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2017/05/28(日)
再び
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他州に一人で住んでいる義父の様子を見に行った配偶者が今朝、、帰ってきた。義父をassisted living facility に入れるのに、どの施設がいいかを見にいったのである。話を聞いての結論ー家の片づけは早め、早めにして、そのときが来たときはすぐに移れるようにしておかねばならぬ。義父は94歳の高齢だが、頭がしっかりしているので、自分で判断できるようなできないような、で、悩みが深まっている。病気になってしまえば、子供のいう通りにするしかないが、まだ頭がしっかりしているので、家をこのまま空き家にするのはいやだ、とか、施設と家と二重に費用は払うのはいやだ、とかいろいろ言いたいことが出てくるのである。今、家がほとんど空になっていれば、これほどまで迷ったかを考えると、終活は、若いうちから始めておかねばならぬ。1軒の家から、よくて部屋2つほどのスペースに移るのである。切り捨てて、切り捨てての作業である。頭がしっかりしている分、しかし体が自由に動かない分、その切り捨て作業もなかなかはかどらないだろう。家を片づけ、売りに出すにも季節があるし、兄弟5人ともなると合意形成が大変になる。家って何だろうとつくづく思う。子供を育てるあいだだけのものにすぎない。子供は巣立ち、そのうちいなくなる。親はただひたすら片づけねばならぬ。残るのは。。。ただただ頭の中の記憶だけ。。。(悲)終わるのである、必ず。だから、いま、住んでるこの家も片づけていかねばならぬ。少しずつ毎日。今が最高のタイミングだと思う。癒しの時間は、庭の木々を見ているときだけ。それでいい、庭も変わりつづける。私も変わりつづけるしかない。家の中にあるものにはこだわらぬこと。。捨てるのだ、すべてを。身一つの気楽な体にならねばならぬ。そうやって生まれてきたのだし、そうやって死んでいくのだ。。(悲)
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