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2017/12/10(日)
学者なるもの
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「東大研究不正」という番組を見た。びっくりした。2日前に、論文に嘘書いた、と大学の先生のことをぶつぶつ怒ったばかり。番組を見て、改めて、学者になりたい、などと思う立派な頭脳を持たずに生まれてよかった、と思った。(笑)東大の、それも分子なんとかかんとかといった理系の世界で、論文捏造が行われるのはふつうだという。それも国から数十億の税金が使われる世界である。ふ〜〜〜〜ん、国民よ、怒れ。大学の先生だからとへえこらするな、彼らだって、名誉が欲しい、お金が欲しいというただの人である。(笑)それにしても、業績の評価は、なんとかという有名ジャーナルに論文を載せることだなんて、くだらんなああ。そのジャーナルに論文を載せた、を信じて雇用して、結局不正が発覚して、監督不足で東大教授職をやめることになった人もいると知った。博士号をとっても職はなし、少ないポストの取り合いをし、研究には研究費獲得を競争せねばならないし、お金をもらったからと業績は出さねばならないし。。。おお、頭のいい人はかわいそう。。(笑)そう考えると、私が嘘論文のために使った費用は、タンク半分のガソリン代15ドルほどだから、まあ、20年前に適当なことを書いた大学の先生は許してあげよう。。(笑)でも、そういう世界を変えようとしているノーベル賞学者が言った、誰も見向きもしない研究をしようとする人を支援したい、不正をする人はほんとは研究を楽しんでないのです。そうだろうなあ、ライターも同じである、売れるものを書きたい、と走り回る人は結局、書くことそのものを楽しんでいるわけではない。名誉欲に取りつかれているだけである。そう思うと、私は。。。売れないものが書けない自分、売れるものなど書きたくもない自分が大好き。。幸せなライター人生だと自画自賛。ばんざあああい。(笑)
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