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2015/11/23(月)
大雪と生きる力
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週末に、11月にこれだけの雪が降るのは120年の観測史上はじめてだったとか。120年!!!つまり、記録をとりはじめてから初めてということらしい。。(笑)とにかく大雪で、金曜からシカゴに泊まって遊んでいたから、かえってくるのが大変だった。。ああ、雪の中を運転という季節が始まったのかと思うと、ちょっとつらい。昨日の夜、瀬戸内寂聴のドキュメンタリーを見た。がんの手術をしたあとの日常生活を描いているのだが、見て、びっくり。94歳とか。そりゃもう元気、元気。肉をぱくぱく食べて、書きたくなって書いて、で、またよくしゃべる。。。あくの強さがぷんぷんしていた。(笑)私もよく、ひとさまに、変わってるねえ、を連発されて生きてきたけれど、寂聴氏もかなり変わっている。。山崎豊子のドキュメンタリーのときもそうだった。かなり変わっていた。あの大阪弁、怖い、怖い。。(笑)で、わたしゃ、無名の閑つぶしに書いてるだけの人間だけど、やっぱりこれでいいんだ、と思った。(笑)寂聴さんは、書いてると快感だ、生きる力になると言っていた。そう、結局は自分が自分のために好きで書いてるのである。違いは、それで食べていけるかどうか。で、私には書いて食べていけるだけの才能はなかっただけということだが、今さら、そんなこと悔しく思ってどうなるわけでもなし。。確か山崎豊子も独身を通したと思うし、寂聴さんも94歳で、まだセックスがどうのこうのと言ってたし、それぞれの与えられた人生をただ生き抜いているだけなのである。がんばろうと思った。それにしても、94歳でまだ書いたり、読めたりするのは、すごくラッキーなことだ。このごろ網膜の手術はしていないが、白内障関係の手術を2回した左の眼がますます曇って、見えなくなってきた。雪の中のドライブがつらい理由の一つである。あああああ、次はまた手術、と言われている。そういえば、緑内障を悩んで自殺した作家かライターのニュースも昔聞いたなああ。。。(悲)自分の人生をそのまま自分で受け入れる、その心の平静を保つこと、今はもうそれだけである。
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