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2018/02/18(日)
ばばあの妄想(笑)
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今日はいいことがあった。去年の9月、アイオワからバークレーに移った93歳の友達が電話をくれた!!! アイオワの老人ホームがいやで、娘や息子がいるバークレーの老人ホームに移ったのだが、まったくハッピーじゃないという。どうしたん、と聞くと、日本食やらアジア食は一切出ず、アメリカ食ばかりで食べられず、痩せたという。子供たちも、忙しいから、となかなかホームを訪れようとはせず、60年暮らしたアイオワとは違い、友達もいないという。ああああああ。人ごとではない。食べ物のこと、友達のこと。。でもまあ、外でたばこを吸いながら電話くれたようで、まだまだ声に張りがあった。家族に囲まれて、私のことなど忘れたのかも、それはそれで幸せなことだ、と思っていたら、向こうも、私が彼女を忘れたのでは、と思っていたらしい。引っ越しの前にもらった電話番号は、かけてみると変なところにかかるし、今日だって、老人ホームの名前を間違えて教えてくれていた。結局、ネットで調べて、そちらにこういう名前の人はいますか、と尋ねなければならなかった。高齢者と話すということはそういうことである。一切当てにならず。。(笑)でも、とにかく再び連絡ができるようになってよかった。これでまたカリフォルニアへ行く楽しみができた!!! 楽しみといえば、今日は、いつもの行きつけのコピー屋で、おかしな妄想を抱いて、一人にたりにたりしていた。コピーやはインド人経営だが、このごろマネージャーに、若い混血のインド人をおいている。オーナーの知り合いだろう。英語から判断して、アメリカ育ちの二世だろう。膚の色から判断すると、親のどちらかが白人かもしれぬ。とにかくかっこいいのである。(笑)で、今日、私が店に入って、コピーの器械のキーをもらおうとすると、店員の若い白人の女が、私のことなど知らん顔をして、キャッシュマシーンから紙幣を取り出して、金勘定している。で、私が、もう閉店ですか、と聞くと、いや、私のシフトを締めてるだけ、みたいなことを言う。次に誰かが来るのだろう。それでも、私には知らん顔である。お前なあ、という気持ちが出そうになったころに、そのかっこいいインド人の男の子が出てきて、キーを渡してくれた。さすが、やっぱりアジア系だ、それもインド人だ、商売を知っとるのお。客が大事とようくわかっているのだ、と私は一人にこにこ。客のことなど知らん顔している白人女に、お前、そんな調子だと、すぐに首になるぞ、インド人は怖いぞ、と心の中でぶつぶつ。。(笑)次に、コピーを終えて、今度は支払いしようとカウンターへ行くと、あほの白人女、まだ金勘定している。で、相変らず私のことは知らん顔である。コンピューターに向かって何やら叫んでいる。要するに、金勘定して合わないのである。情けない女だ、そろそろ私の中の何かが頭をもたげだしたころに、これまたインド人の男の子がいいタイミングで出てきて、私のキーを受け取り、料金を計算しはじめた。その時である、その白人女が、甘えた声を出して、これ見て、私、こんなにお金が余ってるの。。みたいなことを言った。その声の調子と男の子を見上げている女の顔つきを見て、おお、この女、この男の子が好きらしいな、気色悪い声だしてるけど、このインド人は相手にしてないよ、この美貌を考えると、お前みたいなアホな白人女にはしょっちょう追っかけられてただろうなあ、で、たぶんアホアメリカ人の女にはうんざりしているに違いない。女に甘い声を出されると、彼は、私はあんたより算数ができるから、とそっけなく言った。そう言われた女の顔と言う男の横顔を交互に見ていると、思わず笑みが浮かんできた。へへへ、この女、振られてるぞ、でもアホだからふられてることには気がつかないよな。(笑) 言われた女は、男の顔を、なごりおしげにちらちら見ながらカウンターを離れた。 そうだ、お前なんか首だ。。。と心の中で言っていると、急に、インド人の男の子に、レシートはいりますか、と聞かれてびっくり。で、現実に戻った(笑)日本人のばばあにじろじろ見られて、これまた居心地はあんまりよくはなかったかも???(笑) 今から40年前にインドへ行ったとき、インド人にとってぶさいくな顔は、日本人やら中国人のような東アジア人の顔だと知った。色は黒いけれど、インド人は自分たちを白人と同じアーリアと考えているとも。。。そうだろ、そうだろ、あんた、カッコいいよ。でも、あんたを追っかけたりはしないよ。ご心配なく。2回もインドに行って、わたしゃ、インド人は苦手だ。。(笑)賢い白人女見つけてがんばってね、と一人一人ぶつぶつ思いながら、店を出た。ばばあのつかのまの、くだらぬ妄想。ああ、楽しかった。(笑)
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