコードプレーヤーを買った。レコードだけじゃなくて、CDも聞けるし、ラジオもOK,レコードをCDにする機能もついてるらしい。外見はアンチーク仕立て。。ガラクタやめぐりしている人間の部屋にはぴったりの感じ。(笑)で、さっそく最初のレコードをかけた。アダモである。ああ、アダモ。28ぐらいのときに、神戸のあの家のあの部屋を出て以来、一度も聞いていなかった。ということは32年ぶり!!! こんなレコードを一生懸命聞いていたのは高校生のとき。アダモが神戸の国際会館に来たときは、友達と通用口のところで待ち伏せして、アダモと握手までしたのを、突然思い出した。。ああ、青春よ。(笑)そして、思うのである。ああ、あのころの私には、親も二人ともいたなあ、と。親をうとましく思ってはいたが、親がいつも守ってくれていた幸せな時代だった。今はおんなじ音楽を聞いても、人生は大きく変わってしまった。32年前の私に、今の私が想像できただろうか。とんでもない。ただただ不透明な自分の行く末をびくびく、でもわくわくしながら見つめていた自分がいた。今はもう。。。。(笑悲)おセンチになるために、レコードを聞いてはならぬと思う。長い長い32年を振り返るために聞くのではなく、あのころの私からもう一度エネルギーをもらうために聞くのである。もう来月は還暦ではないか。暦が還るーもう一度子供になったつもりで、新しい人生を始めようーまたアダモに出会えてよかった。。それはそうと、まだアダモは生きてるの???(笑)
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