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2016/05/11(水)
死に方
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友達の旦那さんが、去年の10月に亡くなっていたことをきのう聞いた。同じ国際結婚で、神戸で長年教え、去年の春退職して、旦那一人だけアメリカに帰ってきていた。友達に、離婚するの、と聞いても、今さら、どうせあの人、長くないよ、という言葉が返ってきた。電話すると、あの人、全部わかっていたと思う、という言葉が何度も聞かれた。要するに、死ぬためにアメリカに帰ってきたのである。わずか半年あまりだったが、日本で稼いだお金は全部使いはたしていたという。毎月500万円は使う豪遊だったのでは、と友達が言った。悲しくなった。娘もいる人である。なぜそこまでしなければならなかったのか。まるで、日本での33年もの時間ー娘も妻もーをすべて消してしまいたかったかのようではないか。人生の最後の「自由」、死ぬための「自由」−死にざまにすべてが出る、とあらためて思った。今日から、また大腸がんの検査の準備が始まった。今回は、丸二日食事を抜かねばならぬ。前に、医者の指示通りにやって、げろげろになったから、今回は、医者の指示を適当に修正して、気楽にやろうとか思う。医者の指示には従わぬ、と思うと、ちょっと気が楽になった。(笑)それでも失敗したら。。。大腸がんといっしょに死ぬ。。。医者がなんぼのものやねん。。。(怒)
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