〜ing〜アメリカつれづれ日記
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2017/10/27(金) わかれ。。。
無事に日本から帰ってきて2日ほどが経つ。まだ時差ぼけで、朝の3時ごろから起きだして、ごそごそしている。原稿のゲラ校正(日本語)やら私の憧れのジュンフジタさんに関する原稿執筆(英語)依頼やらがあって、おちおち寝ていられないのもちょうどいいのである。仕事して、アメリカ生活を全うしよう。仕事が終わり、アメリカで人種差別やら、非英語話者としての不便さと戦う気力体力がなくなったときにどうするか、また考えねばならぬ。今回の日本での最大の収穫は、50冊ほどあった映画のパンフレットを2000円で買ってくれる人がいたこと。やったあああ。。(笑)1960年代後半からの10年ほどのあいだに見た映画のパンフレットである。私の青春そのものである。何も知らず、ただただ夢色の時間が目の前にぱあああああと広がっていたあの若かった時代を手放したのである。2000円。。晩御飯代が出た。。ありがたい。。(笑)お店の人とは、昔は、朝9時から行って、一日中映画館に座って、3回ぐらい同じ映画が見られましたよね、とか、ヘルムートバーガーの話をするのは楽しかった。映画の話を通して、同じ時代と時間を共有するのは楽しいけれど、いつまでもそこーつまり過去にこだわっているわけにもいかず、えいや、と手放した。100冊もってこられても、100円ほど、ということもしばしばあるそうな。1冊1円で、結局は保管する場所がないと、買っても捨ててしまうとか。私は、捨てないでね、私の青春だから大事にしてね、と念を押して帰ってきた。たぶんパンフレットはそのままごみ箱行???(笑)面白いなあ、と思ったのは、店の人がパンフレットではなく、私がパンフレットに挟んでおいた映画のチラシを喜んだことだ。昔は、映画のちらしは映画館の中にしか置いてなかったらしい。(今は、映画館の外に並べてある) お客さんがすごいのは、映画を見に行って、次にくる映画の予告ちらしをとって、それをきれいに残し、その映画を見に行って、そこで買ったパンフレットに挟んでおいたことですよ、と変な褒められ方をした。チラシを集めてる人がいるそうな。わあ、これきれいですねえ、折り目がぜんぜんない、と店の人が感激して、パンフレットから抜き出していた。お〜〜い、もしかしてチラシ一枚を1000円でファンに売るんじゃないの???まあ、それでいいや、何かの、誰かの役に立つのなら。。。というわけで、押入れの中が少し片付き、それもお金をもらって片づけることができて、ばんざああああい!!! (笑)わ、か、れ。。あの家で過ごした時間の思い出が少しずつ消えていく。。。いつかあの家を壊さねばならぬ、その時が来るまで、少しずつ、わ、か、れ。自らの力で消せなくなる前に、思い出を自らの手で消していかねばならぬ。それが生きている者の最後の責任である。(悲)

2017/10/09(月) 再び
今朝早く娘から電話が入った。無事に北京に着いたそうな。ああ、よかった。万里の長城でキャンプをするそうな。物好きなことだ。(笑) キリマンジャロの頂上に立ち、ピチマチュ?を登り、で、今度は万里の長城か。若さの特権である。あと10年もせぬうちに身体が思うようには動かなくなるだろうから、できるうちにいろいろ楽しんでちょ、としか親としては言えない。たぶん私の親も、そう考えて、インドやらシンガポールやらマレーシア、韓国やらとあっちこっち飛び回る私を送りだしてくれたに違いない。で、娘が中国から日本へ行くと言うから、親ばかは、老体にムチ打って、再び太平洋を渡る。母が病気のときは、アメリカに帰ってくるとすぐに日本から電話があったりして、とんぼ帰りすることもあったが、あれも若いからできたこと。。若かかった。。(笑)もうあれから5,6年が経っている。今の身体には、もうそれだけの粘りがないことが自分でもよくわかる。(悲)太平洋を渡れるのもあと何年だろう。 かなり限られてきているのは確かだから、娘が日本に来るというときぐらい、がんばって行ってこよう。