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2017/12/16(土)
5年
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12月16日は母の命日である。5年前のあの日、いやその前日の夜のことを忘れることはない。こちらでも、日本時間に合わせて、5年前のことを思い出していた。早い5年だった。毎日特に何もなく過ぎていくようで、5年前と今とを比べると、いろいろなことがあった。あの時は、娘がシカゴで初めての職を得て働きはじめたときだった。毎週月曜日、晩御飯と太鼓のクラスで会っていたのに、今、娘はポートランド。1年に1度ほど会うぐらいである。義父母とも健在だったのに、5年経つと、義母は去り、義父も月7000ドルも払いながら施設に入った。そして、ロードアイランドの義父母の家もオーナーが変わった。ちょうどきのう、売却契約が成立したとか。5年。長いようで短くもあり、また長い。。これから先の5年、また長いようでものすごく短く、また長くもあるだろう。つまりいろんなことが起きるだろう、ということ。5年先、自分自身がどこにいるかわかったもんじゃない。。娘もわからない。配偶者、、知らん。。(笑)ただただ日々を重ねて、5年という時間をいつくしもう。いつくしむーそんな言葉に涙が出る年になってしまった。(悲)涙が出るあいだが花ともようくわかっていることだ。これからもいい時間が続きますように。。人生、楽しい、と思える時間が1分でも多くありますように。。そういえば、今週末、友達とスキーに行くという娘に、けがするな、とさんざん言ったあげく、まあ、いいか、人生、楽しいと思えるときってそんなにないんだから、まあ、楽しいと思えるんなら楽しんだほうがいいかもね、と言うと、ほんまにお母さんは変わってるねえ、自分の子供に、人生、そんなに楽しいときはあんまりない、なんて言う親がどこにいる、でもまあいいや、それでもアイラブユーと言われた。ふ〜〜〜ん、よそのおうちでは、そんなに親は子供に、人生楽しいよ、いいことばっかりだよお、みたいなことを言うのだろうか。ふ〜〜〜ん、わたしゃ、戦中派の親から、人生楽しい、なんて一度だって聞いたことないよ、生きるのは大変、ばっかり聞いてきたような気がする。でも、大変でもじっと我慢するからこそ、何か小さないいことが起きたときーたとえばごみ拾いで1ドル拾うとか(笑)−すごくうれしくて、ああ、人生っていいな、と思えるのでないのか。金持ちの生活は退屈である。金持ちのガキは腐りやすい。金で何でも手に入るのなら、楽しみにすることがないのだから。この国のドアホみたいに、退屈まぎれに、ほんなら大統領にでもなってやろうか、と、金に飽かされたら、えらいこっちゃ。。金でいい弁護士が雇えるとなると、したい放題やって、金でごまかしてもらうわけだから。。(怒)というわけで、改めて、これからの5年。。ああ、たのし、と思えることはほとんど何も起こらないだろうが、それでいい、ただただ1日1日を大事に生きてさえいれば。。これからの5年、がんばろう、生きてるだけで精一杯(笑)!!!!
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