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2017/08/16(水)
腹が立つことばかりで
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日本からのテレビ番組「インパール」を見た。イギリスに記録フィルムが残っていたのである。見ていて吐き気がしてきた。日本の指揮官に、である。名前は忘れた。部下に、日本の兵隊5000人を殺せば、インパールがとれる、とかなんとか言ったそうな。で、その部下がそれを書き残していた。書き残した人がまだ96歳で生きていた。老人ホームだかで記者に質問されて、泣きながら、甲高い声で、声をつまらせながら、叫んだ。くやしいですけども、指揮官にとって兵隊なんて、ごみみたいなもの、みたいなことを言った。見ていて、涙が出てきた。あれが本物の言葉である。すべてが詰まった本物の言葉である。「思い」なんてものではない。絞り出された本物の言葉。。あの人がたぶん初めて言葉にした言葉。苦しみ、死んでいった兵隊のことなど、屁とも思っていなかったなんとかという指揮官は、作戦中止となると、一番に日本に帰ったんだってよ。吐き気がする。そんな男、たぶん上司にごますりで肩書をもらっただけだ。最低の男。。そういえば、特攻にもそういう指揮官がいた。部下に、死ね、おれもあとから行く、とか言って送り出し、自分はのうのうと生き続けた男。このあいだ見た番組では、女の人が、小学校で、子供たちに、「戦争は悪い」を念仏みたいに言ってたけど、もっとはっきりとなぜ、戦争は悪い、かを説明するべきである。命令がすべての軍隊では、あほな上官の下では、ただただ無為に殺されるだけだからである。敵ならまだしも、味方に殺されるのである。戦争はそういう力学が働くところだ。自らの国の兵士をいとわずに殺すことでしか勝てないような作戦を考えるような戦争ってする価値があったのか。あったんだろうな、アホな東条みたいな男には。肉薄作戦とか特攻とか。とにかく体を張って死なせて、それで勝てるのか。何が達成できる? 国を支える若い人をそんな形で死なせて、国の将来はどこにある? そういうことを考えられないような人間が国のトップになったら、もうその国は終わりだ。それが、今のアメリカだ。あのドアホ、KKKに称賛されてるんだってよ。ドアホ、うれしいか。あんな汚い顔をした男にほめられて。お前とおんなじゲスな汚い顔しとるのお。白人至上主義者に反対した人間は極左だと。アホか。反対派は、反対すべきものに対して反対したのである。極左ではない。白人至上主義は間違った思想である。それがわからんのか。お前にはわからんなあ。お前が白人至上主義者だからだ。お前が人種差別者だからだ。だから言えない。間違っているものを間違っているとは言えない。反対派を極左と呼び、口封じすることで、白人至上主義を野放しにしようとしている。それがお前の本音だ。そんな男に大統領の資格があるのか。ない。絶対にない。で、KKKに褒められて、情けないことだ。 世界中に恥をさらして、のうのうとしている男。おお、東条やら特攻やらインパールの指揮官とまったく同じではないか。自分の保身しか考えられず、かっこだけを気にする人間。 こういう人間がトップになると、すべてが腐る。アメリカは、日本軍のインパール作戦みたいになりつつある。 北朝鮮さん、ホワイトハウスに向けて、正確にミサイルを飛ばしてちょ。成功したら、大万歳してやるよ。そのあとは知らん。(笑) なんとかしてくれよ、いい加減、この国のドアホ。
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