娘にとって、日本はトラウマの塊のところだそうな。よかれと思って、娘が生まれて6ケ月から10歳ぐらいまで、がんばって連れて帰ったが、あんまりいい思い出はないそうな。私の親は子供好きじゃなかったしな。母なんて、孫娘を両腕に抱きあげたことなどたぶん一度もなかったろう。そういう人だった。(悲) 父が娘を抱いている写真は有り難いことに1枚だけ残っている。娘にとって日本旅行は過去からの脱却と癒しの旅、だそうな。ああ、むずかし、むずかし、子育ては。(笑)そう、子育ての完成のために行ってこよう。そして最後は、老いては子に従え。。動けなくなるとき、そこはアメリカか日本か。わからないから、生きる楽しみがある??? だといいけど。。(笑)

2017/10/02(月) 銃乱射
またやった、この国のアホが。で、これまたアホな、チャールトンヘストンからお金をもらってきた(あの俳優、まだ生きてるの???まさかあ。。笑)政治家どもは、銃規制に反対する。反対する理由が、銃は自分を守るためだとよ。あほ。。教えてくれ、なんでホテルの32階から人に当たり、殺せる銃が、自分を守ってくれるために所持するものなのか。自分を守るためになんでマシンガンが必要なのか。あほ。なんでマシンガンが簡単に手に入るのかさっぱりわからん。ラジオでは、精神疾患で働けず、生活保護を受けてる人間でも銃が買えるんだとよ、この国では。マシンガンすら取り締まれないあほな政治家どもはドアホだけではない。自衛のためだとしてマシンガンすら取り締まれないアホレベルは、庭の掃除に来るあんぽんたんと同じだ!!! 脳細胞のない頭らしき物体を載せてるだけの動物。そんな奴らばっかりこの国は。(怒)実は、私も気をつけねばならぬ。いつものいきつけのごみ拾いの駐車場(きのうは1ドル拾った。。笑)で、2、3日前に銃撃があった。美容室がやられたらしい。汚いごみだらけのところに住んでる人間がなぜだか銃はもっているらしい。銃ってそんなに安いものなの。ゲットーのごみの大半は、ファーストフードのごみか袋菓子の袋か、あとはジャンクの飲み物の容器が圧倒的に多い。あと、割れたビール瓶のガラス。あいつら、かっこつけて、瓶を地面に打ちつけて割るのである。まともなものも食べられず、食欲を満たすだけのファーストフードを食べながら、それでもなぜだか銃はもっているらしい。あああああ。何がかれらを狂わすのか。うんざりだ(怒)知ってる日本人女性が亡くなったことを新聞の死亡記事で知った。ここに来た20年ほど前に、一度だけおうちに呼ばれたことがあった。自分の自慢話ばっかりする普通の人で、それっきりになった。(笑)一度スーパーで会ったときはとんちんかんなことを言ってて、アルツハイマーだとは聞いていた。記事によると85歳で亡くなっている。初めて会ったころは私ぐらいの年だったんだなああ。あれから20年。。早いものだ。。あと20年で、次は私の番かなあ。。新聞には載せないで、と娘には言っておこう。。静かにつつましく女らしく消えるのである、最後ぐらい。(笑) これが、絶対に銃など持つことなど考えられない人間の最後の美学かも?銃を大量に買い込み、ぶっぱなすことに快感を覚えるアホには絶対に理解できない美学である。(怒)

2017/10/01(日) ぶれないこと
日本からのニュースを見ていて、びっくり。野党第一党とか言われてた政党がぱっと消えた。そういえば、このあいだ「日曜。論」で新しい党首のもとで選ばれた新幹事長の話し方を見てびっくり。このおっさん、しゃべられへんやん、が私の第一印象。下を見て原稿を読んでるのか、とろとろしゃべり、失言のないように、と緊張しているのがよくわかった。こりゃ、あかん、と思ってたら、その政党が消えた。。やっぱりなああ。。今日の番組を見ていて、感じたこと。前に、上品ぶってるばあさんが党首をやってた党からはじこのごろ、本音連発のおっさんばっかり出てくるけれど、このおっさん、ぶれない。しゃべり方がなにやら私みたいで、コン畜生みたいに感じさせる部分もなきにしもあらず、だけど(きっと私の話し方を聞いて、そう思う人もいるだろうなああ。で、嫌われる? 知ったこっちゃないよ。。笑)ぶれない部分に安心させられる。それは共。党も維新も同じ。新しくできた党から出てきたおっさんはなあ、うさんくさかったなあ。。やっぱりだめだろうなああ(笑)選挙が面白いのは、一人の人間がぼやああああと感じてることが、けっこう国民の総意みたいになってはっきりと結果に表れることだ。大衆は絶対にあなどれない。おっさんたちの話を聞きながら、生きていくのに大事なのはぶれないことかも、と思った。ぶれない生き様は美しいと思う。主義主張の傾向は別にして、である。自分を通すこと。信じること。アメリカでは、そのことをよけいに感じるような気がする。自分を信じて、で、何をするか。落ち葉の片づけに来た、若いあんぽんたんの兄ちゃんに文句を言う。(笑)かれらが何をしたか、というと、確かに違う機械をもってきて、庭を走り回りはじめた。落ち葉を粉砕するためである。で、もう一人、blowerをもってきた兄ちゃんは何をしたか。粉砕した落ち葉を、私が植えてる植物の上にかぶせたのである。腹が立って、立って。あいつら、自分たちが本末転倒のことをしていることが理解できないのである。機械が入れないところへ入って、blowerで落ち葉を、機械が入れるところに追い出し、そこで集めた落ち葉を機械で粉砕するのが筋だろう。その逆をやりやがった。おかげで、まだ緑のホスタやもみじなんて、汚い屑のような落ち葉を大量にかぶせられて窒息しそうになっている。あほ〜〜〜〜〜、と、熊手でごそごそかきだしながら、私は日本語で怒鳴りまくってやった。(そのうち、近所の人は、日本語のわかる人に、あほ、って何?ぐらい聞く日があるかもしれぬ。。笑)で、こういうことを、あほたちを送ってくるビジネスのボスに言わねばならぬ。ああ、めんどくさい。とは思うけれど、ぶれないこと、ぶれないこと、と自分に言い聞かせる。言わねばならぬ、こっちがお金を払うのだから。それにしても、あんぽんたんぶりには、いまだにびっくりすることがある。このあいだもスーパーで、えらくフレンドリーな黒人の女の子がパッカーにいて、で、私に何度も聞くのである、卵をミルクといっしょにいれてもいいのか、と。(私はいつもマイバッグ持参である)いいよ、というと、また聞く。で、私もまた、いいよ、と。注意するから大丈夫だよ、と。で、思った、そんなに聞くなら、卵を最後にのせればいいじゃないか、と。若いあんぽんたんはそれが考えつかない。で、支払いをすませて、バッグをのぞくと、確かに卵の上に、バナナや何やら乗せてある。あっほ。。。で、私は順番を変えて、バッグの中で卵を一番上にして、店を出た。問題なし。。(笑)頭の悪いパッカーが、壊れてはいけないと考えて、ミルクに一袋、卵に一袋、としているから、プラスチックバッグが氾濫し、ごみを増やしているのでは。。ちょっと頭を使えばいいのに、と思うけれど、使わない、使えない人がごろごろ、は、アメリカの常識である。(その点、日本人はやっぱり頭がいい民族だと思う。常に改良改良を重ね、少しでも新しい、よりよいものをめざし、新発売を考える。1920年代から同じ味のスペアミントガムを食べてる人間には絶対にわからないメンタリティである。笑)でも、怒ってみても仕方ないな、とも思った。ちょっとでも使える頭のある人間は、庭掃除を仕事にしないでしょ。。あのあんぽんたんたちは、フルタイムで庭掃除してるのかパートなのか知らないけれど。。というわけで、怒りをなんとかおさえ、ぶれない気持ちで、文句を言わねば。。あんたの仕事はこうだよ、と、客のほうから言うのである。ああ、めんどくさい。 あああああ、秋は頭の痛い季節だ。でもまあ、これも人生で最後の経験だから、がんばらねば。。なぜこの家を選んだかというと、木がいっぱいの庭があったから、である。もう2度とこの広い庭のある家には住まないわけだから、初心を忘れず、ぶれない、ぶれないことで、乗り切ろう。


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